小川彩佳アナ 異例ずくめTBSデビューから見る“小川主導”

テレビ朝日退社から2か月・小川彩佳が『NEWS23』にMCデビュー "小川主導"の雰囲気も

記事まとめ

  • フリーアナの小川彩佳が、6月3日、『NEWS23』(TBS系)のMCデビューを果たした
  • 『報道ステーション』時代からの“小川ファン”はネット上で盛り上がった
  • 編集部やスタッフ側でも"小川彩佳のNEWS23"にするという意気込みを感じたとのこと

小川彩佳アナ 異例ずくめTBSデビューから見る“小川主導”

小川彩佳アナ 異例ずくめTBSデビューから見る“小川主導”

初回放送はドタバタ?(写真・ロケットパンチ)

 テレビ朝日を退社してから2か月後、鳴り物入りでTBSの看板報道番組に移籍したフリーアナの小川彩佳(34)が、6月3日、『NEWS23』(TBS系)のMCデビューを果たした。

 新天地での“初鳴き”は異例ずくめだった。

「皆さんと一緒に考え、感じ、気づき、そして触れる。一緒に繋がっていられる、そんな1時間を作れたらと思います」

 真っ白なスーツに身を包み、微笑みをたたえて話す小川アナの姿に、〈やっぱり安心感が違う〉と、『報道ステーション』時代からの“小川ファン”はネット上で盛り上がった。

 古巣のテレビ朝日が人気番組『激レアさんを連れてきた。』の拡大版を同時間帯にぶつけてくるなか、初日の平均視聴率は4.3%。前任の雨宮塔子アナ(48)時代からほぼ変化がなかった。

「期待外れという声も聞こえてきますが、まだスタートを切ったばかり。数字が安定するのはこれからです。毎分視聴率で見ると6%台が出る時間もある。裏の『news zero』は最近8%前後まで落ちてきているので、追い上げていきたい」(TBS編成局局員)

 数字の上では静かな門出となったが、画面に映らない場所ではスタッフが“新しい顔”を迎える準備に大忙しだった。

◆純白衣装で目がチカチカ

 通常15時頃から最初の打ち合わせが始まる『NEWS23』。その後数時間の自由時間を経て、メイク、衣装合わせ、最終打ち合わせと進んでいくが、初日は衣装を巡ってスタッフが頭を悩ませていたという。

「小川アナはテレ朝時代から毎日のコーディネートをブログにアップしていたくらい、衣装には人一倍のこだわりを持っている。初日の衣装については、リニューアルしたスタジオに合わせてシックな方向で行く案もあったのですが、小川アナとも相談して、一番目立つ白で臨むことになったそうです」(別のTBS関係者)

 しかし、結果的にこれが逆効果になった。

「背景が暗めのセットなので、コントラストが強すぎました。小川さんのスーツが浮かびあがりすぎて、リハーサル時点から“目がチカチカする”という声が上がっていた」(同前)

 ちなみに、昨年10月に有働由美子アナ(50)が『news zero』のMCに就任した直後も、純白衣装を選び、同じような憂き目にあっている。

「あの時は、背景が白なのに真っ白の衣装を選んだため、有働アナの顔から下が“消えて”しまうというアクシデントが起きました」(日テレ関係者)

 新MC就任となれば、「アナもスタッフも衣装選びにこだわる」(同前)というが、“白”は着こなしが難しいようだ。

◆ノースリーブの「腋チラ」

 初回放送では、小川アナがネットメディア『スマートニュース』会長の鈴木健氏に密着する様子も放送されたが、この収録時の衣装は、腋がザックリと開いた茶色のノースリーブ。腕を上げるたびに腋の下が見えるセクシーショットが映し出された。

「前任の雨宮アナは、ノースリーブはおろか露出のある服はほとんど着なかったので、より目立ちましたね。実は、小川アナのノースリーブは『報ステ』時代からの“勝負服”なんです。さりげなく腋が見えるカットを入れるあたり、ファンに向けた編集スタッフの心意気を感じました」(女子アナウォッチャー)

◆アンカーが30分間無言

 デビュー初日はこんな珍事も起きた。同番組でアンカーを務める元朝日新聞編集委員の星浩氏(63)が、冒頭の挨拶以降、30分間一言もしゃべらなかったのだ。TBS報道局のベテラン記者が語る。

「元農水事務次官による殺人事件や、高齢ドライバー問題、最新ネット事情など多岐にわたって取り上げていきましたが、しゃべるのはほとんど小川アナと各コーナーのゲスト解説者で、星さんが一切コメントしない。画面にすらほとんど映りませんでした。いままでの星さんは、各ニュースで一言は挟んでいたので、番組を見た記者たちも驚いていました」

 サブキャスターの山本恵里伽アナ(25)も相槌を打つ程度で、まさに“小川無双”状態。

「かつて『23』は筑紫哲也さん(故人)のための番組でした。以降、膳場貴子アナ(44)、雨宮アナと続きましたが、ここまでキャスターが前面に出てきたのは、小川アナが初めて。“小川彩佳のNEWS23”にするという意気込みを感じました。今後も小川アナ主導の企画がいくつも進んでいると聞いています」(同前)

 その分、小川アナの両肩には重い責任がのしかかる。ある大手テレビ制作会社の幹部が語る。

「有働アナが『news zero』に移籍した時も、局側が、『やりたい企画は積極的に取り上げます』とオファーした経緯がある。大物キャスターを口説く時の常套句です。しかし、数字が低迷すると、結局は番組主導に戻る。有働さんも今ではあまり企画に口を挟まなくなっているようです。元来TBSは外様に厳しい文化なので、失敗すれば同じことになりかねない」

 これから小川アナの真価が問われる。

※週刊ポスト2019年6月21日号

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