玉城ティナが『そして、ユリコは一人になった』でミステリードラマ初主演「私、独特な世界観のキャラクターとの相性がいいのかな」

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ファッションアイコンとして若者から絶大な人気を誇る玉城ティナ(22)。近年は多くの映画に出演し、女優として躍進する彼女が、3月5日(木)よりスタートするドラマ『そして、ユリコは一人になった』(カンテレ)で主演を務める。
 

このドラマは、第18回『このミステリーがすごい!』大賞でU−NEXT・カンテレ賞を受賞した同名の小説が原作。主人公・嶋倉美月たちが通う百合ヶ原高校に伝わる「ユリコ様伝説」に翻弄される"複数のユリコたち"の姿を描いたミステリーで、「ユリコ様伝説」に興味を持った美月たちが伝説をきっかけに起こる事件を追っていく――、というストーリーだ。
 

今まで数多くの役を演じながら、「ミステリーは初めて」という玉城に話を聞いた。
 

――主演おめでとうございます。お話が決まった時の心境を教えてください。
 

玉城 ありがとうございます。すごくうれしかったんですけど、実は最初お話をいただいたときは、ユリコ役かと勘違いしてました。タイトルが『そして、ユリコは一人になった』ですし。確認したら嶋倉美月役でした(笑)。
 

――たしかに勘違いしそうなタイトルです(笑)。では、玉城さんが演じる嶋倉美月はどのようなキャラクターでしょうか?
 

玉城 常に冷静なんですけど、何を考えているかわからないというか、ミステリアスな女のコですね。他の登場人物は感情的になったりするシーンもあったので、美月の冷静さとの対比が強く出るように心がけました。
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――美月に関して、ご自身と共通してるなと思ったところはありますか?
 

玉城 美月って極端なところがあるなって思うんです。表も裏もどっちかわからない感じ。私自身も彼女ほどではないですけど性格的に極端なところがあるので、理解できるなという部分も多かったです。
 

それに、私も「何考えてるかわからない」ってよく言われるんですよね。別に特別なことは何も考えてないんですけど(笑)。でも演じるうえで、自分のそういう雰囲気を生かせればなって思いました。
 

――ちなみに玉城さんの極端なところというと?
 

玉城 う〜ん、なんだろ。特別極端っていうわけじゃないかもですけど、食べる時と食べないときの差が激しかったり、休みの日の過ごし方とかも、家から一歩も出ない日もあれば、家から出たなって思えば海外に行っちゃう時もあります。
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――では演じてみて、違和感はなかった?
 

玉城 美月が自分のことを「ボク」って呼ぶのは新鮮でした(笑)。でも監督が自分に寄せて脚本を書いてくれたみたいで、あまり違和感は覚えませんでした。『惡の華』や『地獄少女』もそうですけど、独特な世界観のキャラクターとの相性がいいのかなって思いますね。そういう個性的なキャラクターで私を思い浮かべてもらえるのはありがたいです。
 

――たしかに美月もひとクセありそうで、合ってますね。今作はシリアスな作品ですが、現場の雰囲気はどのような感じでした?
 

玉城 全然シリアス感はなかったです。歳の近い出演者も多かったので、クラスメイトみたいな感じでした。恋バナとかもしたりしましたね。
 

――恋バナするんですね!
 

玉城 しました! 「え、なんかこれは無いよね!」とか、恋愛話を女子メンバーでしてたので、その時は、男子メンバーは入りづらそうでした(笑)。そんな中で、カメラが回っている時はみんな自分を追い詰めていくっていうのが、すごいメリハリがあって面白かったです。
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――そんな、みなさんで作り上げた『そして、ユリコは一人になった』の見どころを教えてください!
 

玉城 演じるにあたっては、目線や姿勢、そういった細やかな演技に意識を注ぎました。美月がクールな中で、ちょっとした表情ひとつにも意味があるという点を注目しいただけたらうれしいです。
 

物語も、進んでいくごとに、謎が深まっていって私自身、脚本を読んでどんどん引き込まれていったので、一話も見逃さずに最後まで見ていただけたらと思います。
 

――ありがとうございます。ところで以前、映画初主演のタイミングでのインタビューで、演技への意識が変わってきたとおっしゃられていました。そこからさらに自分の中で演技論だとか、意識に変化はありました?
 

玉城 ないですよ! 演技論なんて〜(笑)。えっ、言ってました?
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――え、無いんですか! あの時は「いろいろ考えてチャレンジしています」って言っていましたけど(笑)
 

玉城 う〜ん。でも、正解というか自分がどう生きるのかっていうのを、見失わないようにはしていますね。
 

もちろん監督だったり脚本で全然違う役と出会うことになるので、その中でどうしたらいいかなって迷うこともたくさんあります。でも、それは迷った分だけ役に反映されていくと思うので、その迷いに正直に演じるようにしたいです。
 

――やっぱりちゃんと考えているじゃないですか! 22歳と思えないほど、大人の考えをお持ちですよね。
 

玉城 いや、そうは思わないですけど......、みんなが私のことを"考えてる人"だと必要以上に思っているんだなとは思います。私は、本当は何にも考えてないのになって。

でもやっと最近、精神年齢と実年齢がトントンになってきたなって感じはします。10代の時は大人びて見られたかったというのもあると思うし、必要以上に悩んでたと思うんです。

だけど最近は、受け入れることは受け入れてやっていこう、みたいな前向きな感じになってきたので、ここからどんどん楽しくなるんじゃないかなって思ってます。

(スタイリスト/丸山佑香[まきうらオフィス] ヘアメイク/今井貴子 衣装協力/スーアンダーカバー)

■『そして、ユリコは一人になった』
3月5日(木)よりカンテレにて放送(全8話、毎週木曜日24時25分)※初回放送は24時26分から
3月6日(金)よりU−NEXTにて配信開始(毎週金曜日10時)
各放送回の詳細など公式サイトにて【https://www.ktv.jp/konomys/yuriko/】

取材・文/小渕翔 撮影/持田薫

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