武田航平、『仮面ライダーキバ』以来10年ぶり“変身” 『ビルド』3人目のライダーに

武田航平、『仮面ライダーキバ』以来10年ぶり“変身” 『ビルド』3人目のライダーに

3人目のライダー、グリス(左)登場。変身する猿渡一海を演じるのは『仮面ライダーキバ』以来10年ぶりに“ライダー復帰”を果たす武田航平(右)(C)2017 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映

 9日から公開中の映画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイド with レジェンドライダー』に登場し、エンドロールでも「仮面ライダーグリス/???」となっていた新たな仮面ライダー。変身するのは一体誰なのか、とSNSでも話題を呼んでいたが、その正体が明らかになった。テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダービルド』(毎週日曜 前9:00〜9:30)の3人目のライダーとして登場するグリスに変身する猿渡一海(さわたり・かずみ)を演じるのは、武田航平(31)。『仮面ライダーキバ』以来、およそ10年ぶり、自分だけの仮面ライダーに初変身する。

 『仮面ライダーキバ』は2008年1月から09年1月まで放送された平成ライダーシリーズ第9作目。武田は主人公の紅渡(瀬戸康史)の父親・紅音也を演じた。『キバ』は渡が活躍する現代と、若き日の音也が活躍する1986年という2つの舞台が並行する形でストーリーが進行。武田演じる音也は、結婚して渡の父親となる以前の若き天才バイオリニストとして、仮面ライダーイクサや仮面ライダーダークキバにも変身。美人には目がなく、いい加減な性格だが、友情に厚く男気にあふれたヒーローを熱演した。

 ただ、『キバ』で変身した仮面ライダーイクサや仮面ライダーダークキバは、他の何人もの登場人物が変身する仮面ライダーでもあった。今回、『仮面ライダービルド』に3人目のライダーとして登場する仮面ライダーグリスは、武田にとって自分専用の変身ベルトとアイテムで変身する初めての仮面ライダーとなる。

 それだけに今回の仮面ライダーグリスへの思い入れは特に強い、という武田。「すべての人々の永遠のヒーローであり、憧れである仮面ライダーに再び変身できる。オファーをいただいた時は、とても光栄なことと心よりうれしく思いました。と同時に『キバ』からもう10年か、と時の流れの早さに驚きました。撮影現場に入った時は『戻ってきたな』という感じで感慨深かったです。顔見知りのスタッフさんもたくさんいたので安心しました。実家に戻ってきたような感じです」。

 変身ポーズは、龍我のポーズに似ないように思案し、「ライダーらしい要素を入れることも忘れませんでした。変身ポーズは緊張します(笑)。ここだけの話、よく家でも練習しています(笑)。やはり変身ポーズができるというのはいくつになっても格別の経験ですね」。

 グリスのデザインも気に入っているといい、「カッコ良すぎます! ロボットベースにクリアブラックの仮面、赤く光る目。そしてゴールドカラー。ライダーの最終フォームに用いられることが多いゴールドを身にまとうのはプレッシャーでもあり、高揚感もありますね。変身後のグリスのスピーディーでキレのあるアクションにも注目してください」とアピールしている。

 『ビルド』は、天才物理学者の桐生戦兎(犬飼貴丈)が仮面ライダービルドに変身、軌道を計算してのライダーキックなど、物理学を応用した戦いを披露している。日本を東都、西都、北都の3つに分断するなど、未知の力を秘めたパンドラボックスをめぐるミステリアスなストーリー展開も話題となっている。11月19日放送の第11話「燃えろドラゴン」では、万丈龍我(赤楚衛二)が変身した第2のライダー、仮面ライダークローズが登場。12月3日放送の第13話「ベールを脱ぐのは誰?」では、戦兎&龍我の2人同時変身を披露した。そして、第3のライダー、仮面ライダーグリスは、来年1月7日放送の第17話から満を持して登場する。

 グリスは、東都で活躍するビルドとクローズとは違い、“北都生まれ”の仮面ライダー。パンドラボックスから放たれた謎の光によって突如出現した壁“スカイウォール”。そのスカイウォールで3つに分断された日本列島には、東都、北都、西都と3つの首都が誕生、それぞれが自治政府を持ち独立する。しかし、東都首相代理の氷室幻徳(水上剣星)は、パンドラボックスに秘められた強大な力を独占し、首都の統一、一つの国家としての統治を画策。幻徳と同じ野望を抱く北都、西都の首相と対立し、北都は東都に宣戦布告する。

 そんな中、北都から秘密兵器として送り込まれるのが、猿渡一海。一海は、北都首相の一般市民をも攻撃目標とするやり方に不満を口にしながら、戦兎、龍我の前で仮面ライダーグリスに変身。段違いのパワーでビルドとクローズを圧倒する。北都からやってきた“最強で最凶の敵”に戦兎と龍我はどう立ち向かうのか?

 「一海には人間の厚みを感じます。多くは語らず、本心を露にすることもありませんが、その佇まいとは裏腹に故郷や家族、仲間を愛し、その全てを背負っています。自我や煩悩を押し殺す姿にはグッときますね。同性にも愛される存在ではないでしょうか。変身した後に感情をむき出しにして戦う姿が見られますが、暴走ではなく“背負っているものがあるが故の咆哮”だと思うんです。わかりやすくいえば、10年前に出会ったどこぞの『1000年に1人の天才』とは真逆(笑)。ただ愛が深いところは似ていますね」と話していた。

 およそ10年ぶりとなる「仮面ライダー」の舞台で、俳優として成長した武田がどんな猿渡一海を演じ、華麗な変身を見せてくれるのか? 仮面ライダーグリスの登場で2018年からの『仮面ライダービルド』もますます盛り上がりそうだ。

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