上野樹里『朝顔』撮了 時任三郎は「最高のお父さんでした」

上野樹里『朝顔』撮了 時任三郎は「最高のお父さんでした」

月9ドラマ『監察医 朝顔』の父娘がクランクアップ(左から)上野樹里、時任三郎(C)フジテレビ

女優の上野樹里、俳優の時任三郎が、23日に最終回を迎えるフジテレビ系月9ドラマ『監察医 朝顔』をこのほどクランクアップさせた。

 同ドラマは法医学者の万木朝顔(上野)と、父で刑事の平(時任)という異色の父娘が、各話で、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かし、見つけ出された遺体の“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまを描くハートフルなヒューマンストーリー。

 朝顔は、東日本大震災で母を失ったことで法医学者を目指し、新米の時からさまざまな事件を経験しながら、結婚・出産を経て、そして、幼なじみの妻という、初めて身近な人の遺体を前にしたことで手が震え、今もなお解剖ができなくなっている。平は、朝顔の成長を見守る一方で、東日本大震災発生時に、仕事で朝顔と里子(石田ひかり)の隣にいられなかったことから、以来、自分を責め、時間があれば東北に向かい、今なお里子の遺体を探し続けている。

 そんな上野と時任は、父娘がそろう最後のカットを撮り終えると「上野樹里さん、時任三郎さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がり、盛大な拍手とともに、演出の平野眞氏から花束が贈られた。

 まず、時任が「終わってしまいましたね…。もうちょっと、やっていたかったかな、という思いもありますが(笑)。気遣いとか、思いやりのあふれるステキな現場でした。個人的には至らないことは多々あるんですけど、初じいじ役を楽しくやらせていただいて、とてもとても貴重な時間を過ごせたな、と思っています」と感謝。

 上野やスタッフに対して「樹里ちゃん、いろいろありがとう。家族のように接してくれて、一緒に芝居をしていても、あるいは観客として、いち視聴者として見ていても、心を揺さぶられることが多々あって、すごく良い時間を過ごせたな、と思っています。スタッフのみなさんも本当に、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました」と呼びかけた。

 その後、上野が「これまで、本当にいろいろありました。最初からいろんなことがあって、私の見えないところでスタッフの方々が、たくさん動いてくださって、ラストカットも、こんなにすばらしい環境の中で撮影をさせていただき、本当にありがとうございました。ご飯もいつも美味しくて、現場で暮らしているような感じで撮影ができました」と思いを伝えた。

 撮影現場の雰囲気にも触れ「常に監督やスタッフのみなさんが、やわらかい空気を作ってくださって、とても調和の取れたチームで、みなさんが持っているよさが画面に映っていると思います。こんなに温かい作品に携わることができて、とてもうれしいです」と感慨深げ。「時任さん、本当にありがとうございました。最高のお父さんでした。朝顔は私より未来を生きているので、朝顔をお手本にしながら、これからも頑張りたいと思います。皆さん、本当にお疲れ様でした!」と万感の思いとともに、今後への決意も口にしていた。

 およそ4カ月に及ぶ撮影をかみしめるように2人はあいさつし、『朝顔』の現場を終えた。

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