【いだてん】三谷幸喜、映画監督の市川崑役で出演 1964年東京オリンピックを撮る

【いだてん】三谷幸喜、映画監督の市川崑役で出演 1964年東京オリンピックを撮る

大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)』1964年東京オリンピックの記録映画を担当した市川崑監督役で三谷幸喜の出演が決定

NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)』の出演者が新たに発表された。大河ドラマ『新選組!』『真田丸』の作者でもあり、映画監督としても活躍する三谷幸喜が、1964年東京オリンピックの記録映画を手掛ける市川崑役で出演する。大河ドラマは『功名が辻』(2006年)以来、2作目の出演となる。

 市川崑は、黒澤明に代わり、急きょ、映画『東京オリンピック』の監督に就任。「記録映画も美しく撮ればいい」の言葉どおり、完成した作品は極めて芸術性の高いものとなり、当時の興行記録を塗り替える大ヒットとなった。

 そのほか、1964年東京オリンピックのために国立代々木競技場を設計した建築家・丹下健三役に松田龍平。東京オリンピック組織委員会会長・津島寿一役に井上順。「所得倍増計画」を打ち出して戦後の高度経済成長をけん引し、1964年東京オリンピックを首相として見届ける内閣総理大臣・池田勇人役に立川談春。

 1945年(昭和20年)8月6日、原子爆弾が投下された広島で生まれた陸上選手で、1964年東京オリンピック出場を目指していたが代表選考会で敗退。田畑によって最終聖火ランナーに抜てきされた坂井義則役に井之脇海。国立競技場のすぐそばにある食堂「水明亭(すいめいてい)」店主役にカンニング竹山。

 『いだてん』は、次回第36回(22日放送)で、「前畑がんばれ!」のフレーズで知られる前畑秀子が日本人女性初の金メダルに挑んだベルリンオリンピック(1936年)が描かれる。前回第35回(15日放送)で、1940年東京オリンピック招致が決定。しかし、1937年に日中戦争が勃発。東京オリンピックも、戦争の波に飲み込まれていく。

 今回、キャスト発表された登場人物は、1964年東京オリンピックに関係してくる人々。1964年10月10日の開会式。それは、1940年東京オリンピックの悲劇を乗り越えた日本の悲願であり、「いだてん」のゴールでもある。

 作者の宮藤官九郎は「いよいよ佳境です。僕にとってはずっと佳境なのですが。このたび1964年東京オリンピックパートの新キャストが発表になりました。まだ出るか! まだ出すか! なんで出るんだ!? という超豪華な顔ぶれに驚きを隠せません」とコメントを寄せた。

 さらに、クライマックスを楽しむためには、第36回からの「幻の東京オリンピックパートをしっかり観みることです。今こそ観なくちゃ。戦前の招致活動とその反省が、1964年東京オリンピックへの布石となって結実する。作者として最も心血を注いだ部分であり、手前みそですが、最も大河ドラマ的な流れを意識した部分です」と、力説する。

 「『物語や時間があっちゃこっちゃ飛んで分かりにくいんでしょ』という風評で観てない貴方あなた、もったいない。ここからは飛ばないし分かりにくくもない。じっくり腰を据えて近代スポーツ史を、そして戦後復興から1964年東京オリンピックまでを描きます。『いだてん』いよいよ最終章、です!」と、視聴を呼びかけている。

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