鉄道オタクの人気モデル・市川紗椰が「将来、福岡に移住しようと本気で思っています」

鉄道オタクの人気モデル・市川紗椰が「将来、福岡に移住しようと本気で思っています」

西鉄の観光列車「旅人」です! 外観も内観も、和柄でかわいいんです

『週刊プレイボーイ』本誌で連載中の「ライクの森」――。

報道情報番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』(フジテレビ系)ではメインMCを務める人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。

今回は、鉄道オタクである彼女が九州に新しく誕生する観光列車について語る!

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福岡県を基盤とする「西鉄」こと西日本鉄道に、観光列車が誕生します! 運行開始は2018年末の予定ですが、観光列車激戦区の九州に、ついに西鉄の観光列車が走るとあって、今からわくわくしています。

そもそも観光列車とは、特別な内装が施された車両に乗って、車窓の風景を眺めながら食事が楽しめる特別列車のことを指します。明確な定義はないと思うんですが、移動の手段としてではなく、乗ること自体を目的にした鉄道と考えればいいと思います。

古くは「北斗星」や「カシオペア」といった豪華寝台特急が観光列車と呼ばれましたが、近年の観光列車ブームの火つけ役になったのが、13年に投入されたJR九州の「ななつ星in九州」です。ディーゼル機関車を改造した車両で、九州各地を巡りながらその土地の自然や食を楽しめる列車です。

料金は最低でも15万円、3泊4日の最上級コースはなんと100万円近くする超高級列車ですが、申し込み倍率はいまだに20倍を超えるという人気ぶり。私もお仕事で体験乗車させていただいたことがあるんですが、車両はもちろん、サービス、食事、すべてが予想以上でした。

このななつ星をはじめ、JR九州のほとんどの車両のデザインを手がけるのが、工業デザイナーの水戸岡鋭治さんです。水戸岡さんの作る列車には、至る所に仕掛けがあるのが特徴です。

例えば、「指宿(いぶすき)のたまて箱」という特急電車は玉手箱をコンセプトにしていて、乗車時にプシューッと白い蒸気が出るんです。こうした物語性を感じさせる鉄道のことを、JR九州では「D&S(デザイン&ストーリー)列車」と呼んでおり、水戸岡さんとJR九州のタッグの象徴になっています。

今や水戸岡デザインの列車は全国を走っていますが、観光列車といえばやっぱりJR九州。そんなJR九州に対抗して(?)私鉄の雄・西鉄が観光列車を走らせるんです。個人的には、西鉄の「ミントグリーン×赤」の配色が好きなので、車両デザインに生かされることを期待しています。

来年導入される車両は「西鉄初の“本格的な”観光列車」と宣伝されていますが、実は通常料金で乗れる観光列車はすでにあります。「旅人−たびと−」「水都−すいと−」という名称で、それぞれ福岡を代表する観光地の太宰府と柳川を走っています。西鉄8000形をベースにしたラッピングトレインで、どちらもかわいくてオシャレなデザインなんです。

例えば、旅人の外観は、淡いピンクに和文様を描いたもの。内装は、「学業成就」や「縁結び」といった開運テーマが車両ごとに設定されています。通勤・通学で乗る際にも、「今日はテストだから学業の車両に」なんて、楽しんで乗ることができますよね。ラッピングだけで、日常の足としても観光列車としても楽しめるものにするなんて、いいアイデアだな〜と思います。

ちなみに、太宰府はどこも色鮮やかな印象ですが、福岡自体がオシャレな街ですよね。セレクトショップなんかにも、東京より“攻めた”アイテムが置かれてあったりしてセンスの良さを感じます。しかも、ご飯がおいしい! 将来は、福岡に移住しようと本気で思っています。

●市川紗椰(いちかわ・さや)







1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、4歳から14歳までアメリカで育つ。モデルとして活動するほか、報道情報番組『ユアタイム』(フジテレビ)ではメインMCを務める。もつが名物の福岡でも、もつ焼きの名店「塩田屋」は特にオススメ

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