宇多田ヒカル、5年ぶり映画主題歌 堺雅人&高畑充希共演『DESTINY 鎌倉ものがたり』

宇多田ヒカル、5年ぶり映画主題歌 堺雅人&高畑充希共演『DESTINY 鎌倉ものがたり』

映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』の主題歌を担当する宇多田ヒカル

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(34)が、俳優の堺雅人(43)主演映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(12月9日公開)の主題歌「あなた」を書き下ろしたことが24日、わかった。宇多田が映画主題歌を担当するのは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』以来5年ぶり、7作目。プロット、原作を読み込んだ宇多田は同作をイメージして制作し、「聴いてくれた人が、どんな風にそれぞれ受け取ってくれるのか楽しみな歌です」とコメントを寄せた。

 メガホンをとるのは、『ALWAYS三丁目の夕日』『永遠の0』『STAND BY ME ドラえもん』『海賊とよばれた男』を手がけた山崎貴監督(53)。『AWAYS…』の原作となった漫画『三丁目の夕日』と同じ西岸良平氏の漫画『鎌倉ものがたり』(双葉社『月刊まんがタウン』連載)を映画化する。鎌倉に暮らし、普段から和装を好み、鉄道模型や熱帯魚、骨董収集など多趣味なミステリー作家・正和を堺、正和の年若い妻・亜紀子を高畑充希(25)が演じる。

 映画は、異世界を描いたファンタジーでありながらも、日常を生きる“夫婦の愛”を描いた作品。山崎監督は今年の春頃、宇多田に主題歌を依頼するため、自らの想いを手紙にしたためた。オファーを受けた宇多田は、映画公開日の12月9日が自身のデビュー記念日でもあるなど縁を感じ、快諾。今年夏、英・ロンドンにてレコーディングが行われた。

 宇多田は、インタビューにて「この曲は原作が妖怪みたいな異世界と日常が実は一緒にあるみたいな話だっていうことがわかっていたので、そこから仏教系の言葉を使ったりとか、そういったアイデアも取り込みながら作りました。聴いてくれた人が、どんな風にそれぞれ受け取ってくれるのか楽しみな歌です」と語っている。

 楽曲に魅了された堺は「撮影が終わってから聴いたのが、くやしい。この曲をふまえて、もう一度演じたい気持ちです」とコメント。ヒロインを務めたNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に続き、宇多田が主題歌になった高畑は「このご縁と幸せに胸がいっぱいです」と語っている。

 映画本編の完成は10月末を予定、主題歌「あなた」は12月8日に配信限定シングルとして発売。宇多田のオフィシャルサイでは、ポーランド出身の写真家マチュイ・クーチャ氏撮影による新しいジャケット写真、アーティスト写真が公開されている。

■山崎貴監督コメント
宇多田さんの歌には、当たり前のように送っている日常の日々が、実はかけがえのない宝物なんだと気づかせてくれる、魔法のような力が有ると思います。今回の作品“DESTINY鎌倉ものがたり”も出来たらそんな力を持った作品にしたいと考えていました。主題歌を宇多田さんにお願いできたことは、強力な魔法使いに力を貸してもらったようなものです。出来上がってきた曲は映画の輪郭をくっきりと鮮明にしてくれました。とてもとても嬉しいことです。

■堺雅人コメント
誰にでも当てはまる、ひとがひとをおもう気持ちをうたっていて、ききながら、まず家族の顔をおもいうかべました。そして、映画のなかで愛した、高畑充希さん演じる妻に、もう一度あいたくなりました。この映画のためにつくられた曲とのこと。撮影が終わってからきいたのが、くやしい。この曲をふまえて、もう一度演じたい気持ちです。

■高畑充希コメント
いただいた音源の、歌い出しを聴いて、ゾワっと鳥肌が立ちました。映画のラストシーン直後、こんな音が聴こえてきたらなんてすてきなんだろう。心と耳が幸せだな、とうれしくなりました。撮影中の、旦那様を愛しい愛しいと思っていた気持ちが聴いているうちにガッと蘇ってきて、また亜紀子さんに出逢わせていただいたような気分です。そして個人的には、朝ドラに引き続き宇多田さんに主題歌を担当していただけたこと。このご縁と幸せに胸がいっぱいです。

関連記事(外部サイト)