市川紗椰が語るガンダム愛「日本全国に実物大モビルスーツを立ててほしい」

市川紗椰が語るガンダム愛「日本全国に実物大モビルスーツを立ててほしい」

解体作業中のガンダム立像です。日常に溶け込んでいただけに、寂しいです

『週刊プレイボーイ』本誌で連載中の「ライクの森」――。

報道情報番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』(フジテレビ系)ではメインMCを務める人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。

自他共に認めるガンダムオタクの彼女。お台場の「実物大ガンダム」解体を惜しんで考えたアイデアとは…?

* * *

お台場のランドマークだった「実物大ガンダム」が、今年3月に解体・撤去されました。私も『ユアタイム』に出演させていただくようになってから毎日のようにお台場に通っていたので、なくなると聞いたときはとてもショックでした。

ガンダム立像の前にあるフードコートまでご飯を買いに行って、「今日も立ってるなぁ」と見上げたあの日。雪が降るなか、「雪に耐えるガンダムが見たい」と思って出かけた思い出…。お台場のガンダムは、私にとって日常そのものでした。

この実物大ガンダムが、お台場・潮風公園に初めてお目見えしたのは、2009年でした。台場の海をバックにそびえ立つ、高さ18mのガンダム立像を見たときの感動は、言葉にできないほどでした。「ホンモノだ! ホンモノがいる!」と、デジカメで何十枚も写真を撮ってしまった記憶があります。

潮風公園での展示は2ヵ月弱と短かったんですが、翌10年、実物大ガンダムは静岡に出撃します。日本最大のプラモデル産地である静岡市にあのガンダムが立つとあって、このときは、組み立て中の様子も見に行きました。でっかいクレーンに囲まれた姿は、まるで本物のガンダムの生産工程を見ているようで、ものすごく興奮させられました。

そして、お台場のダイバーシティ東京にやって来たのは12年。潮風公園や静岡のガンダム立像には、足元に台座のようなものがあったんですが、ダイバーシティは足元まで近づくことができる構造になっていてうれしかったです。解体時にも、まず左腕と頭部を外し、テレビアニメ最終回の「ラストシューティング」状態の姿を見せてくれたりと、最後までわくわくさせられました。

さて、このガンダム立像。本当になくなってしまうと思うとすごく悲しかったんですが、なんと今年の秋には「ユニコーンガンダム」が立てられるそうです! このモビルスーツが登場する『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』は、10年にOVAとしてリリースされた比較的新しいシリーズですが、「宇宙世紀」を舞台にしているので、オールドファンからの人気も高いようです。

アニメのように機体を発光させれば、夜のお台場にすごく映えるんじゃないかなと思います。個人的には、「デストロイモード」を再現してくれるのかどうか、というところに期待しています。

このユニコーンガンダムという選択に関して、「順番でいけばZ(ゼータ)かMk−IIでしょ」とか「シャアザクがいい」といった意見もあるようですが…。思い切って、日本全国にモビルスーツを立てるっていう案はどうでしょう?

金のシャチホコがある名古屋には、金ピカの「百式」。北海道には、クマみたいな形の「ベアッガイ」。火の国・熊本には、“炎のモビルスーツ乗り”を自称していた主人公が乗る「ガンダムX」。奥羽(おうう)線沿線には、羽のついた「ウイングガンダム」でしょうか。そして、かつて砲台があった東京のお台場には、もちろん「ガンキャノン」!

これ、飲みながら話すとすごく面白いと思うんですよ(笑)。皆さんも、ご当地モビルスーツ、考えてみてくださいね。

●市川紗椰(いちかわ・さや)







1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、14歳までアメリカで育つ。モデルとして活動するほか、報道情報番組『ユアタイム』(フジテレビ)ではメインMCを務める。モビルスーツのデザインでは、永野護が手がけたキュベレイやリック・ディアス、百式などが好き

関連記事(外部サイト)