角田陽一郎×俳優・中川大志「リリーさんはすごい。"抜けた芝居"の難しさとは?」

角田陽一郎×俳優・中川大志「リリーさんはすごい。"抜けた芝居"の難しさとは?」

ドラマ『賭ケグルイ season2』に出演する俳優・中川大志さんの人生を動かした映画とは?

『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』など、数多くの人気番組を手がけてきたバラエティプロデューサー角田陽一郎氏が聞き手となり、著名人の映画体験をひもとく『週刊プレイボーイ』の連載『角田陽一郎のMoving Movies〜その映画が人生を動かす〜』。

今回は、ドラマ『賭ケグルイ season2』に出演する俳優の中川大志(なかがわ・たいし)さんを直撃。果たして、彼の心を動かした映画とは?

* * *

──「人生を動かした映画」と聞いて思い浮かぶ作品はなんですか?

中川 小さいときに見た映画ですごく記憶に残っているのが『アルマゲドン』(1998年公開)ですね。

──おお、そこきますか! 

中川 僕、けっこう涙もろいほうなんですけど、あそこまで号泣した作品はないなっていうくらい。

──中川大志史上一番泣いたと?

中川 ベストワンかなあ。それくらい泣いたのは間違いないですね。

──この作品を見て役者に?

中川 いえ、全然そこは直結してないんです。子供の頃はただ純粋に見るのを楽しんでいただけなので。この仕事をやっていると「セットなのかロケなのか、どっちなんだろう」とか「製作費かかってるなあ」と裏側を考えちゃうんですけど(笑)。

──もともと映画は好きでしたか?

中川 名作といわれる映画は家族でよく見ていましたね。親が映画好きで、週末にみんなでレンタルビデオ屋さんに行って、何本か借りて夜みんなで見る、みたいなことが習慣としてあったんです。だから、同年代の中では珍しいかもしれないですが、僕は幼少期から、マンガより映画やドラマをよく見ていましたね。

──ほかにどんな作品が記憶に残っていますか?

中川 ベタですけど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85年公開)。初めて見たのは小学校低学年の頃でしたが、もう大好きすぎて。今まで何十回見たんだろうっていうくらい定期的に見ていますね。

──元気がなくなると見ますよね。ビフの『Anybody home?』とか名ぜりふですしね。3作とも全部見ました?

中川 だいたい見るときは一気に。

──6時間くらいありますよね?

中川 見ちゃうんですよね(笑)。

──わかります(笑)。ちなみに、影響を受けた役者さんはいますか?

中川 マネしようとしてもできないんですけど、『SCOOP!』(2016年公開)のときのリリー・フランキーさんはすごかったですね。

──あれはたまりませんよね。ヤク中で元ボクサーの情報屋という役でしたけど、飄々(ひょうひょう)としているときとブチ切れたときのギャップがすごい。

中川 ちょっと、とんでもないなって。そもそも"抜けた芝居"って難しいんですよ。

──それはどうして?

中川 まず、カメラって威圧感あるじゃないですか。だから、どうしても構えてしまうというか。これまでたくさん、「本番、よーいスタート」って聞いてきましたけど、やっぱりどこかスイッチが入ってしまう。俳優はそういう生き物なんですよね。

──特に中川さんは、眼力がすごくあるから、抜いていないように見えてしまうのかも。

中川 そうですね......もう目をつむるしかないかも(笑)。

★この続きは4月24日(水)に配信予定です。

●中川大志(なかがわ・たいし)
1998年生まれ、東京都出身。主な出演作はドラマ『家政婦のミタ』(11年)、ドラマ『真田丸』(16年)、映画『四月は君の嘘』(16年)、映画『きょうのキラ君』(17年)、ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(18年)

■ドラマ『賭ケグルイ season2』
MBSにて3月31日スタート(毎週日曜24時50分〜)、TBSにて4月2日スタート(毎週火曜25時28分〜)
河本ほむらと尚村透による同名マンガを原作にしたドラマ『賭ケグルイ』の第2期が現在放送中。

構成/テクモトテク 撮影/山上徳幸

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