ブラマヨ吉田、世の中の“ブサイク男子”に提言「守りに入るな。攻撃的なブサイクであれ」

ブラックマヨネーズの吉田敬がエッセイ書を上梓 他芸人の本をライバル視する場面も

記事まとめ

  • お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬はエッセイ書『黒いマヨネーズ』を上梓した
  • 吉田はモテない男子について「攻撃的なブサイクであれと。守りに入るなと」と話した
  • また「本屋に行くと若林と山里の本がやたら置いてある」とライバル視した

ブラマヨ吉田、世の中の“ブサイク男子”に提言「守りに入るな。攻撃的なブサイクであれ」

ブラマヨ吉田、世の中の“ブサイク男子”に提言「守りに入るな。攻撃的なブサイクであれ」

ブラックマヨネーズ・吉田敬 (C)ORICON NewS inc.

エッセイ書『黒いマヨネーズ』を上梓したお笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬(45)。『ブラックマヨネーズ吉田敬のぶつぶつ』(2009年)、『人生は、パチンコで教わった。』(14年)に続く著書について「僕を表現する存在と言っていい」と話すほど、本作への熱量は高い。その思いについて、時に熱く、時に冷静に語ってくれた。

■60代との人妻との出会いが、芸人を目指すきっかけに

 同書には、雑誌『パピルス』と文芸誌『小説幻冬』にて、2013年から18年まで連載されたエッセイを収録。自身の初体験話や、相方・小杉竜一への想い、浮気論や東京に対することなど、吉田が日常で感じる様々な気持ちが赤裸々につづられている。

 今年2月に初版が出るとじわじわと増刷を繰り返し、現在では5刷で累計発行1万8000部に到達した。徐々に集まる人気に対し「大型店の本屋に行って、そこに置いてなかったんです。そしたら嫁が“私、聞いてこようか?”と言うんで、聞いてもらったら売り切れと言われたそうで。次の入荷を待っているというのを喜んで伝えてくれて、その話をしてくれる嫁を見て、俺もうれしかったですね」と笑顔を浮かべる。一方で、実家のマンションの目の前にあるという本屋には「置いてなかったんです。吉田の地元というのは知っているはずなので、そこに置いてなかったのは腹が立ちました」とまさかの展開に驚きの様子も見せた。

 同書に収められているエピソードの詳細を語ってくれた吉田。まだ芸人になる前に40代の人妻と会う約束をしたことがあるそう。「カーネル・サンダースの前に、カーネル・サンダースの彼女みたいなのが立っていたんです。ほんまに40代ですかと聞いたら『嘘やねん』と言われて、50代も違う、60代ですかって聞いたら『それは言われへん』と返ってきた」。

 「その人にはどう思われてもいいから、自分を開放的にするエッチができたんですよ。でもラブホテルから出るときに、俺と同い年くらいのカップルが入ってきたんです。そこで視界がセピア色になってカラーがなくなった。自分で自分を許せなくなって、俺の人生このままじゃいかん。お笑いをほんまにやってみようというきっかけになった」と60代の女性との出会いが今の道を選ぶ動機になったと振り返る。

 世の中のモテない男子については「美人に相手にされないなら、動き続けてほしい。攻撃的なブサイクであれと。守りに入るなと。例えるなら、8段の跳び箱を跳べない人って、無理やり跳び箱の悪いところを見つけようとアカンほうに持っていく。そうじゃない。4段でいいからしっかり跳んでいこうよ」と、恋人ができない悩める男の子たちにエールも送った。

■迫りくる締切への苦労、本を広める難しさも実感

 毎月つづっていたエッセイは、25日が締切日で忙しい日々を送っていた。「提出し終わった後の開放感はやばかったし、自信にもつながりました」と継続の大切さを熱弁。執筆活動には、有名作家や他の芸人の著書を参考にすることもしなかった。「パクったみたいに捉えられるのも、インスパイアされるのも嫌ですし。誰かのようになれたらというのはないしライバルとかもいない。ただ、本屋に行くと若林(恭一)と山里(亮太)の本がやたら置いてある。強いて言えばあのふたりがライバルですね」と不満顔になる一面も。

 今後の執筆活動については「燃え尽きてしまったんですよ。コラムの仕事だとまたあの地獄がやってくるので、今は休むと決めてます」としばらくは本業に専念する。しかし、「パソコンが使えないんですよ。小説をやるならパソコンを習わないとですね。ただ、チャレンジはいつでもできますから、今の仕事が暇になったら考えるかもわからないですね」と次回作への期待もほのめかした。

 ただ、本を出版した当初は苦労したようで「最初は本を置いてもらえなくて、ツイッターで告知しまくって少しずつ置いてもらえるようになりました」と喜ぶ。最終目標を聞かれると「青天井ですね。100万部いっても、もっと見てくれと思いますけど、本屋に本を置いてもらうことのシビアさを知ったので難しい。内容には自信あります。これでおもんないと言われたら、その人とは絶縁ですわ」と本を広める難しさを実感したと共に、中身については確かな自信を持つ。

 「仕事に疲れている人にぜひ読んでほしいですね。読んでいる時間だけでも楽しかったと思ってほしい」と、日々仕事に生きるサラリーマンにこそ、手に取ってもらいたいと願いを込めていた。

◆吉田敬(よしだ・たかし):1973年6月27日生まれ 京都府出身
吉本興業所属。98年、小杉竜一とお笑いコンビ・ブラックマヨネーズを結成。02年に『上方漫才大賞』の新人賞を受賞。05年に『M-1グランプリ』で優勝を果たすと一気にブレイク。現在はフジテレビ系昼の情報番組『バイキング』(月曜レギュラー 前11:55)や、関西テレビ『村上マヨネーズのツッコませて頂きます!』(毎週日曜 深0:30)などにレギュラー出演。『よしもと男前ブサイクランキング』では03年、07年、09年度に自身最高の2位となっている。

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