フリー転身の宇賀なつみ 事務所に所属せず個人活動の理由

フリー転身の宇賀なつみ 事務所に所属せず個人活動の理由

宇賀なつみは4月からフリーになった

「いらっしゃ〜い!!」──カウンターでしっとり微笑むのは今春、テレビ朝日を退社した宇賀なつみ(32)。4月から『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系、毎週水曜1時59分〜)を“開店”し、局アナ時代からの念願だった小料理屋の女将に転身した。

「高校時代に時給750円のファストフード店でアルバイトをして接客業の楽しさを知り、私自身がお酒好きなので、いつか小料理屋の女将をやってみたいと思っていたんです。飲みながらゲストを迎えるトーク番組にも興味があって、今回その夢を叶えてもらいました。

 番組では本物のお酒を飲んでいるんですが、飲む時にあんなにアップになるのは想定外で『シミが目立たないようにしなきゃ』というのと、お酒が入るとほわーんとしてしまい女将としていささか頼りないのが今後の課題です(苦笑)。

 冠番組ですし、社員時代とは違う意味で緊張しますが、お店の常連客として登場するムロツヨシさんをはじめ、リリー・フランキーさん、立川談春さんなど毎回の頼もしいゲストの皆さまに支えていただきながら、新米女将として日々成長していきたいです」

 番組では川柳にも初挑戦。理想の結婚相手をお題に『やさしくて 家事は完璧 高給取り』と詠むなど、女将の“本音”にほろ酔いトークも熱を帯びる。

「五七五に収めようとするとオブラートに包めず、思わずストレートに心の声が出るなというのが実感です(笑い)」

 退社後の現在は芸能事務所に所属せず、個人で活動している。

「10年間、大切に育ててもらった局を離れたのは、好奇心の赴くままに様々な分野に挑戦をしてみたかったから。

 といっても、女優業やモデル業に挑戦したいという願望はなく、フリーランスとして主体性を持って自分の足で立つ人生に憧れを持ち、この機会に会社を立ち上げました。学生時代から仲良しの友人2人はすでに独立しているので、やっと彼女たちに追いつけたと嬉しくて、集まって乾杯しました!」

 新たな挑戦としてラジオの仕事もスタート。門出を祝して番組の女将と宇賀なつみとしての抱負をそれぞれ川柳にしてもらった。

〈日々冒険 仲間を増やして まだみぬ街へ〉
〈いらっしゃい いつも笑顔で 待ってます〉

 将来像を「ロールプレイングゲームのように冒険しながら仲間を増やし、人生の新たな宝物を見つけたい」と語り、「弾けて跳んでいくぜ」と意気盛んに鞠のシールを短冊に貼った。溢れる想いと可能性を秘め、なつみの冒険は始まったばかりだ。

●うが・なつみ/1986年生まれ、東京都出身。立教大学社会学部卒業。2009年にアナウンサーとしてテレビ朝日に入社し、『報道ステーション』に5年間出演。2014〜2015年『グッド!モーニング』のMC、2015〜2019年3月『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントを務めた。2019年3月にテレビ朝日を退社し、フリーランスに。局アナ時代から出演する『池上彰のニュースそうだったのか!!』のほか、フリーランスとなって初の冠番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)、ラジオ番組『宇賀なつみ BATON』(TBSラジオ)、『日本郵便 SUNDAY’S POST』(TOKYO FM)を4月からスタートさせた。

撮影■矢西誠二

※週刊ポスト2019年5月17・24日号

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