女芸人からグラドルへ転身したらお姫様扱い?「なんて乳首を大事にしてくれるんだ…!」って

女芸人からグラドルへ転身したらお姫様扱い?「なんて乳首を大事にしてくれるんだ…!」って

お笑いコンビ「魔女っこ」(2013年に解散)で過激なネタを披露していた伊藤しほ乃(右)と、現在も正統派漫才を追求するお笑いコンビ「ばーん」の高田千尋

馬場ふみか、久松郁実、泉里香など現役トップモデルで、かつグラビアでもブレイクしている女のコが“モグラ女子”と呼ばれ、世間でも話題となっているが、その芸人バージョンで“ゲグラ女子”とでも呼ぶべき?“お笑い発”のグラビアアイドルがいる。

まずは、週プレのグラビアでもお馴染み、お笑いコンビ「魔女っこ」(2013年に解散)として活躍し、露出度の高い衣装で過激なネタを披露していた伊藤しほ乃。そして、お笑いコンビ「ばーん」の高田千尋。現在も正統派漫才を追求し続ける一方で、30歳にして突如グラドル活動を始めた。

そんなふたりに、お笑い気質を持ったグラドルとしてのプライドや収録現場でのハプニングなど、芸人ゆえの珍エピソードを根掘り葉掘り聞いちゃいました!

−まずは芸人になったきっかけを教えてください!

高田 小さい頃からお笑いが大好きで、相方とは保育園から高校まで一緒の幼馴染なんですけど、一緒に遊ぶ時は『志村けんのバカ殿様』を観たり、地方ゆえに深夜枠だった『ボキャブラ天国』の録画VHSを交換し合ったりしていましたね。一緒に関東の大学に進学してからは、お笑いライブに出るようになって。その時、ちょうど太田プロで女芸人を募集していて、19歳の時に一緒に事務所に入りました。

伊藤 私もお笑いがずっと好きで、小学校から「かぼす」ってコンビを同級生と組んで、給食の前とかにギャグをやってて(笑)。でもそのコはもちろん芸人になるつもりはなくて、必然的に解散になって…。この世界に入ったきっかけは、18歳の時に原宿で芸能事務所にスカウトされたんです。お笑いをやりたいって言ったら、事務所にひとりだけ相方を探してるコがいたので「魔女っこ」を結成しました。

−活動時期はかぶってますよね。当時から顔見知りだったり?

高田 ライブハウスの大部屋で一緒だったことはあるかもしれないけど…。

伊藤 喋るのは初めてですよね!

−当時の芸風は?

高田 正統派漫才めざして頑張ってましたね。当時は若くて尖(とが)ってたし、女で評価されてると思われるのがイヤで、もうサラシ巻いて色気のないTシャツ着て、オンナ要素はゼロでやっていました。

それに「脚を出してんじゃねーよ!」とか「化粧してリハーサルくんな」とか小うるさいこと言ってくる男芸人が結構いるんですよ。まあ、そういう芸人は大体、売れてないですけど(笑)。そういう時代でしたね。

伊藤 それ、カッコいいですよね。私たちはセクシー系の衣装でやってて、オーディションを受けては落ちまくってたんですけど、あるプロデューサーに「オッパイのネタがあればそういう枠があるのに」と言われて「すぐに書きかえます!」って(笑)。それから6年間、オッパイネタしかやってないですね。

高田 いや、そこは早めにセクシー路線に切り替えて賢いよ! 芸人は「女を捨てろ」って言われるけど、森山中さんやハリセンボンさんみたいに体を張った、女芸人から見てカッコイイ女芸人の形もあれば、うちらみたいに女を捨てようとしても痛々しいケースもあって。そういう場合は、早めに色気を出したほうがいいかな〜って思うようになりました。女芸人あるあるですけど…。



















伊藤 確かに、人としての存在感で笑いを取れる方々は羨ましかったですね。特に舞台や収録でスベりまくった時なんかは、もう「すっごい太ろうかな」とか考え込むぐらい。自分の存在感の薄さにコンプレックスがありました。

高田 わかる。私も1回、性転換も本気で考えましたよ。

伊藤 はははっ、いや、絶対、後悔するから(笑)!

−おふたりとは逆に、グラドルがお笑いに参入してくる時代があったのを覚えてますか?

高田 覚えてますよ! 当時は正直、イケ好かなかったな〜(笑)。

伊藤 だから大部屋で一緒の時も喋ったことなかったのか(笑)!? でも当時は私たちも一緒にされるのがイヤで、相方とは「絶対、グラビアやるのはやめよう」って話してたんですよ!

高田 わかる、その気持ち! だってグラビアから来た人たちって、楽屋でも平気で上座に座っちゃったりするんですよ。芸人社会を地道に生きてきた私達から見ると「ま、まじかよ…」ってぐらい、あり得ない行為でしたね(笑)。

−そんな真面目に芸人をやっていたおふたりが、グラビアに参入するきっかけは…?

高田 DVDを出している会社の方がライブを観て、連絡をくださったんですよ。で、30歳でもう丸くなってたし、売れるならなんでもやりますって感じで(笑)。それまで仕事で水着になったことといえば、泥のプールに投げ込まれるロケでしたね。

伊藤 はははっ、私は芸人をやめてからなんですよ。解散して2年間アルバイトをしてたんですけど、さすがに将来どうしようって悩んでる時に当時のマネージャーから「ひとりで芸能活動やってみれば?」って誘われて。「やっとバイトを辞められる!」って飛びつきました(笑)。



















−そこでおふたりにしかわからないことだと思うんですけど、グラビア活動と芸人活動との違いは?

高田 まずオーディションが違いますよね。ネタ見せもなく、すぐ水着でカメラテストだし、最初は何をしていいのか戸惑いました。マネージャーからウケは狙っちゃダメだと釘を刺されてるし(笑)。そういえば、宣材写真がブスすぎるって言われたのも初めてでしたね…。

伊藤 あと、グラドルは甘やかされすぎますね。芸人時代、オッパイを手ブラで隠した「手ブラーマン」ってネタの時は、ポロリしちゃヤバイから胸にガムテープを貼ってたんですけど。グラビアではシリコンのニップレスを貼っていただいて「なんて乳首を大事にしてくれるんだ…!」って(笑)。

高田 確かに! 靴のヒモを結んでもらえたり、パンツまで履かせてくれる勢いだよね。今までパスポートが必要な仕事って、事前確認が「野外での排泄はOK?」とか「風呂は何日入らなくてOK?」とか「虫は食べられる?」とかで、明らかに僻地で体を張る仕事(笑)。それと比べたら、グラビアの現場はみんなカワイイって言ってくれるし、お姫様扱いですよ。

伊藤 今思えば、TVでの若手芸人の扱いは確かに雑! グラビアはちょっとでも肌が露出したらすぐにガウンをかけてくれるけど、芸人時代は真冬の屋外ロケでも、コートも何も与えられなくて。「ロケバスの中に入れてくれないんだ…」とか思いながら、外で普通に着替えてましたよ。

下手したら露出狂的な扱いで逮捕されちゃうんじゃないかと不安になったり(笑)。そのせいか、今でも着替えがむっちゃ早くて、何人かで撮影の時もひとりだけ待ち時間が長いです。

−悲しい習性ですね(笑)。

●後編⇒お笑い出身の芸人グラドルはプライドが違う?「最初から出し惜しみなくトップギアで脱ぎ捨てて…」

(取材・文/明知真理子 撮影/松井秀樹)









高田千尋(たかだ・ちひろ)




1985年4月16日(32歳) 162cm B88W63H82 太田プロダクションのお笑いコンビ「ばーん」のツッコミ担当。2016年3月DVD『BURN』でグラビアデビュー。最新作は『ふわふわ』<3800円+税(4104円)/ラインコミュニケーションズ>。6月25日(日)14時〜秋葉原・ソフマップアミューズメント館8Fにて発売記念イベント開催。最新情報は公式ブログにて http://ameblo.jp/burn-chihiro0416/

伊藤しほ乃(いとう・しほの)




1988年11月10日(28歳) 168cm B90W59H87 お笑いコンビ「魔女っこ」の元メンバーで、コンビ解散後は2015年よりグラビアアイドルとして活動。最新作は『Honeymoon』<3800円+税(4104円)/スパイスビジュアル>。最新情報は公式ブログにて https://ameblo.jp/shihono11/

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