筧美和子が"アンバランス"というテーマでグラビアを撮影した理由「自分は外見も内面も整っていないんです。でもそれを隠すことなく表現できたらいいなって」

筧美和子が約1年ぶりに『週刊プレイボーイ』登場 ギャルやデリヘル嬢役に挑戦

記事まとめ

  • 筧美和子が『週刊プレイボーイ5号』(1月21日発売)で約1年ぶりの表紙と巻頭グラビア
  • 撮影に関する裏話や、ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』でのエピソードを語っている
  • 筧はドラマ『フルーツ宅配便』(テレビ東京系)デリヘル嬢"サクランボちゃん"を演じる

筧美和子が"アンバランス"というテーマでグラビアを撮影した理由「自分は外見も内面も整っていないんです。でもそれを隠すことなく表現できたらいいなって」

筧美和子が"アンバランス"というテーマでグラビアを撮影した理由「自分は外見も内面も整っていないんです。でもそれを隠すことなく表現できたらいいなって」

『週刊プレイボーイ5号』で表紙&巻頭グラビアを飾った筧美和子


モデルや女優として活躍する筧美和子が『週刊プレイボーイ5号』(1月21日発売)の表紙&巻頭グラビアを飾った。

週刊プレイボーイでは、約1年ぶりとなる今回のグラビアは本人自身のアイデアからスタートしたもの。その撮影に関する裏話から話題のドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』での秘蔵エピソードまでを聞いた。

■新しい自分の姿を見せたかったんです

――約1年ぶりとなる今回のグラビア。筧さん自身が打ち合わせから参加し、撮影のアイデアを出してくれたそうですね。

 せっかくの週プレさんの撮影ですので、一緒にいいものを作りたくて。今回は「アンバランス」というテーマを提案させていただきました。

――アンバランス?

 私、自分のことをアンバランスな人間だと思っていたんです。外見も内面も整っていないというか。もっと言えば自分を取り巻く環境もそう。でも今回はそのアンバランスな自分とその世界を隠すことなく、表現できたらなって。スタートはそこからでした。

――確かにただキレイだけとは言い切れない、不穏な空気を感じさせる写真ですね。撮影の仕方も違っていたんですか?

筧 普段はワンシーンごとにじっくり時間をかけるんですけど、今回はすごく速いテンポで撮影していきました。一瞬に集中するような撮影スタイルはフィルムの時代のような緊張感を体感させてもらいました。現場に漂っているみんなの意識がキラキラした星になってひとつに結集するような。22ページのカットは想像もできなかったようなアンバランスなイメージが見事に表現されていて、特にお気に入りです。

――青いタイルの上に横たわってるカットですね。

 虚(うつ)ろな表情といい、どこか不自然なポーズといい、あと靴が片足、脱げちゃってるところとか。決して整っていないんだけど、スタッフの方々のおかげで絶妙な味わいのある写真にしていただきました。ほかのカットも全部気に入っていますけど。

――それにしても、普通は自分を少しでもキレイに見せたいと思うはずですけど、整ってない自分をあえて見せるというのはある意味、大胆ですね。

 確かに。でも今の自分にとってグラビアはただの撮影というより挑戦の場でもあって。やるのであれば新しい姿を見せたいと思っているんです。なので賛否あるかもしれませんが大勢の人に見ていただきたいです。

■カラオケで歌った後現場に入りました

――ところで現在はドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS、TBSほか)に出演中。オンラインゲーム『ドラゴンクエストX』内で仲良くなった男女のラブコメですが、筧さんは本田翼さん演じる主人公・みやこの親友、あやのを演じています。このあやの、なんとギャルということで早くも話題です!

 生まれて初めて髪の毛を赤く染めました(笑)。しかもあやのは一見、ふわふわキャラだけど男性に対し肉食で。ほっこりするドラマですが、私の役は暴れています(笑)。

――初のギャル役だけに役づくりには苦労なんてありました?

 ギャルだからってのはないんですけど、監督さんからハイテンションな演技を求められたのは最初は、苦労しましたね。普段の私はむしろローテンションなので、なかなか切り替えられなくて。カラオケで歌って、テンション上げてから現場に入ったりもしました(笑)。

――印象に残ってるシーンは?

 好きになった男のコを追いかけるところがあるんですけど、文字どおり本当にダッシュするんです。しかも瞳孔を開いたくらいの状態で。演じながらこれで追いかけられたら男性は怖いだろうと思いましたね(笑)。あとドラクエのキャラのイメージで高笑いするシーンがあるんですけど、後でチェックしたら本当に怪物っぽくて。「これがオンエアされるのか......」って、少し不安になりました(笑)。

――またこちらもオンエア中のデリヘルを舞台にしたドラマ『フルーツ宅配便』(テレビ東京系)ではなんとデリヘル嬢を演じるとか(第7話に出演予定)。

筧 このドラマに登場するデリヘル嬢は重たい事情のある人が多いんですが、私が演じる"サクランボちゃん"は逆の奔放なタイプ。"当たり前"の価値観が違うので理解できない点も多かったんですけど、それだけに演じていて楽しかったんです。

――昨年は出演した映画『犬猿』で、報知映画賞の助演女優賞にノミネートされましたが女優としての意識は変わりました?

 すごく変わりました。以前に比べ、自分ができないことに対する悔しさのレベルが上がりました。あと年齢などで等身大の役柄を演じるとき、これまでは感覚に頼った演技をしていたんですけど、もっとしっかりした技術で演じられるようになりたいとも思うようになったし。今は自分なりの課題を見つけて、日々、向き合っていますね。

――それにしても筧さんはグラビアやモデルに加え、女優、さらにはタレントとしても活躍し男女問わず支持されていますよね。自分の中でどちらかのファンを意識することはあります?

 まったくないです。すごく自然体です。ただ、お仕事によっては「もう少し男性が喜ぶように」とか、スタッフさんにアドバイスをもらうことはあって(笑)。その部分は柔軟にやっていけるよう気をつけています。

――ではこれから挑戦してみたい分野はあります?

 舞台をやってみたいと昔から思ってるんですけど、今はそれ以前に、いただいている映像のお芝居とか、バラエティのトークとか勉強しなきゃいけないことがいっぱいあるので......。もちろんチャンスがあれば全力でやりますけど新しくこれをやりたいとはパッと言えないですね。こんなアンバランスな自分ともしっかり向き合っていきたいと思います(笑)。

――ひとつひとつを丁寧にやり遂げたいということですかね。

 そうです。やりたいことが思うようにできなくて、普段から悩むことも多いですしね。ただ悩むことは決して無駄じゃないと思っているので、これからも自分のペースで一歩ずつでいいから、しっかり前に進んでいきたいと思っています。

●筧 美和子(かけい・みわこ)
1994年3月6日生まれ、東京都出身。身長164p、B89・W60・H85、血液型=AB型。
○ドラマ『ゆうべはお楽しみでしたね』(MBS、毎週日曜25:15〜/TBS、毎週火曜25:28〜)に出演中。最近、一番にハマっていることはiPadで絵を描くこと。花や果物などを題材に、時間を忘れて一日中、描き続けることもあるとか。
公式Twitter【@miwakokakei】公式Instagram【@miwakokakei】

取材・文/大野智己 撮影/荒井俊哉

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