沢尻エリカ、女優としての復帰は難しいか 自己破産の選択も

沢尻エリカ容疑者の違約金の総額は5億円以上か 芸能人本人が自己破産し返済不能にも

記事まとめ

  • 沢尻エリカ容疑者逮捕による負の影響は甚大で、違約金の総額は5億円以上ともいわれる
  • 俳優は活躍の場が主にテレビで、芸能界復帰のハードルは非常に高いという
  • 所属事務所が立て替えるケースが多く、芸能人本人が自己破産して返済不能になることも

沢尻エリカ、女優としての復帰は難しいか 自己破産の選択も

沢尻エリカ、女優としての復帰は難しいか 自己破産の選択も

大河も決まっていた沢尻エリカ

 合成麻薬MDMAを所持していたとして逮捕された沢尻エリカ(33才)。 沢尻の人生を狂わせたMDMAとはいかなる薬物か。

「沢尻さんはクスリをのむと、音楽がよく聴こえるようになる、と言っていました。映画で3Dメガネをつけると画面が多面的に見えるように、クスリをのむと音が立体的に聴こえて、より深く楽しめると言っていたのを聞いたことがあります」(沢尻の知人)

 元麻薬取締官で薬物アドバイザーの廣畑徹さんが指摘する。

「MDMAは覚せい剤とよく似た構造をした違法な物質で、中枢神経を興奮させることで多幸感を得られます。皮膚の感覚が鋭敏になり、周囲の人とフレンドリーな関係を築きやすくなるため多人数で使われることが多く、『パーティードラッグ』『セックスドラッグ』とも呼ばれます」

 2017年に3109錠だったMDMAの押収量は、2018年は1万2274錠となり、わずか1年で4倍に増えた。

「それまでの合法ドラッグが麻薬に指定されて刑罰が重くなったので、MDMAに回帰する人が増えました。ネットが普及して、闇サイトなどで誰でも購入できるようになったのも需要が増えた要因です。

 MDMAの値段はピンキリですが、目安としては1回分で4000〜5000円ほど。沢尻さんが所持していた粉末状のMDMAは希少なタイプで、さらに高額のはずです」(廣畑さん)

 多くの芸能人がリスクを知りながら違法薬物に手を染めるのは、MDMAを含むドラッグ全般に「依存性」があるからだ。

「麻薬は何度も利用するうちに依存症になり、自分の意思ではやめられなくなります。しかもMDMAの効き目が切れるとそれまで感じていた多幸感がなくなってしんどくて疑い深いネガティブな状態になるので、さらにMDMAを欲するようになる。そうしてやめられなくなり、手遅れになります」(廣畑さん)

 夜遊び、泥酔など交友関係が派手になりがちで、ドラッグに手を出しやすい芸能界の悪弊を指摘する声も多い。

 沢尻も以前から薬物疑惑が囁かれていた。

「2009年、沢尻さんは所属事務所を契約解除になりました。この時、事務所が行った尿検査で大麻の陽性反応が出て、本人も大麻使用の事実を認めたと一部で報じられました。その後の彼女は2012年に映画『へルタースケルター』で女優復帰してから“改心”してCMや映画などで活躍していただけに、今回の逮捕に関係者は大きなショックを受けています」(前出・沢尻の知人)

 逮捕による負の影響は甚大だ。沢尻が出演するCMは軒並み差し替えとなって各社のウエブサイトから削除され、主要キャストを務めたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』は代役で撮り直しを検討中。違約金の総額は5億円以上ともいわれ、いくら売れっ子女優だった沢尻でも返済は困難を極める。

 なぜなら芸能界復帰のハードルは非常に高いからだ。

 これまで違法薬物で逮捕された後に復活を遂げた例はあるが、多くはミュージシャンだ。

「ミュージシャンはライブなどで活動できますが、俳優は活躍の場が主にテレビで、一般視聴者が抱く負のイメージが払拭できないとなかなか復帰できません。今年3月にコカイン使用で逮捕されたピエール瀧(52才)は、ミュージシャンとしては今後も活動できるでしょうが、俳優業は難しいでしょう」(芸能関係者)

 高額収入は有名女優だから実現できるものだが、その立場に返り咲けないとしたら、沢尻は5億円もの負債をどう返済するのだろうか。

「過去の例を見ると、所属事務所が立て替えるケースがほとんどだと聞きます。一方で、芸能人本人が自己破産して返済不能になることもあるとか。沢尻さんの場合、どんな選択をされるのかわかりませんが、いずれにせよ、多くの関係者を苦しめることになる」(前出・芸能関係者)

 犯した過ちの大きさを、沢尻はこれから知ることになる。

※女性セブン2019年12月5・12日号

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