語っていいとも! 第41回ゲスト・坂下千里子「完全に隠してますから…脱いだら、みんな引いちゃいます(笑)」

語っていいとも! 第41回ゲスト・坂下千里子「完全に隠してますから…脱いだら、みんな引いちゃいます(笑)」

グラビアの思い出も「あの時代の私にはすごい全て楽しかった」と振り返る坂下千里子さん

あの国民的バラエティ番組のスピリットを引き継ぎ“友達の輪”を!とスタートした『語っていいとも!』。

前回、タレント・女優のMEGUMIさんからご紹介いただいた第41回のゲストはタレント・女優の坂下千里子さん。

情報番組のコメンテーターからキャスターまでマルチな活躍。変わらぬ若さと好奇心旺盛なバイタリティーで、最近では国際情勢番組や選挙特番にも出演。

前回はデビュー時の裏話から、芸能界入りのきっかけとなった失恋の痛手までをお話ししてもらったがーー。(聞き手/週プレNEWS編集長・貝山弘一)

―しかし、ホントにそこまでは成り行きで(笑)。オーディションの段階で「あ、女優だ」ってなったわけですね。

坂下 そうです。ホントは歌もやりたかったんですけど、音痴だったって気づかなかったんで。ブランチ(『王様のブランチ』)の時もBRAN−KO(ブラン娘)のみんなで出してるんですけど、どんどん歌うパートが狭まってくるっていう。英語のところで「ちょっと千里子、黙ってて」って言われたことある(笑)。

―でも、それでバラエティの世界に繋がって。この世界が向いてるなとか、楽しいし好きだからって、どんどん前向きになれた?

坂下 でも、リポーターは向いてるとは思わなかったですね、自分には。それこそ雨宮朋絵ちゃんがいたり、はしのえみちゃんだったり、ディレクターさん目線で見ても上手いコたちがいて。私はリアクターみたいな。だから、リポートを求められてなかったんです。

あの時って、すごいブランチも即戦力というか、オーディションからすぐ入って、みんな完成されてないとダメなのかなっていうぐらい。私なんて、荒削りも荒削りで、でもその中で「育ててやろう、このコたちを」って制作の方たちの意気込みもすごいあったのは今思えば感じますし。そのおかげですね。

―そういう草創期にみんなで作り上げるみたいなのってありますよね。逆に出来上がってると面白くないというか。坂下さんも最初のオーディションで、100点満点の答えをしたコと違ってたことで天然な魅力を発掘されたわけですよ。

坂下 次にもし私が違うオーディション受けたら、この答えパクろうと思いましたけどね(笑)。

―あはははは(笑)。

坂下 完全に「西田ひかるさんです!」って言うつもりで。その時、1回でホントに懲(こ)りて、もう絶対に受けないって誓ったのが、そこでグランプリ獲っちゃって事務所入っちゃったんですけど(笑)。

―やっぱりスゴい強運ですよ。持ってるというか、トントン拍子な感じで…。

坂下 いや、トントンじゃないですよ〜。2年間、ドラマのオーディション全部落ちましたから。めちゃくすぶってます!

―グラビアもちょっとやりつつね。

坂下 グラビアもねぇ…。でも、週プレさんが変えてくれたんですよ、私を。

―えっ、何かそんな変わるようなことが?

坂下 変えてくれたんですよ。私の出会いですごい大きかったカメラマンさんのひとりで、中村昇さんに初めて撮っていただいて…。

―昇さん! 社員カメラマン出身で、グラビア業界では知られた大御所のひとりですね。

坂下 私、それまでグラビアって漫画雑誌なんかが多くて、きゃぴ!とかいう感じで浜辺を飛ぶみたいな。セクシーってほどではないじゃないですか。ちょっとハツラツ爽やか系な…。

たぶん私、おっぱいないし、自信ないから。「絶対にビキニは着ません」って頑(かたく)なに自分も言ってたんで、事務所的にもそういうオーダーをしてたのかもしれないんですけど。それで少年誌はOKだったけど、週プレさんは「ビキニ着ないなら出れない」って言われてたんです。

その時に事務所の先輩の一色紗英ちゃんがANAのCMでビキニやってたのを見て「こんな売れてる先輩がビキニ着てて、なんで私みたいな新人がNGだとか言ってんだ…」って、反省したんですよね。で、「私もビキニやります!」って言ったら、週プレさんがやってくれて。その最初の時が昇さんだったんですけど。

―それまでとは違う、ちょっと大人なムーディーに?

坂下 そう、ムーディーに。自分の写真に衝撃受けちゃったんですよ。こんな田舎の小娘をこんなキレイに撮ってくれるんだと思って「昇さん、すごいな」と。そこからちょっとグラビアの感覚、変わっちゃったんですよね、自分の中で。

―私、こんなのもできるんだ!みたいな? それは嬉しいですね。「週プレ、イヤな思い出しかないんで…」とかじゃなくて(笑)。

坂下 あー、ヤな思い出もありますよ、あはっ(笑)。衣装合わせで「これ、着れない!」って言ってるやつとかをね、現場に持ってきちゃうの。

―ははは、それはまぁグラビア担当編集との間でギリギリのせめぎ合いがありますからね。

坂下 そう、駆け引きありますよね。でも今思えば、そういうのもすごい全て楽しかった。あの時代の私には。だって、仕事があることがありがたかったから。ほんと、楽しかったです。

―そう言ってもらえるのが一番です。MEGUMIさんも楽しいしかなかったと言ってくれて。

坂下 ホントですか。まぁ、あんだけボディがあればねぇ。私もぶるんぶるんやってましたよ。

―あははは、ぶるんぶるん(笑)。

坂下 だって、週プレってすごかったですもんね。表紙やるなんて、とんでもないみたいな。

―僕は90年入社ですけど、それこそ一色さんなんか、当時ホントよくやってもらってましたね。

坂下 集英社行った時に紗英ちゃんの週プレのポスターがバーっと貼ってあったの、すごい覚えてます。

―でも、その「先輩がこれだけやってるのに」と思えたのも、自分に悔しい気持ちとか不甲斐なさで頑張れるものがあったんですかね。

坂下 うーん…今考えたらそうなのかな(笑)。でもそれを20歳までやりたくないっていう、なんか頑なだったんですけど、守ってくれてた事務所もありがたかったですし。

それでちょっと反省して、張り切って「ビキニ着ます!」ってことで、撮影の時、バッて昇さんの前に出たら、「いや、ちりちゃん、ワンピースでいいから」って(笑)。「キミはね、ワンピースがいい」って全部着替えさせられた思い出もすごいあります。「なんだよ、こっちは意気込んでやっと何年かぶりに…!」と思ったんですけど(笑)。

―ははは、いやぁ、それは残念な…。だったら、今あえてチャレンジしてもらってもいいんですよ。

坂下 はははっ(笑)。誰が見たいねん!って。

―いやいや、今どき、逆に全然ありですよ。

坂下 はははは(笑)。笑っちゃった。いやいや、そこはもう熊田曜子というね、“熊子”がいますから。

―熊田さんは去年、週プレで水着グラビアやってもらって。ホント、奇跡的な2児の母ですよね。

坂下 ね、あんな需要がある人は絶対やったほうがいいって、応援してるからって言ってたんですよ。だって、2児のママであのプロポーションでいるなんて、相当な努力だと思います。あんな人、いないですよ。なんなの、あんた?って気持ち悪いくらい(笑)。

―でも、坂下さんも十分、2児の母に見えない変わらなさで…。

坂下 見えますよ! もう、どんだけ疲れてますって、毎日。子育てで泣いてますから。家帰ったら、どんよりして。あははは…。

―いやいや、常に内なるエナジーに満ちてるような。でも一応、母親の苦悩もあるんですね。失礼ですけど(笑)。

坂下 いや、ありますよ! 土日も娘と喧嘩して、あっちも泣くけど、こっちも泣くみたいな(笑)。大変ですよ。昨日も息子のサッカー教室をママチャリで送って、そのまま娘の学校迎えに行って、またバレエ教室送って、またサッカー教室迎えに行って…とか。お母さん、大変。

―そういう生活臭を感じさせないというか、変わらず若いイメージでね。

坂下 いえ、周りからはめっちゃ生活臭だらけって言われますから。私が芸能人ってこと、みんな忘れてると思う。主婦の人たちが「忘れちゃうよね、ちりちゃん、芸能人ってこと」って。「えっ、私、オーラ出てないの?」って、すごいいつも言ってる(笑)。

―ははは。それも逆にすごいですね。日常ではそれを感じさせずに気配消してるみたいな。

坂下 そう。溶け込めちゃうんですよ、街に。商店街にいつもいる、みたいな。

―(笑)だからデパートでも店員とやりあえるっていう?

坂下 そう、やりあえちゃう(笑)。人と喋るのが楽しくて。買い物は大好きですから。

―でも、大事ですよね。それこそ子育てもあって、仕事もあって、その中でストレス解消だったり、リフレッシュしなきゃいけないでしょう。

坂下 うん。でも、それがある意味、私の場合、仕事でできてるっていうのもありますけどね。

―仕事の中でできてるんですか?

坂下 できてます。そもそも私、夜飲みにいくとかも、ほぼないんですよ。そのMEGUMIとかお友達との会が2、3ヵ月に1回あるくらいで。昔は子供もいない、結婚もしてない時、「みんなで月に1回会おう」「ご飯、しようね」って約束とかあったけど、だんだんみんな結婚して。

その3ヵ月に1回を楽しみに過ごしてる感はすごいあります。その日だけ、3ヵ月前から「パパごめん。ちょっとメグちゃん達と行くから子供たち任せていい?」っていうのを旦那に聞いて。だから、すごい貴重な…自分のリフレッシュが仕事以外だと、その時しかないから。

―では、仕事をやってるのもオンとオフで。プライベートと切り離された必要な時間でもあるんですね…。ちなみに、MEGUMIさんは美容とかでリフレッシュしてるそうですが。

坂下 美容…なんにもしてないです。まだ、なんにも打ってないし。何も切ってない、何も入れてない(笑)。

―(笑)。やっぱり、それで保ってる驚異の40代ですよね。それこそエステサロンのCMで「バッチリ、チリ脚」な美脚も売りだったわけですけど。スリムなまま体型も変わらず。

坂下 いやいや(笑)、完全に隠してますから、今は。もう全然変わってるんで…。脱いでないだけ(笑)。脱いだら、みんな引いちゃいます。

―じゃあ、やっぱり水着グラビアいってみますか?

坂下 いやいやいや、いかないって! 誰が見たいんですか!?(笑)

―でも、よく言うじゃないですか。水着とか見せないで、脱がなくなったら体型もだらしなくなるとか。見られる視線が大事だっていう…。

坂下 そうです。その戒(いまし)めで私も昨日買いに行ったんですよ、水着。

―え、ちゃんと新作水着を自分で買ってるんですね?

坂下 でも私、去年も買ったんですよ。で、旦那に「パパ、今日水着買ってくるわ」って言ったら、「おまえ、セレブか!?」って言われました(笑)。毎年、水着替えるなんて、セレブ以外いないって。大体、みんな2、3年は着て、もう飽きたから変えるってパターンが多いのに、とか。

―いやいや、それでセレブっていうのもあれですけど(苦笑)。20代の若いコはみんな毎年買ったりしますよね。だから若いんですよ、気持ちが。

坂下 なんかね、うん、欲しいの(笑)。

―思いっきりカワイく言ってますけど(笑)。それだ、若さを保ってる秘密は…。

坂下 そうかな? でも、買い物はすごい好き。

―やっぱり、そのメンタルが自分を老けさせないんですね。それで実際、プールとかビーチに行ったりは?

坂下 行きます行きます。ちゃんと着てますから。ほら、近所の中学校が夏休みに開放したりするじゃないですか。あと、区民プールみたいな。250円払って。いつも真っ黒なゴーグルして(笑)。だから、二度見されることすごいあります。「あれ? あいつ…」みたいな。

―怪しい(笑)。坂下千里子が水着姿でそこらへんのプールにいるとはっていう…。それでパパラッチみたいなのに撮られたら恥ずかしいですよ(笑)。

坂下 だから、いつもゴーグル絶対外さないの。黒いゴーグル(笑)。

―面白いなぁ。そういうプールとかデパートでの素な感じが魅力なんだなと。MEGUMIさんが“神”と評していたのが少し垣間見えた気がします(笑)。では、これから何を目指していくんでしょうね。

坂下 いや、女優です!…あはははっ…って嘘ついて、対談締める(笑)。

―締めちゃうんですか! しかも、嘘って(笑)。いや、でもさっきお話ししてたその好奇心で、政治のほうにいっちゃったり…そのうち出馬してたら笑いますよ。

坂下 あはっ。2000%ないです!(笑) これが一番怪しい回答ですけどね。

―また怪しいですね〜。では、締められたので(笑)、最後にお友達を紹介していただければと。『もしもツアーズ』でずっと共演されてたお笑い芸人の三瓶さんということで。

坂下 はい。「寂しい時はうちへおいで♪」って、伝えてもらえますか。

―了解しました。…そういえば、事務所の後輩の相武紗季さんがご懐妊だそうで。さっきも報道されてましたが。カワイがってる妹分なんですよね。おめでとうございます。

坂下 えっ…! 紗季ちゃん…うそー! えー!知らなかった。

マネージャー 昨日からネットニュースにも…。

坂下 えー! 昨日忙しかったもん。そう、紗季は妹分なんで…えーっ、ちょっとLINEしなきゃ!

―そこまでのリアクションとは…驚かせてしまいましたが(汗)。では我々は失礼しますので、本日はありがとうございました!

●坂下千里子







1976年4月19日生まれ、京都府県出身。1994年、『第2回 アルペンTVCMイメージガール・オーディション』でグランプリとなり芸能界デビュー。その後、『王様のブランチ』にブランチリポーター(ブラン娘)として出演。以後、バラエティ番組に多数出演し活躍の場を広げている。2015年4月からは『これでわかった!世界のいま』にキャスターとしてレギュラー出演中。私生活では2008年に結婚、現在は二児の母としての顔も持つ。

(撮影/塔下智士)

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