【アフターコロナに行きたいWishリスト】杉作J太郎「仕事帰りの温泉が日課なのに2ヵ月お風呂に入ってなかったから早くみんなと温泉に行きたかった」

杉作J太郎さんのWishリストは「温泉」

緊急事態宣言が解除されて約2ヵ月がたったものの、海外はおろか、国内移動も慎重な行動を求められる現在。だからこそ、コロナが収束したら訪れてみたい場所やこんなことをやってみたいと思いをはせる「Wishリスト」を各界の著名人たちに聞いてみた。

故郷や憧れの場所、そして懐かしい思い出の場所......僕らと同じように、仕事もプライベートも制限され、"ステイホーム"を迫られていた彼ら彼女らが、"ニューノーマル時代"の旅先に選ぶのは?  第6回は、サブカル王の杉作J太郎さんが登場!

■ステイホーム中は石になりたかった

――愛媛県の松山市を拠点にするJ太郎さんですが、新宿にも事務所(男の墓場プロダクション)がありますよね。

「そっちにはまったく行けてなかったですよ。郵便物はたまってるし、一度も行けないのに家賃だけ払うハメになって最悪でしたね!」

――お仕事の影響は?

「ほぼ毎日のラジオは録っていましたけど、ラジオも感染防止のため、長距離移動したら2週間自宅待機しなければいけなかったので、結局は松山から一歩も出られず」

――ラジオ局と自宅の往復状態だったと。

「でもホントに困ったのはお風呂ですよ。コロナ以前は連日温泉に行ってたのに、全部自粛で休業。おかげであの2ヵ月はまったくお風呂に入ってませんでした」

――えっ、家にお風呂はありますよね?

「ありますよ。ありますけど、家でシャワーを浴びるっていう習慣がないから仕方ないんですよ!」

――そこまで言われると言葉もないですが、いろいろ大丈夫だったんですか?

「体がものすごくにおう状態だったかもしれないけど、こういうご時世ですからね。非常事態なのでそこは大目に見てもらって」

仕事終わり、スタッフや友人らと訪れていた地元・松山の温泉。入浴後はファミレスで朝までしゃべり倒すのが日課だった

――いやいや、でも銭湯とかは営業してましたよね?

「やってましたけど、普段行かない人が行っても感じ悪いだろうなと思って。それにお風呂に入っていない体で臭いんですから、ほかのお客さんに迷惑でしょ」

――意外なところを気にするんですね。

「緊急事態宣言が延長されたときに、いろんな温泉からメールが来たんですけど、全部休業延長で絶望しましたよ。

僕はかつて日本中を車で走り回っていたので、今はとにかくみんなと一緒にいろんな温泉に行きたいですね。まずは四国の温泉を巡りたいです」

――温泉以外は?

「普段、ラジオ終わりにスタッフと温泉行ったり、メシ行ったりしてたことがどれだけ幸せだったか噛み締めましたよ。男だけでたわいもないことを語るだけの日常というか、まさに"The不要不急"なことが、今思えばホントに楽しかったんです。用事があることってたいていつまらないですから」

――ステイホームで新たな楽しみを見つけた人もいましたけど、何かありましたか?

「全然まったく! 何ひとつ思い浮かばなかったんですよ。メシも風呂も人と話すのも全部、家の外でだったのでおかしくなりそうでした。友人に相談したら読書や映画を勧められたんですけど、それは仕事の一部ですでにやっていたから発散できることが何もなくて」

――確かに......。

「昔、『私は貝になりたい』なんてドラマがありましたけど、僕はずっと『石になりたい』と思ってました。本当にコロナは恐ろしい。これからは、感染に気をつけながらも、仲間たちと何げない日常を楽しみます!」

●杉作J太郎
マンガや映画製作などマルチな才能を発揮。南海放送ラジオで『痛快!杉作J太郎のどっきりナイト』(毎週火曜〜木曜19:00〜、毎週土曜21:00〜)放送中

取材・文/鯨井隆正 撮影/関根弘康

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