歌舞伎町ホストによる歌会が書籍化 コロナ禍“夜の街”で切実な思いを詠む「カラダは離すもココロは密で」

歌舞伎町ホストによる歌会が書籍化 コロナ禍“夜の街”で切実な思いを詠む「カラダは離すもココロは密で」

『ホスト万葉集』(講談社)が発売

2018年から月に一度行われている、出勤前のホストたちによる「ホスト歌会」。歌舞伎町のホストクラブ「スマッパ!グループ」会長の手塚マキ氏、所属ホスト75人が参加した同会から生まれた900首の中から、珠玉の300首をまとめた『ホスト万葉集』(講談社)が、きょう6日に発売された。

 ベストセラー『サラダ記念日』の俵万智氏、歌壇で活躍する若手歌人の野口あや子氏、小佐野彈氏が選歌・指南を担当。2020年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から“夜の街”への外出自粛も要請され、歌舞伎町にも最大の危機が訪れているが、営業ができない期間にも、ホストたちはZoomを使った歌会や勉強会を続けていた。

 同書には、そんな歌舞伎町のリアルな今がにじみ出る作品が続々。焦燥、恋愛、悩み、希望、欲望、虚実の間で繰り広げられる愛情ゲーム、仕事と割り切れない男女の感情などを読み取ることができる。

■『ホスト万葉集』より抜粋
見つめ合い あ、これダメだね 照れ笑い カラダは離すもココロは密で
夜が更けて意外と広いゴジラ前 静けさ光る靖国通り
自粛中ライトも消えた看板の 君の笑顔がなんか寂しい
眠らない街といわれたネオン街 たまにはゆっくりおやすみください

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