大竹しのぶ、41年ぶりイベント ファンの涙にもらい泣き

大竹しのぶ、41年ぶりイベント ファンの涙にもらい泣き

41年ぶりにインストアライブを開催した大竹しのぶ

 女優で歌手の大竹しのぶが23日、東京・タワーレコード渋谷店でオリジナルアルバム『ち・ち・ち』(22日発売)の発売記念ミニライブ&握手会を開催した。大竹がCD/レコードショップでイベントを開催するのは、1976年4月の歌手デビュー曲「みかん」リリース時に行って以来、実に41年ぶり。

 一風変わったアルバムのタイトルは、大竹自身が命名したもの。女優業を始めたころ、俳優の米倉斉加年さんからアドバイスされた「仕事をするにあたって、三つの『ち』を大事にしなさい」の言葉に由来し、「知」は知識、知性。「痴」は馬鹿になって取り組む姿勢。「稚」は子どものような無邪気な好奇心。大竹の頭の隅にずっとあったという言葉をテーマに制作された。

 全10曲入りのアルバムは、鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)、中村中、佐藤良成(ハンバート ハンバート)、松尾スズキ、玉城千春(Kiroro)、森山直太朗ら豪華作家陣が楽曲提供。ミニライブではまず、山崎まさよしが提供したバラード「願い」を披露した。

 この曲は、山崎が1987年に亡くなった大竹の最初の夫・?服部晴治さんをイメージして書き下ろした楽曲。この曲を渡された時、山崎から「しのぶさんにとって、ずっと大切に思っている人を思い浮かべながら歌ってみて?」と言われた大竹は、最初の夫を思い浮かべながらレコーディングした」と告白。歌入れ後に「実はこれ、最初の旦那さんのことを思って書いたんだ」と山崎から言われてびっくりしたという裏話を披露すると、涙をぬぐったり鼻をすするファンの姿を見た大竹も思わずもらい泣きした。

 会場が静かな感動に包まれるなかで披露したのは、高橋優が楽曲提供した「キライナヒト」。7月に行われた大竹の還暦記念パーティーで、明石家さんまと大竹の爆笑トークを見た高橋が、2人の結婚時代〜別れのエピソードを題材にし、笑えてホロリと泣けるカントリーロック調のナンバーを書き下ろし。曲中ではさんま本人が延々とツッコミを入れていることでも話題を呼んでいる。

 大竹は「やだなあ、歌うの恥ずかしいよ…と困ったけれど、よく考えたらこれは私とさんまさんの『別れさえをも笑いにして生きていく』という関係性をポジティブに許してもらえた曲のように思えてきた」と心境の変化を明かした。

 ミニライブの最後には「皆さんの街に歌いに行ったりしたいです」とライブ活動開始宣言も飛び出し、そのまま約40年ぶりの握手会に突入。大女優との握手会というめったにない機会とあり、会場に集まったファンは大興奮。握手と同時に号泣するファンや、長年の想いを伝えるファンが長い列を作った。

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