「除夜の鐘」を聴く前に 知っておきたい「鐘」の魅力

「除夜の鐘」を聴く前に 知っておきたい「鐘」の魅力

滋賀県・大津市の三井寺の鐘(C)テレビ東京

 大みその風物詩「除夜の鐘」。年に一度、「ゴーン」という荘厳な音に深い安らぎを感じる方は多いのでは? 25日放送のテレビ東京系『世界!ニッポン行きたい人応援団』スペシャル(後7:00〜9:54)では、「日本三名鐘」の一つに数えられるほど美しい響きを持つ「三井の晩鐘」の“聴き”に来日したアメリカ人男性に密着する。

 同番組は、ニッポンに行きたくてたまらない外国人を世界各国で探し、ニッポン愛がスゴすぎる外国人を日本に招待するドキュメントバラエティー。今回、インターネット動画をきっかけに、ニッポンの「鐘」にハマり、「いつかその鐘の音を直接聞いてみたい」と憧れ続けたアメリカ人男性が登場。滋賀県・大津市の三井寺へ彼を招待した。

 三井寺では、大みそかに除夜の鐘の行事が行われるほか、毎夕5時頃、美しい鐘の音が市民に時を告げる。これは「三井の晩鐘」として知られ、古くから地域の人に親しまれ、その風景は歌川廣重の浮世絵「近江八景」にも描かれたほど。現在も、環境庁による「残したい日本の音風景100選」に選定されている。

 長い歴史ある夕刻の鐘をつけるのは、寺の関係者だけ。しかし今回、来日したアメリカ人男性が特別につかせてもらうことに。彼の鐘に対する熱い思いを知った住職が「せっかくお越しいただいたので、ついてもらいます」と特別に許可したのだ。この夕刻の鐘を一般の人がつくのは、初めて。この男性は、「人々がこの音に魅了されるのがわかる」と感動もひとしおで目に涙を浮かべる。

 このほかに、鐘の製造現場も見学。江戸時代創業で、日本の鐘(梵鐘)の国内シェア7割を占める老子製作所(富山県高岡市)の経験豊かな職人がその技を惜しげもなく披露。銅を溶かしてつくられる鐘は完成までに最低でも3ヶ月、長いものは1年かかるという。スタジオゲストの徳光和夫も「鐘の歴史、音色の深さなど、ここまで生きてきて全く知らなかった」と感動しきり。今年の除夜の鐘の音がこれまでとは違う深みをもって感じられそうだ。

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