MTV年間最優秀MVは星野源「Family Song」 満島ひかり&三浦大知が競演

MTV年間最優秀MVは星野源「Family Song」 満島ひかり&三浦大知が競演

星野源「Family Song」が『MTV VMAJ 2017』年間最優秀MVに輝いた

 音楽専門チャンネルMTVが27日、東京・新木場STUDIO COASTで優れたミュージックビデオを表彰する音楽授賞式『MTV VMAJ 2017』を開催。17部門の最優秀作品の中で視聴者をはじめとした一般投票が最も多かった作品に贈られる「ベスト・ビデオ・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀ビデオ賞)」に星野源の「Family Song」が選ばれ、最多3冠を獲得した。

 星野は「Family Song」(8月発売)で最優秀ビデオ賞、最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞の2冠、「恋」(昨年10月発売)で最優秀振付け賞を受賞し、最多3冠に輝いた。スケジュールの都合で授賞式は欠席し、VTRコメントを寄せた星野はトロフィーを手に「3つも賞をいただけるとは思っていなくて、本当にありがとうございます」と感謝のメッセージを送った。

 居間や縁側、キッチンなど美術や小道具がピンク一色の「Family Song」(YouTube再生回数1200万回以上)のMVは、星野がセルフプロデュース。5月にNHKで生放送されて話題を呼んだ『おげんさんと一緒』同様、星野がおげんさん(お母さん)、高畑充希がお父さん、藤井隆が娘役、バンドメンバーも含めて6人家族を演じた。コメント映像で星野は「やっとこのビデオで自分が理想とするバランスのビデオができました」と手応えをにじませ、「めちゃめちゃふざけていて、でもめちゃくちゃ音楽が伝わってきて、自分のメッセージもしっかりと入っているビデオが選ばれてうれしいです」と感謝した。

 イベントでは17部門の最優秀賞受賞者の中から6組と特別賞の2組、ゲストアクトの2組の計10組がライブパフォーマンスした。

 トップバッターは大沢伸一のソロプロジェクト・MONDO GROSSO。満島ひかりがゲストボーカルを務め、香港で踊ったMVで話題となった「ラビリンス」が最優秀ダンスビデオ賞を受賞した。ロングドレスで登場し、椅子に腰掛けた満島はダンスを封印。ストリングスを入れたアコースティック編成の演奏をバックに透明感のある歌声でしっとり歌い上げると「ダンスビデオ賞なのに全くダンスしませんでした」といたずらっぽく笑い、トロフィーを授与された大沢は「おなかがいっぱい…、いや胸がいっぱいです」とジョークを飛ばしていた。

 続いて登場したのは、満島とはFolder時代の“盟友”でもある三浦大知。「(RE)PLAY」(最優秀R&Bビデオ賞)など2曲をダンサー4人とともにキレキレで踊った。トロフィーを手にした三浦は「(満島)ひかりに続けて踊るのは初めてだったので、こんな機会をいただけてうれしかったし、ひかりもすてきでした」と笑顔。プライベートで親交があり、昨年放送されたドラマなどで共演しているものの、ライブで顔を合わせるのはFolder時代以来。2人同時にステージに立つことはなかったが、満島は「大知くんと18年ぶりくらいに同じステージに立ちました」と明かし、「2人でいっぱい写真を撮りました」と舞台裏エピソードも披露した。

 WANIMAは「東京都在住、熊本県出身の“谷間”で〜す!」のあいさつで観客の心をつかむと、最優秀ロックビデオ賞を受賞した「CHARM」など2曲を熱唱。今年約14年ぶりのアルバムのリリースを発表し、本格的に活動再開したKICK THE CAN CREWは代表曲「マルシェ」に続き、最優秀ヒップホップビデオ賞を受賞した新曲「千%」を披露し、観客はノリノリで体を揺らした。

 ももいろクローバーZは「BLAST!」で最優秀邦楽グループビデオ賞を受賞し、元気いっぱいのパフォーマンス。MVの中で百田夏菜子は柔道、玉井詩織はフェンシング、佐々木彩夏は重量挙げ、有安杏果と高城れには卓球選手を演じ、各競技の選手も登場していることから、トロフィーを手に「たくさんのアスリートの皆さんが参加してくださったので感謝したいです」と話した。

 1月にメジャーデビューした16人組ダンス&パフォーマンスグループ・THE RAMPAGE from EXILE TRIBEは、デビュー曲「Lightning」で最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞を受賞。「初めての撮影で右も左もわからない状態でしたが、そのときの僕たちの最大限をぶつけた作品で賞をいただけて幸せな気持ちでいっぱい」と喜びをかみしめ、「会場を思いっきり盛り上げられるように頑張りたい」と宣言したとおり、迫力あるパフォーマンスに大声援が送られた。

 特別賞として、日本のミュージックシーンにおいて多大な影響を与えた邦楽アーティストに贈られる「Inspiration Award Japan」に選ばれたBUCK-TICKは、「ICONOCLASM」「New World」の2曲を披露。貫禄の演奏で観客を熱狂させると、櫻井敦司(Vo)は「賞をもらえるなんて思ってもいませんでした」と思わぬ受賞を喜び、トロフィーを掲げた。

 「最優秀ビデオ賞」の発表が終わり、イベントのトリを務めたのは、欅坂46。話題を集めたミュージックビデオを数多く発表し、シーンの発展に貢献したアーティストに贈られる「Best Buzz Award」を受賞し、キャプテンの菅井友香は「私達まだまだ未熟なんですけど、たくさんの方に支えていただいてこのようなすてきな賞をいただけて光栄です」と喜びをかみしめた。センターの平手友梨奈は髪をバッサリと切ってからファンの前に初登場。タイトルどおり一風変わったダンスの「エキセントリック」、激しすぎるダンスの「不協和音」の2曲を熱演し、観客を圧倒した。

 このほか、ゲストアクトとしてBiSH、BLACKPINKの2組もパフォーマンスし、観客を沸かせていた。イベントの模様はMTVで10月1日午後9時から放送される。

■『MTV VMAJ 2017 -THE LIVE-』セットリスト
01. MONDO GROSSO(Vo:満島ひかり):「ラビリンス」(最優秀ダンスビデオ賞)
02. 三浦大知:「Look what you did」/「(RE)PLAY」(最優秀R&Bビデオ賞)
03. WANIMA:「CHARM」(最優秀ロックビデオ賞)/「Hey Lady」
04. KICK THE CAN CREW:「マルシェ」/「千%」(最優秀ヒップホップビデオ賞)
05. ももいろクローバーZ:「BLAST!」(最優秀邦楽グループビデオ賞)/「サラバ愛しき悲しみたちよ」
06. BUCK-TICK:「ICONOCLASM」「New World」(特別賞Inspiration Award Japan)
07. THE RAMPAGE from EXILE TRIBE:「GO ON THE RAMPAGE」/「Lightning」(最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞)
08. BiSH「オーケストラ」(ゲストアクト)
09. BLACKPINK「BOOMBAYAH」「As If Your Last」(ゲストアクト)
【最優秀ビデオ賞発表】
10. 欅坂46「エキセントリック」「不協和音」(特別賞Best Buzz Award)

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