『Seventeen』モデルの田鍋梨々花が語る演技との出会い「レッスンでは、毎回泣いていました」

『Seventeen』モデルの田鍋梨々花が語る演技との出会い「レッスンでは、毎回泣いていました」

『Seventeen』モデルの田鍋梨々花ちゃん


近い将来、女優やモデルといった分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。そんな彼女たちの魅力を読者に知ってもらうべく、週プレNEWS&週プレモバイル連載『微熱少女』。

毎週月曜日に、週刊プレイボーイが注目した美少女が登場するこの連載では、撮りおろし写真とロングインタビューで彼女たちの魅力をお届けします。

第12回は、『ミスセブンティーン2016』のグランプリに当時最年少の12歳で輝いた現役モデルにして、ドラマ『コード・ブルー』では天才ピアノ少女・天野奏役を演じるなど女優としても活躍する田鍋梨々花ちゃん(15)。

高校生になった今年は、ドラマ『パーフェクトワールド』への出演も決まり、ますます目が離せない彼女。インタビュー前編となる今回は、モデルになった経緯や、泣きっぱなしだったという女優への挑戦について話してもらった。

――芸能の仕事を始めたきっかけは?

田鍋 小学校5年のときに、お客さんとして『GirlsAward』を見に行ったら、いまの事務所の方からスカウトされたんです。

――そんなことあるんですね! もともとモデルになりたかったんですか?

田鍋 保育園の頃からモデルになりたいなと思っていたんです。姉が2人いるんですけど、いちばん上の姉が『Seventeen』を読んでいたので、私も借りて見ているうちに、「ここに載りたいな」と思うようになりました。

――それで「ミスセブンティーン2016」に選ばれて、しかも12歳でグランプリに!

田鍋 まだ子供だったので、何が起きているのかあんまりわからなくて、とにかくビックリしました。応募したときは、年齢的に早すぎたかなと思っていたんです。でも、ずっとモデルになりたかったので、うれしかったです。

――実際にモデルを始めてみた感想は?

田鍋 大変なこともありますけど、楽しいことのほうが大きいです。小さい頃から写真を撮られることが好きだったし、ヘアメイクしてもらったり、好きな洋服を着ることができたり。それに、いまは応援してくれるファンの方がいて、イベントとかに会いに来てくれるのもうれしいですね。うちわとか、ペンライトとかを作ってきてくれるんです。

――アイドルみたいですね! 大変だったことは?

田鍋 雑誌のファッション撮影は季節を先取りするので、寒かったり暑かったり。寒いより暑いほうが大変ですね。汗かいちゃうし、暑そうな顔しちゃいけないし。それに、自分で洋服がかわいく見えるようにしようと思って動いても、客観的に見ると違うこともあって。たくさんのことを考えながら動かないといけないので難しいです。

――撮影の仕方とかは、先輩のモデルや編集の人から教わるんですか?

田鍋 それが、誰かが教えてくれるわけじゃないんです。みんな、先輩の姿を見て、自分も実際にやってみて覚えるみたいな感じです。私は撮影が終わったら、後日、撮った写真を編集部まで見に行って勉強したりもします。いつも「あぁ〜」って反省ばかりなんですけど(笑)。

――モデル同士は仲よしなんですか?

田鍋 『Seventeen』はめっちゃ仲がいいと思います! たくさんのモデルが出演するファッションイベントとかで楽屋がバラバラでも、Seventeenモデル同士で自然と集まっちゃうんです。

――もともと最年少で入ったので、先輩たちから可愛がられたんじゃないですか?

田鍋 いま私は年齢的に下から2番目なんですけど、年上のモデルのみんなも妹というよりは友達っていう感じで接してくれます。よく誌面で「妹キャラ」って書かれるんですけど、自分では意識したことないですね。

――いまは女優としても活動されてますけど、お芝居を始めたきっかけは?

田鍋 最初はモデルということしか頭になかったんですけど、モデルでもCMとかで少し演技することがあったので、演技レッスンを受け始めたら、だんだん楽しくなってきて、本格的にやりたいなと思うようになったんです。

――それで中学2年のときに、『コード・ブルー』の3rdシーズンに抜擢されて。

田鍋 まだレッスンを始めたばかりだったので、事務所の方から「どうする?」と言われたときは、自分にはこんなのできないと思ったんです。でも、選んでいただいたからにはやりたいなという思いもあって。

――いきなりの大舞台で、大変だったんじゃないですか?

田鍋 セリフを覚えるだけでも大変でしたし、天才ピアニストの役だったので、ピアノと演技のレッスンを同時に進めて、それをこなすことで頭がいっぱいでした。

――もともとピアノは弾けたんですか?

田鍋 弾けないです。でも、3か月で弾けるようにならなきゃいけなくて。弾いているところもしっかり映るので、がんばって練習しました。

――レッスンはツラくなかったですか?

田鍋 ピアノよりも演技レッスンのほうが大変でした。毎回泣いてましたね。もう泣いてないときがないくらい。

――怒られるんですか?

田鍋 怒られることはなかったです。監督さんをはじめ、皆さんの熱意にただただ圧倒されて......。今思えば、当時の私には何もわかっていなかったんだと思います。でも、それでも頑張らないといけない。私のために時間を使ってくださって、それに応えなきゃいけないけど、うまく応えられない......。

――当時は13歳ですもんね。でも、共演者の方々からは、かわいがってもらえたんじゃないですか?

田鍋 みなさん、すごく優しかったです。「好きな食べ物は?」とか、『Seventeen』のことについてとか、いろいろ話しかけてくださって。あと、クランクインのときに、山下智久さんが「たくさん覚えることがあると思うけど、がんばってね」と声をかけてくださって、うれしかったです。

――『コード・ブルー』で印象に残っているシーンは?

田鍋 第3話で、ピアノの前で泣いたシーンがあるんですけど、自然と涙が出たんです。

――手術をしなきゃ命が危ないけど、手術をしたら後遺症でピアノが弾けなくなるかもしれないと葛藤するシーンですよね。感情移入して自然と涙が?

田鍋 なぜだかわからないんですけど、その時は「無」だったんです。不思議な気持ちと時間でした。それは自分のなかで印象に残っていますね。そのときは監督も褒めてくれたんですよ。普段は全然褒めてくれなかったけど(笑)。でも、そんな経験をさせていただいたことに本当に感謝しています。

★この続き、後編は4月22日(月)配信!

(スタイリスト/木下夏実 ヘアメイク/高部友見)

●田鍋梨々花(たなべ・りりか)
2003年12月24日生まれ 千葉県出身 身長164cm 血液型=AB
趣味=映画鑑賞、ショッピング 特技=和太鼓(三姉妹で習っている)
○12歳の時に『ミスセブンティーン2016』でグランプリを受賞しモデルとしてデビュー。その後は、モデルはもちろん、女優としても活躍中。代表作にドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON』の天野奏役がある。また、4月16日より始まるドラマ『パーフェクトワールド』(関西テレビ・フジテレビ系 毎週火曜日21:00〜)に出演する。

取材・文/田中 宏 撮影/河西 遼

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