水着レイヤーのウィッグへのこだわり「その場の環境に左右される」

水着レイヤーのウィッグへのこだわり「その場の環境に左右される」

『世界コスプレサミット2019』に参加したコスプレイヤー・うらまるさん(左)、山羊窓子さん(右) (C)oricon ME inc.

例年20万人以上のコスプレファンが駆けつける、世界最大規模のコスプレイベント『世界コスプレサミット(WCS)』。17回目となる今年は、愛知県名古屋市の各会場に加え、東京ドームシティでも開催。40の国と地域を代表するハイレベルなコスプレイヤーたちが集結し、大盛り上がりとなった。今回は、名古屋会場のコスプレエリアで見つけた、魅力溢れるレイヤーにクローズアップ。衣装やウィッグ制作において、こだわったポイントを聞かせてもらった。

 例年通り、酷暑の中での開催となった『WCS2019』。暑さ対策として、水着など布面積が少なめの衣装で参加していたレイヤーも多かったが、『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムに扮する山羊窓子さんは、衣装よりもウィッグの仕上がりに注目してほしいと語る。

 「以前、レムのコスプレをしたとき、毛先を平行にカットしていなくて、中途半端な出来になってしまったんです。そのときの反省を活かして、今回は長さや毛先の角度を入念にチェックしつつ、ウィッグをカットしました」とアピール。また、セクシーな衣装については「真夏のイベントということでちょっと頑張ってみました。衣装負けしないように体も絞ってきたので、大勢の方に写真を撮っていただけて嬉しいです」と話してくれた。

 『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネに扮するバニさんも、水着衣装よりウィッグのデザインにこだわったそうで、「紫一色ではなく、毛先がグレーになっている方が、よりアカネらしいな…と思って。いろいろ探し回って、いちばんいい色味のウィッグを選びました」とのこと。ちなみにバニさんは、『WCS』は今回が初参加らしく、感想を聞いてみたところ、「東京のイベントとはまた違った雰囲気で楽しいですね。ものすごく熱気があって、撮影の合間にステージイベントも覗きに行けたりして。来年もぜひ遊びに来たいです」と、興奮気味に語ってくれた。

 そんな山羊窓子さん、バニさん以外にも、『Fate/Grand Order』のカーミラに扮する照井るゐさんや、『ONE PIECE』のナミに扮するななせあらたさんなど、水着衣装を着こなすレイヤーは他にも大勢いたが、彼女たちもまた、衣装よりウィッグの仕上がりにこだわったという。話を聞いてみると、衣装は家で完璧な状態に作り込むことができるが、ウィッグは実際に会場で被り、その場の環境(気温や天候、湿気、風の強さなど)も踏まえたうえで、適宜、調整を加えていかないと、ぴったり馴染む仕上がりにならないから…とのことだった。ちなみに、照井るゐさんは髪の結い上げに、ななせあらたさんは外ハネに、それぞれこだわったそうで、それらの部位もさり気なくアピールしつつ写真撮影に応じていた。

取材・文=ソムタム田井

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