【スカーレット】第12週「幸せへの大きな一歩」振り返り

【スカーレット】第12週「幸せへの大きな一歩」振り返り

連続テレビ小説『スカーレット』第12週・第72回より。喜美子(戸田恵梨香)と八郎(松下洸平)の結婚を記念して写真を撮る一同(C)NHK

NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月〜土 前8:00 総合ほか)。第12週「幸せへの大きな一歩」(第67回〜第72回:12月16日〜21日)を振り返る。

 昭和35年の正月。川原家に東京で働く直子(桜庭ななみ)が帰ってくる。だが喜美子(戸田恵梨香)は久しぶりの再会もそこそこに、陶芸展に出品する作品作りに励む八郎(松下洸平)を手伝うため、会社へ。陶芸展での八郎の入選が、常治(北村一輝)の出した結婚を認める条件だったからだ。

 しかし期限が迫る中、八郎の創作は思うようにはかどらない。そんな中、大野(マギー)から珈琲茶碗の制作を頼まれてしまう。喜美子は八郎の珈琲茶碗作りを手伝いたいと、涙ながらに訴える。結婚に向けた試練を二人で乗り越えたいという喜美子の願いを八郎は受け入れ、茶碗の半分を喜美子に任せて、自分は陶芸展の作品作りに集中することに。

 喜美子は早速、茶碗を作り始める。本格的に取り組むのは初めてのことだが、集中力を発揮して珈琲茶碗を作り上げ、八郎を驚かせる。しかし商品としていくつも作るのは、並大抵のことではない。深夜になっても帰ってこない喜美子を心配して常治は、マツ(富田靖子)に様子を見に行かせる。

 徹夜で10個の珈琲茶碗を作り上げた喜美子。初めての作陶に喜びを覚える。八郎が作った分と併せて仕上げの作業を進め、最後の工程に入る。無事、茶碗が焼き上がるよう祈りつつ、完成を待つことに。肝心な陶芸展へ向けた作品作りはまだこれからだが、二人は結婚後の想像を膨らませる。手にしたノートに将来の夢を次々書き込んで、語り合っていると、「初めてのキスはいつ?」と八郎が言い出して…。

 初めてのキスをした喜美子と八郎は結婚に向かってまい進。それぞれ10個ずつ作った珈琲茶碗を納品し、お金になったことで、喜美子は喜びを実感する。陶芸展に出品する八郎の作品も完成。喜美子は二人の結婚条件の入賞は間違いないと確信して、早くも結婚後の生活に思いを巡らせる。

 一方で、常治は喜美子と八郎のためにこっそり家の増築に取り掛かっていた。口では反対しているが内心、喜美子と八郎の幸せを願っている。そして朗報が。八郎がめでたく新人賞を受賞したのだ。その知らせは信楽中に広まり、祝福の声が次々に届く。

 八郎の陶芸展受賞祝いと、喜美子と八郎の結婚祝いが開かれた夜、常治(北村一輝)と八郎は、初めて2人で酒を酌み交わし、常治は「息子が欲しかってん。頼むな」と八郎に語りかける。喜美子も八郎の姉のいつ子(しゅはまはるみ)から弟への思いを聞いて、八郎を大切にしたいと気持ちを新たにするのだった。

 喜美子と八郎の結婚を記念して、家族写真を撮ろうとした矢先、喜美子が作った珈琲茶碗が気に入ったと、窯業研究所の橘ひろ恵(紺野まひる)から発注の話が舞い込む。婚礼衣装のまま駆けつけた喜美子と八郎。しかし、注文量の多さに断念せざるを得ず、早く力をつけようと誓うのだった。

 月日は流れ昭和40年夏。川原家の敷地には喜美子と八郎の作業場が完成し、2人の間には武志という男の子が生まれ、すでに4歳になっていた。

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