『緊急取調室』“謎”が一気に回収される最終回

『緊急取調室』“謎”が一気に回収される最終回

6月20日放送、『緊急取調室』最終回より。主演の天海祐希は土下座するのか?(C)テレビ朝日

女優の天海祐希が主演するテレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』はきょう20日(後9:00〜10:09※15分拡大)に最終回が放送される。これまでの“謎”が一気に回収される快感を味わうことができるだろう。

 第1話が伏線となっていた、同窓会で同級生らを毒殺した罪で起訴された被告人・北山未亜(吉川愛)の件。最終回は、未亜の取り調べの続きからはじまる。「手をついて頭を下げろ」と言われた真壁有希子(天海)は、土下座をするのか?という関心から、グイッと引き込まれる。この取り調べの最中に、有希子が未亜に言う「○○は続く」というせりふが、終わりの方でも繰り返されてすごく利いてくる。

 かつて山のキャンプ場を襲った土砂崩れから救出された、未亜と、医大キャンパスで起こった同級生刺殺事件の被疑者・藤井卓生(坂東龍汰)の関係も明らかに。二人を救った地元中学の元校長・染谷巌(吉田鋼太郎)は、なぜ崖から突き落とされたのか。未亜は、染谷に“警告”するため、藤井に複製させた毒物を同窓会の飲み物に混入したと供述するが、なぜそれが警告になるのか?

 さらに、山の中で倒れている姿が映し出された管理官・梶山勝利(田中哲司)の安否も気になるところ。そんな中、都心のゴミ箱から梶山の携帯のみが発見される。梶山の身を案じながらも、有希子らは転落事故の件で染谷の聴取を開始。当初はあくまで「自ら発作的に身を投げた」と主張していた染谷だったが、やがて「本当のことを話す」と切り出し、未亜と藤井との面会を懇願し始める。一方、有希子はその際の何気ない会話の流れに鋭く反応する。

 謎多き事件の真相を解き明かされていく中で、未亜、藤井、染谷には、それぞれにやましさや後ろめたさがあって、その不安が攻撃性に転じたり、言いなりになったり、自分を正当化しようとして、ここまでしてしまうのか、と人間の弱さを見せつけられる。逆に有希子をはじめ、キントリのメンバーにはお互いに後ろめたいところがまったくないから、正々堂々としていられるのかな? そこがキントリチームの、このドラマの魅力だったんだと、改めて気付いたところで最終回なんて。現構成メンバーの正式変更というフリのオチもスマートだ。

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