2010年代新語流行語大賞 爆買い、忖度、そだねーなど

2010年代新語流行語大賞 爆買い、忖度、そだねーなど

「お・も・て・な・し」は今も印象に残る(写真/AFLO)

 12月になり「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されると、いよいよ1年の終わりが近づいたと感じさせられる。2010年代の主な「年間大賞」を振り返ってみよう。

■2013年

【お・も・て・な・し】
 IOC総会での東京五輪招致の最終プレゼンで滝川クリステルがPRに使った言葉。この年はほかにも「今でしょ!」「倍返し」が受賞している。滝川は今年8月、小泉進次郎氏との結婚と第一子妊娠を発表した。

■2014年

【ダメよ〜ダメダメ】

 お笑いコンビ・日本エレキテル連合のコント「未亡人朱美ちゃんシリーズ」で「朱美ちゃん」から発せられるセリフ。同時に受賞したのが「集団的自衛権」だっただけに、政治的なメッセージになっているのではないかと話題になった。

■2015年

【爆買い】

 2003年に開始した「ビジット・ジャパン・キャンペーン」により、当初約500万人だった訪日外国人が、2015年には2000万人に迫るほどに増加。中国人の訪日客は、日本の菓子や医療品などを中心に「爆買い」し、インバウンド特需が生まれた。

■2016年

【神ってる】

「神懸っている」という言葉を省略し、若者の間やネットスラングで使われていた言葉。広島カープの緒方孝市監督が息子との会話で聞いたこの言葉を談話の中で用いて広く浸透し、2016年の優勝の象徴語としても使われた。緒方監督は今季終了後、成績不振を理由に辞任。

■2017年

【忖度】
 学校設置認可と国有地払い下げ問題を発端とした「モリカケ問題」で注目された言葉。本来は相手を慮る意味の言葉が口利きの代名詞として広まった。国会で「忖度」を口にした籠池泰典氏は、2017年に森友学園の理事長職を辞任した後、補助金不正受給の容疑で逮捕された。

 当時発売された「忖度まんじゅう」生みの親でヘソプロダクション代表の稲本ミノルさんが、受賞の思い出を語った。

「便乗と揶揄されることも予想しつつ忖度にあやかって『忖度まんじゅう』を発売したのですが、思った以上に反響があり驚きました。関西人らしくユーモアをもって『忖度』という言葉に向き合い商品を開発しました。しかも授賞式に呼ばれるとは。

 式では『誰や?』『なんで?』という失笑が漏れてきて、受賞経験のない私は余計に緊張しました。式後に姜尚中先生が『応援してるよ』と握手をしてくださり、とても嬉しかったのを覚えています」

■2018年

【そだねー】
 平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表チームが、試合中に口にしていた北海道弁。同チームが休憩時間におやつを食べる「もぐもぐタイム」など、勝負の世界で垣間見えるほっとするやり取りが好評を得た。

※週刊ポスト2019年12月13日号

関連記事(外部サイト)