グラドルとしても活躍中の美女「10年前は“隠れて楽しむ趣味”というイメージだった」

グラドルとしても活躍中の美女「10年前は“隠れて楽しむ趣味”というイメージだった」

グラドルとしても活躍する、藤田いろはさん (C)oricon ME inc.

いよいよ12月。年末の大型イベント『コミックマーケット97』の開催が近付き、さまざまな情報を耳にする機会も増える。そんな『コミケ』の見どころのひとつでもある“コスプレ”は、日本を代表するポップカルチャーでもあり、コスプレイヤー出身のアイドルやタレントも、今や珍しくない。今回はグラビアアイドルとしても活躍するコスプレイヤー・藤田いろはさんにインタビューを実施。現在の活動の経緯やグラビア業界とコスプレの親和性などを話してもらった。

■撮影会モデルへの道はカメラマンの一言から「“見返してやる”という気持ちが動機」

――ミスFLASH2020の選考オーディションにも参加されていますが、グラビアアイドルとしての活動は、いつごろから始められたのでしょう?

【藤田いろは】大学生のころからモデル撮影会に参加していたので、そこから数えるなら、4年くらいですね。本格的にグラビアの仕事を始めたのは、2019年に入ってからです。3月に初めてイメージDVDを出したので、それをスタートとするなら、活動歴はまだ1年も経っていない新人です。

――コスプレとグラビアアイドルの活動は、どちらから先に始められたのでしょう?

【藤田いろは】コスプレの方がかなり先です。そこから派生して、グラビアのお仕事もさせていただくようになりました。

――コスプレをするようになったのは、いつからですか?

【藤田いろは】中学生のころ、コスプレをしている友だちがいたんです。すごく楽しそうに話していたのが印象的で、「私もやりたい」と思い、高校に入ってから本格的に取り組むようになりました。でも、当時はまだ“コスプレは隠れて楽しむ趣味”というイメージだったので、そのことは仲のいい友だちにしか話していなくて。自転車で通える範囲の、地元の小規模なコスプレイベントに参加していました。

――その後、モデル撮影会にも参加されるようになった…とのことですが、こちらはどういった経緯で?

【藤田いろは】大学に入ってからは、都内の大型イベントにもちょくちょく参加するようになり、コスプレイヤーやカメラマンの知り合いもたくさんできました。あるとき、仲良くしていたカメラマンさんが「〇〇さんは撮影会に参加するようになって、ポージングがすごくきれいになった」と、違うレイヤーさんを褒めていて。比べられることに腹が立ったので、「撮影会に参加するとそんなにスゴイの? だったら私もやってやる!」と、怒りの感情で応募してみたところ、参加させてもらえることになりました(笑)。そこでイベント参加とはまた違う楽しさがあることを知って、今ではすっかりライフワークのひとつになっています。

――その撮影会への参加がきっかけで、グラビアアイドルへスカウトされたという流れでしょうか?

【藤田いろは】芸能の仕事には憧れがあったので、撮影会経由で何度か紹介していただいたんですけど、なかなか「これだ!」と思えるものを見つけ出せなくて。「自分が本当にしたいことは何なのだろう?」と考えていたときに、たまたま目にした川崎あやさんのグラビアに感銘を受けたんです。

――衝撃的な出会いだったんですね。

【藤田いろは】はい。いわゆる“グラドル”って、胸が大きくないとできないと思っていたので……。スレンダーな体型で“くびれ”を武器に、第一線で活躍されている姿は本当に衝撃的でした。そこから「私も自分だけの強みを見つけて、グラビア活動を頑張りたい」と思うようになりました。本格的に活動するからには、あやさんと同じ事務所に入りたい…と思い、応募したところ、所属させてもらえることになったんです。


■グラビアの仕事は“藤田いろは”というキャラクターを演じる「コスプレと感覚は似ている」

――たまたま見かけた写真がきっかけで方向性が決定した…というのは、おもしろいエピソードですね。ちなみに2019年で、特に力を入れて取り組まれた活動は何ですか?

【藤田いろは】やはり、ミスFLASH2020の選考オーディションがいちばん大きかったですね。選考活動の一環として、6月から10月にかけてほぼ毎日、3時間近くの配信を続けたんです。しゃべることには自信があったんですけど、一番見ていただける夕方から夜にかけての時間を他のことに割けませんし、予定のやりくりも含めてめちゃくちゃハードでした。

――もし、ミスFLASH2020に選ばれた場合も、コスプレ活動は続けますか?

【藤田いろは】コスプレ活動禁止とは言われていないし、趣味としてコスプレは続けていきたいと思っています。イベントに参加したり、スタジオ撮影をしたり、月に2〜3回はやっていければいいなと思っています。

――どんなに忙しくてもやりたくなってしまう、コスプレの魅力とは何だとお考えですか?

【藤田いろは】衣装制作などの準備も含めて、取り組んでいる時間そのものが楽しい趣味ですね。表情やポーズ、メイクなども、ただ絵を見て真似るだけでなく、徹底的にそのキャラになりきって取り組む感覚は、いちど体験したらやめられないですよ。

――素の自分をさらけ出す、グラビアの撮影とは真逆の発想ですね。

【藤田いろは】ただ、私の場合はグラビアの撮影のときも、“藤田いろは”というキャラクターを演じているので、気持ちのうえではコスプレに近い感覚かもしれないです(笑)。

――コスプレ活動で得た知識や経験が、グラビアのお仕事に活きていると思うことはありますか?

【藤田いろは】ポージングの基礎は同じだと思うので、コスプレの経験が役に立っているなと思います。でもコスプレの場合は、アニメやゲームのキャラクターを意識した独特のものが多いですよね。その経験をグラビアアイドルとしての写真撮影の際にも活かせたら、他の人にはない私だけの武器になるので、これからも両立して、ポージングの研究に取り組むつもりです。

――藤田さんにとってコスプレとはどんなものですか?

【藤田いろは】今こうして、グラビアアイドルとしてお仕事ができていることも、元を辿れば、コスプレイヤーとしての活動があったからこそなので、コスプレとはまさに“私を構成するルーツ”そのものですね。ずっと続けていきたい、大好きな趣味です。

――卒業を考えたりすることはありますか?

【藤田いろは】学生のころは、「10代のうちだけできる遊びだな」と思っていましたが、むしろ20歳を超えてからのほうが熱心に取り組むようになったし、25歳になっても、まだまだやりたいという気持ちが強いので、たぶん30歳を超えても続けていると思います(笑)。「このキャラのコスプレをしたい」と思える作品がある限り、挑戦し続けたいですね。


取材・文=ソムタム田井

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