生き抜くために“キモく”なった? 「キモい展」担当者に聞くヒットの理由

生き抜くために“キモく”なった? 「キモい展」担当者に聞くヒットの理由

東京ソラマチ・スペース634にて開催中のイベント『キモい展2』エントランス (C)oricon ME inc.

世界中の気持ち悪い生き物を、五感で体験できる展覧会『キモい展2』が東京ソラマチ・スペース634にて開催中。4月には、累計来場者が30万人を突破した人気コンテンツだ。日時限定コーナーとして、NASAも注目しているという“昆虫食”の試食会や、VRを用いた企画、実際にキモい生き物に触ることができるコーナーなどを展開。また、キモい展名物となっているゴキブリタワーも話題となっている。そんな、『キモい展』の担当者にヒットの理由や、コンセプトなどを聞いた。

■ただ“キモい”だけではない、「生き抜くための創意が詰まったフォルム」

――『キモい展』のコンセプトを教えて下さい。

私たちが、“気持ち悪い”と感じる姿形・色・生態は、生き抜くための創意が詰まった、生き物たちのとっておきのフォルムであり、他には変えられないものです。貴重な生き物たちを、ただ“気持ち悪い”だけで終わらせないで、一歩踏み込んでじっくり観察して欲しいです。

――「キモい生き物」の定義は何でしょうか?

一般的に“気持ち悪い”と感じる姿形や色など、少し変わったものを持った生き物たちと、定義しています。

――なぜ「キモい生き物」を取り上げて展示しようと思ったのですか?

世の中には、見たことのないような奇妙な姿をした生き物たちがたくさんいます。なぜそんな色なの?なぜそんな形なの? と、知らない生き物に興味を持ってほしいと思い、取り上げました。

――お客様の言葉はどのようなものが多いですか?

「キモい!」「うわー!」などびっくりした声がある一方で、「なぜこんな姿になったんだろうね?」と疑問の声も数多くいただきます。

――お客様の層はどういった方が多いでしょうか?

カップルや、小学生くらいのお子さんを連れた親子などが多く来場されます。

――一番人気のある生物・仕掛けは何でしょうか?

今回から新設された、ジャイアントミルワームが一面に広がる通称“キモいテーブル”が人気です。

■“昆虫食”の販売や試食会も 「これからの食糧として注目、良い面を知ってもらいたい」

――近年、注目を集めている昆虫食の試食会や販売もしているとのことですが。

見た目で敬遠してしまう昆虫食ですが、栄養素が豊富に含まれており、これからの食糧として注目され始めています。興味を持ってもらい、昆虫食の良い面を知ってもらいたいという想いから販売しています。

――来場者数30万人を突破するほどのヒットになっている要因は、何だと思いますか?

世の中の変わった生き物を見てみたいと言う、お客様の好奇心を刺激できたからではないでしょうか。

――企画立ち上げ当初、このようなヒットは予想出来ましたか?

予想はできませんでしたが、こういった企画は、お客様に興味を持ってもらえるのではないかという期待はありました。

――今回の『キモい展2』で、今までになかった新たな仕掛けはありますか?

「キモ臭」という、臭いにスポットを当てたアトラクションを新設しました。見た目だけでなく、新しい視点からも楽しんでもらおうとの狙いがあります。

――今後の『キモい展』の目標などはござますか?

さらに多くのお客様に、世の中の生き物について知ってもらえるように、生き物や見せ方を工夫して、さらなる発展を目指しています。

関連記事(外部サイト)