しりあがり寿氏、ドラえもん展でアニメ作りに意欲「大手を振ってイジっていい」

しりあがり寿氏、ドラえもん展でアニメ作りに意欲「大手を振ってイジっていい」

『THE ドラえもん展TOKYO 2017』の記者発表会見に参加したしりあがり寿氏 (C)ORICON NewS inc.

 漫画家・しりあがり寿氏が31日、都内で藤子プロ創業30周年事業『THE ドラえもん展TOKYO 2017』の記者発表会見に参加。アニメーションで作品を制作するしりあがり氏は「ドラえもんを大手を振ってイジっていい機会はない」をにんまりだった。

 しりあがり氏は同展の監修を務める美術史家・山下裕二氏、美術家の・西尾康之氏と共にクロストークを行った。今回はアニメーションで参加するというしりあがり氏。内容については「構想中なんです」としたが「ドラえもんを大手を振ってイジっていい機会はない」と作品制作に胸を躍らせている。山下氏から「勝手にやって発表したら訴えられますからねぇ」と水を向けられ、しりあがり氏は「それを素材まで提供いただける。すごいチャンス」とにんまり。最後は「今、この時代とか社会がドラえもんに求めているものはなんだろうと、それをアニメにしたいと思います」と意欲を見せた。

 また、しりあがり氏と西尾氏はドラえもんを即興で書くことに。しりあがり氏は劇画調のドラえもんをさらっと書き上げた。一方の西尾氏は「人の欠点を書く。腐乱死体とか幽霊とか、そんなんばっか」と自身の作風と会わないことをぽつり。何度も描き直し、「ドラえもんの好きな表情があるんです。近所の白ネコと接近したときの、いやらしい顔。難しいですね」と頭をかいていた。さらに質疑応答では、ほしいひみつ道具について問われると、しりあがり氏は「あったかどうか分からないですけど“現代美術スグデキール”がほしいですね」とジョーク交じりに語り、会場を笑わせていた。

 同展は村上隆氏、蜷川実花氏ら世界を舞台に活躍し、日本の現代美術をけん引するアーティスト28組が感じた「ドラえもん」をアートで表現する。11月1日から来年1月8日まで六本木・森アーツセンターギャラリーで開催予定となっている。

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