浜辺美波×北村匠海インタビュー 映画『キミスイ』後に感じた意識の変化

浜辺美波×北村匠海インタビュー 映画『キミスイ』後に感じた意識の変化

映画『君の膵臓をたべたい』にW主演する浜辺美波、北村匠海 (C)ORICON NewS inc.

 “キミスイ”の愛称で支持を集める、住野よる氏の小説を実写化した映画『君の膵臓をたべたい』(28日公開)。同作でW主演を務め、みずみずしい演技を披露している女優・浜辺美波(16)と、ダンスロックバンド・DISH//としても活躍する北村匠海(19)がORICON NEWSのインタビューに応じ、作品の魅力などを語ってくれた。

 映画版は、原作=過去から12年が経った現在が描かれ、2つの時間軸が交差する物語が展開。重い膵臓の病を患うヒロイン・山内桜良を浜辺、桜良の病気を唯一知ることになるクラスメイト【僕】を北村、現在パートで教師となった【僕】を小栗旬、桜良の親友・恭子を北川景子が演じる。

――桜良は、男性が“理想の女性”として思い描く姿だと思いました。演じていて苦労はありましたか?
【浜辺】男の子にも女の子にも好かれる人気者だったので、どういう風に演じようか悩みましたが、魅力的に感じた屈託のない笑顔や、天真爛漫さを表現しました。私も桜良みたいな女の子になれたらいいなって思いますけれど、なれないと思います(笑)。私と桜良は真逆だと思っていましたが、1つだけ似ているところがあったんです。桜良はつらいときこそ笑顔を作れる子で、私も口角を上げると幸せな気持ちになれるって信じています。

――北村さんも【僕】と似ているところがあったそうですが、どういうところですか?
【北村】僕の中学生の頃と似ている部分がありました。他人と壁をつくったり、ある程度の距離を保って接しているような。自分だけの世界で生きているような感覚が、僕にも中学生の頃にあったので、役のクセも手に取るようにわかって演じやすかったです。自分でも合っていると感じたし、周りからもそう言ってもらえたので、ぜひ演じてみたい役でした。

――同作を経験したことで、役者として変化はありましたか?
【浜辺】“死と向き合う少女”という、理解するのが難しい役を演じさせていただいて、お芝居との向き合い方でたくさん成長したところはあると思います。主演という立場で、役や作品に対する思い入れを強く感じることができたからこそ、今後適当なことはできないし、これからが大事だと思っています。

【北村】今までに出演した作品含め、初主演を務めたことで自分の中でさまざまな感覚が芽生えました。どんな役でもとりあえずやってみたいし、自分なりのスタイルでどんな役でも溶け込みたいです。

――浜辺さんは人気アニメを実写化したドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』でのめんま役や、NHK朝の連続テレビ小説『まれ』が話題になりましたが、放送当時の反響はどうでしたか?
【浜辺】街などで気づかれるときに『めんま』って呼ばれることが多かったです。『まれ』は、おばあちゃん世代からも声をかけてもらうことが多かったですね。出演させていただいたからこそ話が広がることも多かったので、うれしかったです。

――『あの花』のように、今回も原作のある作品でしたが、実写化した作品に出演されるときに一番意識されていることは?
【浜辺】私自身、漫画やアニメ、小説を読むので、原作に親しんでいる方のイメージがどんなに大切で、キャラクター愛や役柄を愛する気持ちの強さは理解しているつもりです。とにかく原作を大切に思っています。

【北村】『キミスイ』の場合はベストセラーなので、読者の方々のイメージは絶対にあったと思います。そういう人たちを裏切りたくないっていう気持ちはありますし、役者として、映像化するときは自分なりの【僕】でいたいという思いもありました。映画が公開されて原作ファンの方に届くことは、怖さもありながら楽しみでもあります。

――2017年はもう半年が過ぎましたが、今年新しく初めたことはありますか?
【浜辺】かき氷にはまっています。最近、かき氷を年中食べていたいって気づいたので、とりあえずシロップを2種類買いました。あとは、かき氷機を買えば完璧です!

【北村】今年二十歳になるので、自分の中でいろいろ計画があって、貯金を始めました。親孝行もしたいので。

――最後に、仕事とプライベートの目標を教えてください。
【浜辺】女優を続けることが目標です。役柄に寄り添った感じ方をして表現できる女優さんになりたいです。プライベートでは、やっとジムに通いだして運動をちょっと始めたので、習慣化したいです。いつかはアクションもできるように目指します。

【北村】今は音楽と役者の両方やっていますが、役者と音楽のときは同一人物だと思われたくないんです。作品に溶け込める役者を目指しているので、いろんな役と出会いたい。プライベートでは、カメラが趣味なので、いつか仕事につなげられたらと思って、照明を学んでいたり、5年後、10年後に何か手にできるように、趣味を楽しんでいます。

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