少女から大人へ。10代最後を撮り続けたセカンド写真集『吐息』が発売の大原優乃「子供扱いをされてきてずっと悔しかったので、20歳になれるのがうれしい」

少女から大人へ。10代最後を撮り続けたセカンド写真集『吐息』が発売の大原優乃「子供扱いをされてきてずっと悔しかったので、20歳になれるのがうれしい」

セカンド写真集『吐息』を発売した大原優乃


17歳のときに週プレでグラビアデビューした大原優乃(おおはら・ゆうの)ちゃんも、今年の10月8日でついに20歳に! そして、それを記念したセカンド写真集『吐息』(集英社)が10月11日(金)、発売になった。

10月12日(土)発売の『週刊プレイボーイ43号』では、そんな彼女が表紙&巻頭グラビアに登場。写真集の撮影秘話から現在の心境を告白してくれた!

■内面と向き合った奄美大島ロケ

――セカンド写真集のプロジェクトが始動したのは約1年前。いろいろと綿密な打ち合わせをして、実際に撮影が始まったのは雪がまだ残る春先でした。1回目の撮影が始まったときの心境はどうでした?

大原 あのときはドラマの撮影が終わったばかりで、まだこれから写真集を作るんだっていう実感があんまりなくて。ファースト写真集のときは、カラダ作りを事前にしたりして、早く撮影日がこないかなってウズウズしていたんですが、今回は個人的にかなり静かに始まった感じがします。

最初のロケで印象に残っているのは、いろいろな花と一緒に撮影したこと。桜にレンギョウ、椿、タンポポ。そのたびにスタッフさんが花言葉を調べてくれて、赤い椿の「控えめな美しさ」っていうのが一番好きでした。私もそうありたいなって(笑)。

――2回目の撮影は季節が変わった梅雨の時期。優乃ちゃんの地元・鹿児島にある奄美大島がロケ地だったんですよね。

大原 今回の写真集で本当にありがたかったのは、撮影をするたびに写真を見ながらミーティングを毎回できたこと。私もイメージが膨らませやすかったですし、次はこうしようって考えられた。本当にありがたかったですね。そのミーティングで、カメラマンの桑島さんに「奄美大島では大原優乃をストイックに撮る」って言われたんです。「内向的な感情になる映画とか見て、自分とひたすら向き合ってきてほしい」とも。

――優乃ちゃんのグラビアといえば、明るく元気で笑顔、というのが代名詞。内向的な感情を出した写真は、今まで見たことがないかも。それだけに、難しい撮影だったんじゃない?

大原 だから、奄美大島ロケは私も緊張していました。いつでもスイッチが入れられるように心の準備をしていましたから。古民家で撮影をしているとき、あ、ここだって思いましたね。

桑島さんとふたりきりで撮影したのですが、いつもと違ってカメラを構えながらまったくの無言。何も言ってくれないから何が正しくて、何が正しくないかわからなかったけど、私がやることを正しいと思ってくれているんだろうなって安心できる部分もあって。私のちょっとした変化に対して、シャッターを押すタイミングが変わったり、カメラの向こうに見える桑島さんの口角が少し上がったり。

ひとつひとつの無言のリアクションがうれしくて、撮影しているうちに、暗いところから私を引っ張り出してくれたような感覚になりました。すごく貴重な体験になったと思います。

■10代でやり残した、あるコトとは?

――写真集を見ていると、いろいろな感情の変化が伝わってきます。鹿児島では思い出の場所も巡ったんですよね?

大原 そうなんです! 小さい頃から何度も行っていた平川動物園でも撮影してもらって。高校生の頃は年パスを買って、しょっちゅう遊びに行っていたんです(笑)。シロクマが大好きで、おじいちゃんからもらったフィルムの一眼レフカメラでいつも撮影していました。

遊園地も併設していて、イスがぐるぐる回るチェーンタワーや、ゴーカートが大好きだったんですよ。今回の撮影で久々に乗りましたけど、ホント何も変わっていなかったんですよ。あとは指宿(いぶすき)の砂蒸し風呂に入ったり、唐船峡の"そうめん流し"に行ったり。そうそう、鹿児島名物の「ぢゃんぼ餅」も食べました! いやぁ、地元を満喫させてもらいました。

――最後のロケ地、与論島はどうでした?

大原 初めて行ったんですけど、海外かと思うほど海がきれいでした。写真集には収録されていませんが、ウインドサーフィンにも挑戦させてもらって。もともとアクティブなことが好きで楽しかったんですけど、足のつかない海で泳ぐのが本当に怖かった。波の出るプールでできたらハマるのになぁ(笑)。

撮影チームの皆さんと長い期間一緒にいて、いろんな話をさせてもらって、すごく贅沢(ぜいたく)なロケでした。与論島の撮影が最後だったんですけど、めちゃくちゃ寂しかったですね。濃い時間を過ごした分、この写真集には今の私が全部詰まっていると思います。ぜひ大勢の人に見てもらえたらと思っています。

――10代が終わることに寂しさはなかった?

大原 まったく(笑)。早く20歳になれって思っていましたから。10歳から芸能の仕事をやってきて、ずっと子供扱いをされてきたから、ちょっと悔しかったんですよ。大人って自分で自分の責任を取ることだから、それがすごい楽しみなんです。

――お酒も飲めるようになるんだもんね。

大原 特に飲みたいとかはないんですけど......。泊まりのロケに行くと、いつも1軒目でホテルに帰されていたから、ようやく2軒目にも行けるようになりました(笑)。変に気を使われていたので、それがなくなるのがうれしいです!

――逆に心残りはなかった?

大原 10代のうちに自転車に乗れるようにならなかったこと(小声)。練習しなきゃいけなかったんですけど......。今はクルマの免許を取りたいです!

――最後にどんな20代にしたいですか?

大原 ありがたいことに、演技のお仕事も増えてきているので、役作りや表現力をつけるためにも、これからいろいろなことに挑戦していきたい。10代の頃は休みの日に何もしなかったりしていたんですけど、英会話や生け花を習ったり、積極的に人に会ったりしたいです。もちろん、グラビアも頑張っていきます!!

■大原優乃(OHARA YUNO)
1999年10月8日生まれ 鹿児島県出身
身長154p 血液型=A型
○2009年「Dream5」のメンバーとしてデビュー。14年には『NHK紅白歌合戦』に出場。16年12月よりソロ。17年に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビュー。18年には最も多くの雑誌の表紙を飾った女性タレントとなり、「第5回カバーガール大賞」の大賞を受賞。近年は女優としても活躍し、19年は『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ)、『都立水商!〜令和〜』(MBS/TBS)などの話題作に出演している。ファースト写真集『ゆうのだけ』(集英社)も発売中!
公式Twitter【@Yuno__official】
公式Instagram【@yuno_ohara】
オフィシャルファンクラブ「you&ゆー」【https://oharayuno-fc.com/】

取材・文/高篠友一 撮影/桑島智輝

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