『装苑』モデルで連続ドラマ初出演のSUMIREが挑戦してみたい意外な役柄「学園ものの映画やドラマに出演して、制服を着てみたい(笑)」

『装苑』モデルで連続ドラマ初出演のSUMIREが挑戦してみたい意外な役柄「学園ものの映画やドラマに出演して、制服を着てみたい(笑)」

連ドラデビューを果たすSUMIRE


ファッション誌『装苑』の専属モデルで女優としても躍進中のSUMIREが、10月6日放送スタートの『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』(WOWOW)で連ドラデビュー。

本作は、麻見和史原作をもとに映像化されたオリジナルドラマ。2015年放送の『石の繭 殺人分析班』、2016年放送の『水晶の鼓動 殺人分析班』に続く、警視庁の犯罪捜査を描いた「殺人分析班」シリーズの第3弾となる。前作に登場した殺人犯トレミーが殺人鬼になる以前の物語だ。

これまでの作品でも独特な存在感を放ってきたSUMIREが、本格クライムサスペンスでどんな演技を見せるのか。主人公・野木(古川雄輝)の救いとなるヒロイン・吉佳役を演じる彼女に、連ドラ初出演への思いや意外な私生活について聞いた。

――学生時代からモデルとして活躍し、2008年に映画『サラバ静寂』で女優デビュー。そして今作で連続ドラマ初出演となります!

SUMIRE ドラマの現場自体が初めての経験だったので、すべてが新鮮でした。暴力的なシーンなどこれまでにない演技にも挑戦しているので、楽しんでいただければと思います。

――演じる吉佳役は、主人公・野木が住んでいるアパートの隣人。学生時代の知人でもあるふたりの運命的なつながりも気になるところです。

SUMIRE 吉佳は、野木と似ている部分があって。人付き合いが苦手で非社会的というか、心に闇を抱えている寂しい女性。でもその分、人や動物に対する愛情が深いんです。監督からは「自分らしさを忘れずに」と言われていたので、吉佳とSUMIREの近い部分をすり合わせて、なるべく自然体で役に入れるようにと思いながら演じました。

――近い部分とは?

SUMIRE 猫にエサをあげるシーンがあるんですけど、私も実家で犬を飼っているので動物が好きですし、愛しいって思います。それに友達や家族、自分の身近な存在をすごく大事にしているところは近いですね。野木との距離の縮め方も言葉でどうこうするんじゃなくて、いつの間にか一緒にいるじゃないですけど。

――徐々に関係性を深めるタイプだと。初対面からグイグイくるような人は苦手?

SUMIRE 苦手ですね......。人見知りするので、大人数の場で会うのを何回か繰り返さないと仲良くなれないと思います。そもそも大人数の場もそんなに行かないんですけど(笑)。撮影現場でも皆さんと仲良くしたいって思いはあっても、きっかけがないと自分から動けないんですよ。

――物語では主人公に想いを寄せる役ですが、現実でもし、彼みたいに無口で孤立しているような男性と出会ったら惹かれると思います? 

SUMIRE 相手から話しかけてもらえないと、何も始まらないと思います(笑)。私自身は、お笑いのセンスが合う人が理想ですね。「あれ面白いよね」「うん面白いね」って一緒に笑えるような。お笑い番組が好きでよく見るんですよ。最近だと、千鳥さんの『相席食堂』に長州力さんが出ていて、めちゃめちゃ笑いました(笑)。

――爆笑することあるんですね。人見知りだと、撮影の合間や休憩時間はどう過ごしてたんですか?

SUMIRE 基本ひとりだったので、ケータイで漫画読んでました(笑)。普段から漫画が好きなので、少年漫画も少女漫画も幅広く読んでますね。ジャンプ系も読みますし、王道でいえば『SLAM DUNK』はハマりました。特に、海南の牧紳一が好きで。スラダンは名作ですよねー!

――漫画とお笑いが好きって意外すぎます! 『装苑』モデルのクールなイメージが強すぎて、私生活がベールに包まれていて......。映画『リバース・エッジ』で摂食障害のモデル役を演じるなど、普通の女のコじゃない役が多いですし。

SUMIRE 普通じゃない雰囲気があるんですかね? 私生活の話をすると、いつも意外がられるんです。だから、普段のイメージとは反対の役もやってみたいんですよね。学園ものの映画やドラマに出演して、制服を着てみたくって(笑)。自分のためにもなるだろうし、殻がむけるんじゃないかなって思うんです。

――女優デビューした頃と比べて、演技に対する変化はありました?

SUMIRE 演技を勉強するうえでの視点が変わったと思います。声の出し方を意識するようになったし、いろいろな人に興味を持つようになりました。そのために普段から人間観察したり、人の会話を盗み聞きしたりするようにもなって。

――盗み聞き!?

SUMIRE 電車とかで女子高生の会話を聴いてると面白いんですよ。最近は、小学生の男のコがLINEしてるのをこっそり覗いちゃったんですけど、「そうだよ」って返信を「そうだy」って略してたんです。最近のコの感覚って面白いなぁって(笑)。

――めっちゃ見てるじゃないですか(笑)。ちなみに、休日はどんな過ごし方を?

SUMIRE 友達とお茶したり、ひとりで温泉施設行ったりしてます。銭湯とか健康ランドとかで、時間があったら岩盤浴してお風呂入っていて。学生時代の友達と飲みに行くこともありますけど、芸能界では飲みに誘えるような友達がいないんですよね。

――これまでのシリアスな作品じゃなくて、学園ドラマみたいな楽しい雰囲気の現場だと友達できそうですけどね。

SUMIRE それなら、やっぱり目指すは学園ドラマですね(笑)。モデルの仕事が軸としてあるんですけど、これからはもっと演技力を磨いてどちらも同じくらいレベルを上げていきたくて。モデルと女優を両立できるクリエイターになりたいです。

(ヘア&メイク/佐々木 篤(GLUECHU) スタイリング/JOE(JOE TOKYO))

●SUMIRE(すみれ)
1995年7月4日生まれ 東京都出身
○2014年から雑誌『装苑』の専属モデルとして活躍中。2018年に映画『サラバ静寂』で女優デビュー。2020年1月17日公開の映画『mellow』にも出演。
公式Instagram【@smilehalgryn】

■ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」(WOWOWプライム)は、10月6日(日)夜10時30分より放送スタート(毎週日曜全5話、第1話無料放送)。WOWOWメンバーズオンデマンドでは、各話終了後見逃し配信。TSUTAYAプレミアムでも10月6日(日)配信スタート。

取材・文/釣本知子 撮影/永田拓也

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