女優としても注目を浴びるモデル・大谷凜香の意外な過去とは?「中学時代は野球部だったので、真っ黒な女のコでした(笑)」

女優としても注目を浴びるモデル・大谷凜香の意外な過去とは?「中学時代は野球部だったので、真っ黒な女のコでした(笑)」

女優としても活躍が期待される大谷凜香


近い将来、女優やモデルといったさまざまな分野の最前線で活躍していくであろう10代の美少女たち。週プレNEWS&週プレモバイルでは、そんな彼女たちの魅力を知ってもらうべく、撮り下ろし&インタビューシリーズ『微熱少女』を連載中だ。

第29回に登場するのは、昨年春に公開されたサイコホラー映画『ミスミソウ』で強烈な女優デビューを果たし、来年2月にはホラー界の巨匠・清水崇監督による映画『犬鳴村』も公開される大谷凜香ちゃん。

野球部出身で『ニコラ』モデルとなり、テレビ東京系『ポケモンの家あつまる?』にもレギュラー出演する彼女。インタビュー前編では女優デビュー前までの経歴を語ってもらった。

――ご出身は仙台ということですが、いつから東京に?

大谷 去年から大学で東京に出てきました。

――それまでは仙台から通っていたんですか?

大谷 通ってましたね。金曜に部活終わりで新幹線に乗って、土日にお仕事して、日曜の終電で帰って、月曜から普通に学校に行くという生活でした。

――部活も続けていたんですね!

大谷 中学高校と野球部に所属してました。最初は選手だったんですけど、お仕事を始めてからは日焼けや怪我をしたら困るので、中学1年の冬くらいにマネージャーにしてもらって。それまでは男子に混じって練習して、セカンドをやっていたんですよ。

――なんで野球をやろうと思ったんですか?

大谷 1歳上の兄がいるんですけど、なんでも兄と同じことをやりたがるコだったんです。それで空手を始めて、兄が野球を始めてからは練習を見に遊びに行ってたんですけど、中学に入学したら、そのチームで野球をやっていた女の先輩が野球部にいて、「入らない?」って声をかけてもらったんです。

――既に女性部員がいたんですね!

大谷 先輩が3人いて、私の代は3人入部して、いちばん多いときで6人いました。ちゃんと登録していれば、中学までは女のコも試合に出られるんですよ。

――そんな野球少女が『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリになって。応募したきっかけは?

大谷 中学の友達から「オーディションを受けたいけど親に言えないから、凜香が受けるから私も受けるって言っていい?」って言われたんです。それで「いいよー」って言ったんですけど、私も応募しておいたほうがいいのかなと思って。もともと雑誌を読むことも好きだったので送ってみたんです。

――その友達的には、大谷さんは受けなくてもよかった?

大谷 どうなんですかね。でも、受かるといろんなものをもらえるんですよ。コスメとか、お洋服とか。それだけで惹かれるじゃないですか。付録目当てで雑誌を買うことも多かったので、「もらえる!」「がんばろう!」みたいな感じでした(笑)。

――賞品目当てで(笑)。

大谷 それと、もともと祖母と母がお洋服が好きで、私にもよく着せてくれてたんです。あとは、小学生のときに、綺麗なお洋服をきせてもらって、お化粧もしてもらって、髪もかわいくしてもらえる機会があったんですけど、それがすごいうれしくて。そのときの写真をおばあちゃんがずっと待ち受け画面にしてくれてたのがずっと印象に残っていたんです。だから、もともと興味はあったんだと思います。

――実際にグランプリをとったときの感想は?

大谷 野球で日焼けして真っ黒だったので、とりあえず美白しなきゃと思いました(笑)。

――(笑)。逆に言うと、真っ黒でも受かるくらいの素質があったわけですよね。

大谷 珍しかったんだと思いますよ。野球をやってて、色が黒くて。やっぱりいろんなキャラの女のコが必要だと思うので。
だから最初はカジュアルなお洋服とか、水着とか、夏っぽいものを着ることが多かったんです。美白をがんばって白くなってからは、大人っぽいかわいいお洋服も着られるようになりましたけど。

――モデルは自分にとってどんな経験でした?

大谷 『ニコラ』はモデルが企画を考えたり、アンケートに答えることが多くて。表に出るだけじゃなくて、そういうクリエイティブな部分も経験ができたことも楽しかったですね。いまも演技の仕事とかで役立っていると思うので。学業との両立は大変でしたけど、当時がんばったおかげで、いまも全然苦にならずに両立できてるんじゃないかなと思います。

あと、やっぱりお洋服が好きだったから、先取りできるのが楽しくて。自分でコーディネートするのも好きになったし、メイクや髪型にも興味が出たり、靴下なんて見えないじゃんと思っても気をつけるようになったり。ファッションの視野が広くなったかなと思います。

――『ニコラ』のモデルは2016年で卒業でしたけど、それと入れ替わるようにポケモンの情報バラエティ番組『ポケモンの家あつまる?』が始まって、いまもレギュラー出演されていますよね。もともとポケモン好きだったんですか?

大谷 はい。それも兄の影響だったんですよ。当時はまわりが全員DSを持ってて、女のコはきせかえゲームとかをやっていたんですけど、私はお兄ちゃんとポケモンをやってて。

――お兄ちゃんと対戦していたんですか?

大谷 してましたね。私が当時やっていたポケモンでは、ゲーム内で自分の名前とライバルの名前をつけられるんですけど、ライバルは絶対お兄ちゃんの名前にしてたんです。

それで、いつもお兄ちゃんは最初に炎タイプのポケモンを選ぶので、炎タイプは水タイプに弱いから、私は水タイプを選んでいたんですよ。なんとしてでもお兄ちゃんに勝ちたくて(笑)。

――特に好きなポケモンはいますか?

大谷 シリーズが変わるごとに新しいポケモンが増えていくんですけど、当時からいるポケモンのなかだったらリザードンですかね。

――あれ、リザードンは炎タイプですよね?

大谷 兄が炎タイプゆえに、最初はどうしても水タイプになるんですけど、炎タイプに憧れがあるんですよ。憧れるのに選べない。でもやっぱり使いたい。自分のなかで変な負けず嫌いの心があって。それで最初には選ばないけど、途中からリザードンをメンバーに加えるんです。

――いい屈折具合ですね(笑)。『ポケモンの家あつまる?』は大谷さんにとって、どういうお仕事でした?

大谷 モデルの仕事だとカメラは1台で、しかもスチールじゃないですか。『ポケんち』は初めてのテレビの仕事だったんですけど、カメラが何台もあって、照明やセットもモデルのときとは全然違って、その空間に最初はすごい緊張したんです。でも、この番組で動くカメラに追われることを経験できたから、映画の現場でもそんなに緊張せずに立てたのかなと思います。あと、一緒に出演している方たち(中川翔子、あばれる君、ヒャダイン)が、本当にやさしいんですよ。みんなでお家に遊びに行って、クリスマスパーティーをしたり。

――家族みたいな関係なんですね。

大谷 そうなんです。すごい温かくしてくれてて。それまでは学業のかたわらでお仕事をしているような感じでしたけど、先輩たちを見て仕事への意識も変わったというか。みなさん、本当にゲームオタクで、愛を持って仕事を楽しんでいて。好きなことを仕事にできる人って、本当に一部じゃないですか。その空間に私もいられて、本当に素敵なお仕事に出会えたなと思ってます。

――モデルとしてデビューし、次第にそのほかの仕事にも興味を持つようになったという大谷凜香ちゃん。12月16日配信の後編では、そんな彼女の映画デビュー作『ミスミソウ』についてや、公開が控える出演映画『犬鳴村』についてお話を伺います!

(ヘア&メイク/たかべともみ)

●大谷凜香(おおたに・りんか)
1999年12月24日生まれ 宮城県出身
〇第16回ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞し、その後はモデルとして活躍。また、2015年よりポケモン情報バラエティ『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京)にレギュラー出演中。2018年には、映画『ミスミソウ』で女優デビュー。来年2月7日公開の映画『犬鳴村』に出演。
公式Instagram【@rinka_ootani】

取材・文/田中 宏 撮影/永田拓也

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