DAOKO、コラボしたBECKの言葉に「泣きそうになるくらい感動した」

DAOKO、コラボしたBECKの言葉に「泣きそうになるくらい感動した」

2ndアルバム『THANK YOU BLUE』を発売したDAOKO

 米津玄師との楽曲「打上花火」も話題のDAOKOが、アメリカを代表するアーティスト・BECKと、日本人では初のコラボレーションを果たした。グラミー賞受賞経験もあるBECKとの間に、どんなコミュニケーションがあったのか? 海外での活動にも興味を持つDAOKO、「同じ目線で話せるようになりたい」と感じたという、BECKとの制作秘話を明かす。

◆責任感やプレッシャーもあったけど、BECKさんも褒めてくれた

――配信シングル「UP ALL NIGHT×DAOKO」では、BECKが初めてコラボした日本人アーティストとして、大きな注目を集めました。
【DAOKO】BECKさんとのコラボレーションは急に飛び込んできたグッドニュース、ビッグニュースで、私としても「もちろんやりたいです」という感じでした。お話をいただいた時点で「UP ALL NIGHT」は(BECKのアルバム『Colors』から)先行配信されていて、「すごく開けたな」と思っていたんです。BECKさんのラップも素敵だったから、そこに自分のバース(サビに入るまでの序章)を乗せるのは大変だなと思いました。私は、BECKさんの音楽をもっと日本のリスナーに届けるために起用されたところもあるし、責任感やプレッシャーもあって。でも、しっかり制作に向き合えたし、与えられたトラックに対してどんなバースを乗せるか?ということに集中していたんですが、すごくいいものになったと思います。日本のリスナーが聴きやすくて、海外の人たちも乗れるようなラップができたんじゃないかなって。BECKさんも褒めてくれたんですよ。

◆表現は言葉がなくても伝わるけど、意思疎通するには英語が必要

――BECKとのやり取りのなかで、印象に残っていることは?
【DAOKO】通訳さんを通してですが、いろいろなアドバイスをいただきました。BECKさんは、「ずっと音楽を作っていても、なかなか理想には届かない。でも、だからこそ、またやりたくなるんだよね」と言っていて。「BECKさんみたいな高みに達している方でさえ、そういう感じなんだ」と思ったんですよね。「ずっと冒険を続けている」という言葉もそうですけど、すごく純粋に音楽と向き合っていて。泣きそうになるくらい感動しましたね。

――海外アーティストとのコラボやツアーなど、今後もやってみたいですか?
【DAOKO】はい。まずは日本でしっかり活動したいと思っていますし、海外をメインにするということではないのですが、需要があるなら行ってみたいなって。“DAOKO”は、そこは自由にやれる存在だと思うんですよね。スタジオカラーとコラボしたときの映像(ドワンゴとスタジオカラーのタッグによる短編映像シリーズ配信企画。DAOKOの楽曲を使用したアニメーションMV「GIRL」を公開)も海外で人気があって、アニメ系のフェスからオファーをいただくことも多いんです。ジャパンカルチャーは世界中で尊敬されているし、もし求めてもらえるのであれば応えたい。海外に行くと音楽的にショッキングな経験もできるし、しばらく行ってみたいという気持ちもありますね。

――海外展開を考えると、やはり英語は必要?
【DAOKO】英語が話せれば、向こうのアーティストともっとコミュニケーションが取れるし、もっと広がると思います。同じ目線で話せるようになりたいですね。表現は言葉がなくても伝わるけど、意思疎通するにはやっぱり必要だと思います。
(文:森朋之)

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