春風亭昇太も困惑する愛弟子・昇吉の「八百長疑惑」

春風亭昇太の愛弟子の春風亭昇吉に組織票で優勝したとの疑惑が浮上 昇太は困惑

記事まとめ

  • 『笑点』の司会を務める春風亭昇太の愛弟子の春風亭昇吉に『八百長疑惑』が浮上した
  • 若手落語家選手権で、昇吉側がチケットを買い占め組織票で優勝したとの噂が出ている
  • 落語界の重鎮・立川談四楼らが苦言を呈しており、春風亭昇太は困惑している

春風亭昇太も困惑する愛弟子・昇吉の「八百長疑惑」

春風亭昇太も困惑する愛弟子・昇吉の「八百長疑惑」

絶好調の春風亭昇太に思わぬ逆風?

笑点』(日本テレビ系)の司会に抜擢されて以来、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』や『小さな巨人』(TBS系)に出演するなど、落語だけでなく俳優業も絶好調の春風亭昇太(57)に、思わぬ逆風が吹いている。

 二ツ目ながら東大卒落語家としてクイズ番組などで活躍する若手有望株の愛弟子・春風亭昇吉(37)が“八百長疑惑”に見舞われているのだ。

 嫌疑がかかったのは、3月12日の「第十六回さがみはら若手落語家選手権」での優勝について。同選手権では、全4回の予選会を勝ち上がった4人に、各予選会の2位で最も惜敗率が高かった者を加えた計5人が本選を争う。優勝者を決めるのは、本選のチケットを購入した観客の投票だ。

 昇吉は1月15日の第1回を勝ち上がり、最も早く本選出場を決めた。この出場者が順番に決まるシステムが疑惑を生む引き金となったのである。落語関係者がいう。

「本選のチケットは、予選開始前の2016年11月から発売が開始されていましたが、予選第1回の段階ではまだまだ余っていた。ところが、昇吉の本選出場直後からチケットは飛ぶように売れて、翌16日には完売となってしまったんです。そのため、落語関係者の間では、『昇吉サイドがチケットを買い占めて、組織票で優勝した』という噂が流れたんです。また観客の投票とは別に協賛社7社による投票も行なわれるのですが、こちらは1票も昇吉に入らなかったことも疑惑に拍車をかけた。

 本選のトリ・5番目に登場して『あたま山』を披露した昇吉は、師匠の昇太をイジるマクラで客席を爆笑させていたんですけどね」

 落語界の重鎮・立川談四楼もツイッターで苦言を呈している。

〈この異常事態に、主催者は何らかの手を打つべきだったかもしれない。もちろん主催者は組織票が決するなんてことは考えず、性善説を取ったことは想像に難くなく、しかし相当数の客はモヤモヤし、そのツイートは奥歯にモノが挟まっていたのだ〉

 真打の三遊亭ときんも〈動員力は凄いけどそこだけで勝負しちゃうとさ、後が…。見てたお客さんはお見通しだよ〉とツイート。ネット上でも、一般観覧者らの“組織票疑惑”を非難するコメントがあふれた。

 真相を確かめるため、昇吉の事務所に連絡したが、本人と連絡が取れずコメントしようがないとのこと。代わりに師匠の昇太を直撃した。

──昇吉さんに“八百長”疑惑が浮上していますが?

「えぇー! それは本当に知らなかった。そんなことになっているの?」

──噺家からも批判が出ているが、師匠としてどう思うか?

「僕も全部を把握しているわけではないので……。ただ言う人は何でも言いますし、言わない人は言わないだろうしね。やっかみ? そういうのは分からないけど……」

 と困惑しきりだった。チケットの購入者が昇吉の関係者という証拠はどこにもない。それに、落語の優劣を採点すること自体、非常に難しい。栄華を極める“昇太一門”へのやっかみも今回の騒動の背景にあるかもしれない。いずれにしても、昇吉は“本業”に専念して、誰にも文句を言われない実力を身に付けてほしい。

※週刊ポスト2017年6月9日号

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