園子温監督、心筋梗塞ネタにボケる「Netflixに慰謝料を…」手術後初公の場で軽快トーク

園子温監督、心筋梗塞ネタにボケる「Netflixに慰謝料を…」手術後初公の場で軽快トーク

『Netflixオリジナル作品祭』に参加した園子温監督(C)ORICON NewS inc.

映画監督の園子温監督(57)、俳優のでんでん(69)、椎名桔平(54)、満島真之介(30)が25日、都内で行われた『Netflixオリジナル作品祭』に参加。『愛なき森で叫べ』でメガホンを取った園監督は、今年2月に心筋梗塞と診断され、緊急搬送されて手術を受けたが「1回死んで蘇った。全ての原因はNetflix。これのストレスのせいで倒れたと言っても過言ではない。ものすごい編集の量で…」と暴走トーク。「Netflixに慰謝料を払っていただきたい」とボケて会場をわかせた。

 園監督は3月に豊橋市で行われた『とよはし映画祭』にビデオメッセージを送ったが、報道陣の前に姿を見せるのは初めて。復帰の場で軽快なトークを披露した。
 
 でんでんは「大変ですよ。とにかく手抜きがダメ」と園組のこだわりを紹介。叩くシーンも本気でやっているそうで「テストのときから本腰。1発、2発じゃない。10発以上。それを何回もやる」と文字通り体を痛めつけての熱演だったが「叩いてるシーンはカット。あのときの体を張った芝居は、どこに行ったんだ!」とボヤいた。でんでんを叩いた椎名は「アドリブなんです。長回しでやるので」と裏話を披露し「先輩なので気を使いながら…」と話したが、でんでんは「そんなことないね」と否定して笑わせた。

 園組でスタッフとして助監督も務めていた満島は、3度目の園監督作品出演も「まだ助監督扱いでした」と明かしたが、「すごく喜びを感じています」と笑顔。ただ、園監督から“さん”付けで呼ばれると「さんは止めてもらっていいですか…」と気恥ずかしそうにしていた。

 本作の主人公は、冷酷な先天的犯罪者・村田丈(椎名)。表面上は明るく快活だが、実際は他人を精神的に支配し、金を搾り取り、残虐な犯行を行わせる。満島は「何かでかいことをしたい」と上京し、自主映画サークルの仲間たちと猟奇的な事件に巻き込まれる若者・シン役、『冷たい熱帯魚』にも出演し園作品の常連とも言えるでんでんは、村田に籠絡(ろうらく)される娘を通じて事件に絡め捕られていく父親を演じる。

 実際の猟奇殺人事件にインスパイアされて生まれた『冷たい熱帯魚』や『恋の罪』では、善悪のはざまでうごめき合う深い人間描写が、日本のみならず世界中に衝撃を与えたその監督。新作も、ある猟奇的殺人事件にインスパイアを受けている。

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