美人ぞろいの戦いにも注目! お笑いマニアに聞く『R−1ぐらんぷり』の本命は?

美人ぞろいの戦いにも注目! お笑いマニアに聞く『R−1ぐらんぷり』の本命は?

『R−1ぐらんぷり』決勝出場者たち。果たして勝ち上がるのは?

大活躍中のピン芸人アキラ100%。その道は、昨年の『R−1ぐらんぷり』を制覇して開かれた! 

今年は誰がその栄冠をつかむ? 本日19時から放送予定(フジテレビ系列)の決勝の見どころをお笑いマニアたちに聞いてみた!

■ピン芸人が今キテいるワケ

そもそもアキラ100%だけでなく、ブルゾンちえみやサンシャイン池崎などピン芸人が今これだけ活躍している理由って何? お笑い評論家のラリー遠田(とおだ)氏はこう語る。

「ピン芸は、歌やダンス、モノマネ、ギャグなどキャッチーな要素を含むことが多く、そういうところがバラエティ番組で使いやすい。また、コンビ芸人より番組MCにツッコまれたりイジられたりするスキが多く、扱いやすいのも理由です」

なるほど。では、今後もピン芸人からブームを巻き起こす人材が出てくると!?

「はい。その点で今年も“R−1ぐらんぷり”は注目。ピン芸人が全国ネットのゴールデンタイムにネタを披露できる機会は少なく、ここにすべてを懸けていると言っても過言ではありません。しかも、3月という年の頭に開催されるので、その年に活躍する芸人の登竜門になっているところもあります。

『R−1』がきっかけで売れたといえる最初の芸人は2005年に優勝したほっしゃん(現・星田英利)。その後も博多華丸、なだぎ武、じゅんいちダビッドソンなどがこの大会で活躍してチャンスをつかみました」

■今年の見どころと注目芸人は?

では、今年のR−1の見どころを教えてください!

「今年は“渋いオトナの職人芸バトル”。昨年、一昨年のハリウッドザコシショウ、アキラ100%、サンシャイン池崎のようなハイテンション系、裸系のネタをやる人がいません。きちんとネタで笑わせる正統派の芸人が多い。また、コンビ芸人の片方がピンとして出ているという割合も少なく、本職のピン芸人を中心にしたハイレベルな戦いが期待できそうです」

ちなみに、注目芸人は?

おいでやす小田です。泥くさい演技で笑わせる正統派コント芸人。3年連続で決勝に進出していますが、過去2回ハリウッドザコシショウ、アキラ100%などの裸芸人の後というネタ順のためファイナル進出を逃しています。裸芸人のいない今回こそがチャンス」

確かに、裸芸のインパクトは強いですもんね。

「インパクトでいうと濱田祐太郎にも注目。生まれつき全盲に近い弱視という障害を抱えるピン芸人。昨年『NHK新人お笑い大賞』でも決勝に進み、実力は証明済み。自身の障害のことを明るく話す漫談にどんどん引き込まれていきます」■美人ぞろいの戦いにも注目!

続いて見どころを語ってくれたのは、お笑い界イチ女芸人に詳しいといわれる、お笑いコンビ「馬鹿よ貴方(あなた)は」の新道竜巳(しんどう・たつみ)氏。

「今大会もたくさんの注目女芸人が出場します。まずは昨年、女芸人No.1を決める『THE W』でも優勝した、ゆりやんレトリィバァ。これだけ“勝てる”ネタをたくさん持っているのは、もはやバケモノの域。ここにTVウケするリズムネタを備えると無敵でしょう。決勝はどんなネタでくるのか楽しみです。

同じく『THE W』で決勝に残った紺野ぶるまにも注目。あらゆるお題をチ○コで解く“チ○コなぞかけ”のように男性ウケする下ネタから、女性に共感されるコントまで幅広く対応できる器用さがあります。

そして、僕自身がファンでもある河邑(かわむら)ミクも見逃せません。紺野ぶるまの事務所の後輩でめちゃくちゃ美人!! 大阪でリポーターもしているので、とっさの機転が利くなど肝も据わっているはず。本番でも堂々とネタをしてくれるでしょう。

そしてダークホースは、普段はロボット「Pepper(ペッパー)」のアプリを開発しているというOLのカニササレ アヤコ。実は元コンビ芸人で、その元相方が次にコンビを組んだのが、にゃんこスターのアンゴラ村長という経歴の持ち主です」

■注目の優勝は誰の手に!?

では、最後にズバリ優勝予想をお願いします!

「やはり、おいでやす小田のような実力派芸人が順当に評価され、日の目を見ることに期待したいです」(ラリー遠田氏)

「これだけ女芸人を褒めておいてなんですが、敗者復活組がかき乱すと面白いですね。ギフト☆矢野が敗者復活1位になってそのまま駆け上がるという、ものすごい予想をしておきます」(新道氏)

気になる決勝は本日、3月6日火曜19時〜(フジテレビ系)ーー 次の決勝進出10人全員の見どころも読んで、さらに楽しもう!■これが決勝進出10組だ!

実力があり、磨きのかかったネタをする芸人の多いAブロック。勢いのあるゆりやんがどう戦うか注目のBブロック。ほぼ盲目の濱田祐太郎のネタが気になるCブロック。果たして勝ち上がるのは?

【Aブロック】







(1)ルシファー吉岡







確かな演技力のコント職人。過去の大会でも実力は認められているが、下ネタが一般ウケするかが勝負のカギ

(2)カニササレ アヤコ







普段はロボット「Pepper」のアプリ開発を行なうエンジニアとして働いている異色のOL芸人。芸風もかなり独特

(3)おいでやす小田







3年連続決勝進出。吉本新喜劇を彷彿とさせる泥くさい演技で笑わせる正統派コント芸人。優勝なるか!?

(4)おぐ







ハゲネタを得意とする「ひとりトレンディエンジェル」。本人からにじみ出る哀愁で観客の笑いを誘う

【Bブロック】







(5)河邑ミク







大阪でリポーターとして活動する美女芸人。昨年末の『THE W』でも決勝進出まであと一歩という実力もある

(6)チョコレートプラネット長田(おさだ)







コンビとしては『キングオブコント』準優勝の実績を持つ実力派。ネタで使う小道具は自作している

(7)ゆりやんレトリィバァ







昨年末『THE W』で優勝して女芸人界の頂点に立った。バラエティ番組では臆せずギャグを連発する度胸あり

【Cブロック】







(8)濱田祐太郎







全盲に近い弱視という障害を抱えるピン芸人。「迷ったら笑ってください」というフレーズに心が和む

(9)紺野ぶるま







昨年も『R-1』と『THE W』で決勝に進んでいる。イロモノ芸人と思われがちだが、コントで笑わせる実力も十分

(10)霜降り明星粗品(しもふりみょうじょうそしな)







コンビではツッコミを担当。2012年の『オールザッツ漫才』ネタバトルではピンで優勝を果たしている

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ラリー遠田(とおだ)







1979年生まれ、愛知県出身。『AERA dot.』などでお笑い連載を担当。東大出身で分析力がスゴイ

新道竜巳(しんどう・たつみ)







1977年4月15日生まれ、千葉県出身。過去の賞レースのボケ数まで記憶するお笑いオタク

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