後藤真希が10年ぶりの有観客ライブ開催で語る心境の変化「いろいろ経験してみて、やっぱりアイドルは自分に向いているなって」

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モーニング娘。でのデビューから22年、近年はゲーマーとしてやYouTubeでの自然体な姿も話題になっている後藤真希が、12月5日(日)に約10年ぶりとなる有観客ライブ『後藤真希 Billboard Live 〜Reply〜』を開催。その模様が、映像配信サービスdTVでも配信される。

今なお歌手として、アイドルとして輝きを放つ彼女にライブを控えての率直な気持ちを語ってもらった。

――約10年ぶりとなる有観客ライブ。なぜこのタイミングで開催しようと思われたのですか?

後藤 実は以前からずっとやりたい気持ちはありましたが、なかなかタイミングがなかったんです。あとは、やっぱりプレッシャーもあって......。

――何に対してのプレッシャーですか?

後藤 みんなは昔の私の記憶で止まっているから、期待に応えられなかったらどうしようとか、いろんなことを考えて考えて。だから今回はドキドキなんですよね......。

――なるほど。でも、昨年はオンラインコンサートもされていますし、ご自身のYouTubeチャンネルでは「歌ってみた」や「踊ってみた」を配信されたりもしていますよね。

後藤 そうなんですけど、ちょっと違うんですよ。お客さんのいるライブとでは。でも、最近はいろいろなお仕事やチャレンジをしてみて、歌ったり踊ったりすることが楽しいということに改めて気づかされたんです。そういう意味では、自分はアイドルに向いてるんだなぁって思いましたね。今回のライブも緊張するけどすごく楽しみです。

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――具体的には、どういう部分がアイドルに向いていると感じますか?

後藤 2008年に現在の事務所に移籍して、歌手として活動し始めてからは自分で作詞したり、曲のイメージを作曲家の人と話したり、そういう自分で作っていくという作業にも挑戦してきました。新鮮で楽しかったんですけど、考えることが多くて(笑)、やっぱりすごく大変なんです。改めてアイドル時代のライブを振り返ると純粋に楽しんでるなって。

――それこそ、ご自身のYouTubeでは自然体な姿が印象的です!

後藤 YouTubeを始めてから、しゃべれるようになったんです。自分のことを素直に伝えられるようになって、より自然体でいられるようになりました。

――ちなみに今振り返ってみて、デビューから現在に至るまでには、気持ちの面ではどのような変化がありましたか?

後藤 デビューした当時は何もわかってなかったけど、だんだん周りが見えてくるんです。でも見えてきたことで、できること、できないことが分かってくる。それで逆にモヤモヤしているような時期もありましたね。本当はこういうことをやりたいのにできない、どうしようみたいな。

それが大人になってきて、一通り経験させてもらったことで、自分には何が合っているのかを探すようになりました。ただ、それもクオリティの追及だったりで悩むようになってしまって、休業という形で一旦お休みさせてもらったんです。そこから復帰して、YouTubeをスタートさせて、吹っ切れたかのように自由にできている今があって。

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――いろいろな経験をされてきて、歌いたい曲のテーマなども変わりましたか?

後藤 恋愛とかよりは、もっと大きなテーマのほうが、今の自分にしっくりくるのかなとは思いますね。もっと「生きる」とか、大きいテーマで歌ってみたいです。

――今後は、どんなことに挑戦していきたいですか?

後藤 アーティストっぽい感じとアイドルっぽい感じの両方を楽しめたらいいなって思ってます。昔から、いたずら好きな性格というか、人の反応を見て楽しんじゃうところがあるので、それで喜んでもらえたらいいなというか。だから、アイドル気分を楽しめるような楽曲があってもいいし、それとは別に歌の世界観を見せる曲があってもいい。両方経験して、両方やれるっていうのは、私の強みなんじゃないかと思っているんです。

――アイドル時代の曲を歌わなくなっちゃう人もいますけど、後藤さんは去年のオンラインライブでも、1曲目から「I WISH」(2000年発表のモーニング娘。のシングル曲)を歌われていました。

後藤 オンラインライブで「I WISH」を歌っていたときに、モーニング娘。時代の記憶がよみがえってきたんです。ここは誰が歌っててとか。そういうことを見ている人も、やっている私も思い出せるのは、すごくいいなって思いました。

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――今回のライブでは、どんな曲を歌う予定ですか?

後藤 これはですねぇ......「え、これ歌うの!?」みたいな曲もあります。自分がリリースしていないハロプロの曲もあったり、「ハロ☆プロ パーティ〜!2006 〜後藤真希キャプテン公演〜」というツアーをやっていたときに歌った楽曲もセレクトしていたり。(会場の)ビルボードの雰囲気に合った選曲はしつつ、ずっと私を見てきてくれた人たちが、昔を振り返りながら楽しめるようなセットリストにはしています。

――なるほど。去年のオンラインライブは8曲でしたけど、曲数的にも。

後藤 増えます! 増えちゃいます! 大変だ!(笑)

――ちなみに10年ぶりの写真集も話題ですが、後藤さんとしては「かわいい」とか「セクシー」とか、なんて言われたらうれしいですか?

後藤 えー、「かわいい」かな? そのほうが女の子はテンションが上がるんじゃないかなと思います。

――何歳になっても「かわいい」と言われたい。

後藤 うん。かわいいおばちゃんもいるじゃないですか。そういう感じで、中身も含め、かわいらしさを残したまま成長していきたいですね。

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●後藤真希(ごとう・まき) 
1985年9月23日生まれ 東京都出身 身長160cm 
○13歳で「モーニング娘。」のメンバーとしてデビュー。2002年に「モーニング娘。」を卒業。以降は、ソロとして活躍中。11月29日には10年ぶりとなる写真集『ramus』(講談社)を発売した。
公式Twitter【@gotomaki923】 
公式Instagram【@goto_maki923】 
公式YouTubeチャンネル『ゴマキとオウキ☆』『ゴマキのギルド』

取材・文/田中 宏 撮影/持田 薫

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