『レッド・ブレイド』で映画初主演の小倉優香が語った2019年の目標「"リアル峰不二子"は、そろそろ卒業したいです」

『レッド・ブレイド』で映画初主演の小倉優香が語った2019年の目標「"リアル峰不二子"は、そろそろ卒業したいです」

映画『レッド・ブレイド』で主演を務める小倉優香

12月15日より公開の映画『レッド・ブレイド』で、映画初主演を果たす小倉優香が、11月26日発売の『週刊プレイボーイ50号』で表紙・巻頭グラビアに登場。

今年最後となるグラビアは小倉優香にとって特別な土地・台湾でロケ。そこで思い入れあふれる今回の撮影に関する裏話から初の主演映画『レッド・ブレイド』の秘蔵エピソードまでを聞いた。

■出発前、パスポートを忘れちゃいました

――今回は台湾ロケだったそうですが、小倉さんにとって台湾は特別な思い入れがある土地だそうですね。

小倉 16歳のとき、初めてひとり旅で行った国なんです。好きな本の舞台がベトナムだったので本当はベトナムへ行きたかったんですけど、親に反対されて。せめて途中までと台湾に行ったんです。そうしたら落ち着いた街並みが気に入って好きになりました。あと私のファンは台湾の方が多いらしくて。それで親しみが湧くのもあります。

――そんな好きな場所だけにロケも楽しかったのでは?

小倉 そうですね。でも出発前にパスポートを忘れ、スタッフさんに心配かけちゃって。

――えっ! 大丈夫でした?

小倉 それが乗る予定の飛行機がたまたまシステムエラーで欠航になって。到着は遅れたけどちゃんと行けました。

――台湾が引き寄せたのかな(笑)。で、撮影は無事に?

小倉 はい。今回のロケは台南っていう、初めて訪れる南の地域で。自然が多かったし、街もローカルな雰囲気でよかったし終始、ニコニコでした。

――好きなカットは?

小倉 全部です。今回はいつもよりいろんな表情が写っているんです。昔は笑顔を見せるだけでも精いっぱいだったのでこうして見ると、自分も少しは成長したのかなって。うれしいので、たくさんの人に見ていただきたいですね。

■アクションの稽古で「子鹿みたい」って

――ところで初主演となる映画『レッド・ブレイド』(原案:園子温、監督:石原貴洋)が12月15日より公開されます。この作品、かなりのハードスケジュールのなか、撮影したそうですね。

小倉 眠る時間がまったくなかったです。朝5時にメイクを始め、翌朝5時まで撮影した日もあったし。『チア☆ダン』の撮影ともかぶっていたから目が回りそうでした。

――小倉さんは、江戸時代にタイムスリップし、悪と戦う女子高生の「くノ一」役。殺陣などアクションの稽古は相当積んだと聞きました。

小倉 最初はダンスをやってたし、アクションはいけると思ってたんです(注:小倉さんは小・中学生時代は競技チアダンスチームに所属。アメリカ大会でも優勝経験あり)。でも稽古初日からダメ出しを連発され心が折れました。

――アクション監督も務める総合演出の坂口拓さんに自ら厳しい指導を志願したとか。

小倉 共演者に坂口さんと以前、ご一緒した女優さんがふたりいたんですけど、彼女たちには稽古中「激しくやれよ、ブス!」とかキツいことを言うんです。でも私には全然できないのに優しく「子鹿みたいだね」って。さすがにそれはイヤじゃないですか!(苦笑)

――で、厳しくされました?

小倉 撮影の終盤「おい、子鹿!」って少し厳しく呼んでもらいました(笑)。あと撮影と並行して特訓も受けて。限られた時間のなか、精いっぱいやらせてもらいましたね。

――驚いたのは宣伝用カット。にらみつけた表情で小倉さんだとわからなかったです。

小倉 いろんな人に言われます。実は私、怖い表情だってできるんですよ(笑)。

――石原監督によればいろんな小倉さんの魅力を引き出そうと、特に怒りの表現には力を入れたとか。

小倉 ただアクションをやるだけじゃなく、強い怒りの気持ちを出して心から演じろと何度も言われました。特に決戦のシーンでは激しい殺意を持つようにって。

――小倉さんが怒る......殺意を抱く姿は想像つきません。普段怒ったりするんですか?

小倉 もちろんです。言ってたことと違うことをされたときは、表情や態度に出ます。

――例えばどんな?

小倉 なんだろう......(しばし沈黙)。あっ、焼き肉食べに行くって言ってたのに急に中華になったときとか!

――それで殺意を覚えると。

小倉 やっぱり普段の生活で、そこまで怒りを爆発させることはないかも(笑)。だから今回の映画で普段と違う私を楽しんでほしいです。

■今はベトナムに行ってみたいです

――さて、今年最後の週プレ登場ということで、2019年の目標を教えてください。

小倉 今年以上にいろんなお仕事を丁寧にやっていきたいと思ってます。なかでも女優の仕事には力を入れたいです。

――やってみたい役は?

小倉 学生からくノ一までなんでも(笑)。でもそんななか、どんな役が自分に合うのかを見つけたいです「菜々緒さん=悪女」みたいなイメージがあるじゃないですか? 小倉優香といえばこれだって役に出会えたら。

――"リアル峰不二子"って呼ばれるみたいな?

小倉 いやー、それはそろそろ卒業したいです(笑)。ほかに同じように呼ばれてた人もいたし、誰とも違う自分を打ち出したいです。あとグラビアももっとやりたいですね。

――どんな撮影をしたい?

小倉 一番はベトナムに行ってみたいです。台湾も最初ベトナムに行こうと思わなければ行ってなかったわけで。ある意味、人生を変えた原点を見たいというか。そんな16歳のときの冒険心を大事に、これからも新しいことにチャレンジしていけたらと思っています。

■小倉優香(OGURA YUKA)
1998年9月5日生まれ 千葉県出身 身長167p B87 W59 H89 血液型=AB型 特技=ダンス、チアダンス
公式Twitter【@ogurayuka_0905】
公式Instagram【@ogurayuka_official】

取材・文/大野智己 撮影/熊谷 貫

関連記事(外部サイト)