ドラマ共演の黒木瞳と三田佳子に周囲の忖度が働きまくり

日本テレビ『過保護のカホコ』で黒木瞳と三田佳子が共演し、周囲の忖度が働きまくりか

記事まとめ

  • 高畑充希主演・日テレ『過保護のカホコ』には母役で黒木瞳、祖母役で三田佳子が出演
  • 黒木と三田の因縁は31年前の渡辺淳一氏原作・映画『化身』までさかのぼるという
  • 『過保護のカホコ』での黒木と三田の共演には、周囲の忖度が働きまくっているらしい

ドラマ共演の黒木瞳と三田佳子に周囲の忖度が働きまくり

ドラマ共演の黒木瞳と三田佳子に周囲の忖度が働きまくり

三田佳子との共演でプライドが激突

 初回視聴率11.6%と好発進を切ったドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)。筋金入りの超甘やかされっ子のヒロイン・加穂子を演じるのは高畑充希(25才)。カホコを過剰に甘やかす母・泉を演じるのは黒木瞳(56才)。そして、泉の母、つまり加穂子の祖母にあたる初代役を三田佳子(75才)が好演している。

 黒木と三田という2人のベテラン女優が並び立つとあって、周囲の気の使いようは相当だという。

「いろいろと“忖度”が働いて、とにかく待遇に差がないようにしているんです。“黒木さんの入りは何時ですか。三田さんも合わせないと…”とか“ロケ弁のグレード一緒ですよね”とか。何から何まで少しでも差がつかないよう横並びにしています。それでも気が気ではなくて…」(ドラマ関係者)

 実際には、表だって正面からぶつかることはないが、女優としてのプライドの一端が垣間見えることもあるという。

「年齢は約20才も違いますが、黒木さんはライバル意識が見え隠れしていますね。先日、黒木さんが事前の打ち合わせで納得して決めた衣装を、撮影当日に変更したことがあったんです。黒木さんも三田さんも母、祖母役ということでカーディガンを着ているシーンがあったんですが、黒木さんが“これじゃ目立たない!”って急きょ光沢のある素材のものに変更しました。役柄のためのプロ意識はあるでしょうが、どうやら、三田さんの衣装のほうが華やかに映ると感じていたみたいで」(前出・ドラマ関係者)

 そんな空気を察してか、年齢の割に芸歴が長く、元来物怖じしない性格の高畑でさえ撮影現場では2人にかなり気を使っている。

「2人の前ではなんとなく表情もこわばっていますし、一際大きな声で挨拶したりしています。そもそもは『家政婦のミタ』(2011年、日本テレビ系)を世に送り出したことで知られるヒットメーカーの脚本家、遊川和彦さんが、この大御所女優たちを担ぎ出したんです。周囲が2人にめちゃくちゃ気を使っている中で、遊川さんは2人に“一緒に写真撮りましょうよ”ってわざと声をかけたり、あえて絡みのシーンを当初の台本より増やしたりしているんです。ヒヤヒヤものですよ」(前出・ドラマ関係者)

 2人の因縁は、黒木が宝塚を退団し本格的に女優業を開始した31年前にまでさかのぼる。1986年、黒木は渡辺淳一氏原作の映画『化身』で、初主演ながらフルヌードを披露するという体当たりの演技を見せ、一気にスターダムを駆け上がった。この作品での黒木の役柄は、文芸評論家に女としての魅力を磨き上げられる銀座のホステス。そして、文芸評論家の元妻役だったのが三田だった。これが2人の初共演作だ。

「かつての三田さんは、古きよき映画至上主義者。テレビでブレークした役者のことはあくまで『テレビの人』と見ていて、ちょっと区別しているようなところがありました。昔、三田さんが何かの折に『そんな、宝塚の娘さんじゃないんだから』と言ったことを聞いたことがあります。当時の三田さんからすれば、黒木さんは映画の素人。いくら宝塚の娘役トップといっても格が違う2人でした。負けず嫌いの黒木さんとしてはプライドが傷つき、悔しい思いもしたと思いますよ」(ベテラン芸能記者)

 黒木は上昇志向の塊でストイック。それだけに、こだわりの強さが周囲との軋轢を生むことも少なくない。本誌は昨年、黒木が初めて監督として手がけた映画『嫌な女』で、主演の吉田羊が黒木の細かい要求にタジタジとなった様子を報じた。一方の三田も、かつて「わざわざ付き人を楽屋に呼びつけて、“ちょっとここ掻いて”と襟元を掻かせた」とわがままぶりを報じられたこともあった。

 そんな2人の31年ぶりの再共演──スタッフではなくても気になるが、当時と状況は大きく変化しているようだ。

「三田さんは今年2月に個人事務所をたたんで大手プロダクションに移籍しました。やはり個人では仕事の限界があったようですが、移籍してからはコンスタントに仕事が入るようになって、三田さん自身受け入れてくれた事務所に迷惑をかけてはいけないという思いが強い。今回のドラマの現場では、共演者と写真を撮ったりして、なじもうと努力しています。今までの三田さんならこんなことはありませんでした」(前出・ドラマ関係者)

 共演者とは一定の距離を保っている黒木とは対照的な様子なのだ。

「黒木さんはひとりでぽつんとしていることが多いんです。でも、三田さんが大女優っぽくなくうまくなじんでいるので、その微妙な距離感にちょっとした焦りもあるみたいで。ドラマに出演している佐藤二朗さん(48才)が現場で蚊に刺されたとき、三田さんが“掻きむしっちゃダメよ”ってアドバイスしてあげたそうなんです。それを耳にした黒木さんは、“大丈夫ですか? 刺されたんですか”ってあとから心配そうに言ったとか。別にケガしたわけでもないけど“私も気遣っている”と見せたかったんですかね(笑い)」(前出・ドラマ関係者)

 現場では“過保護”にされている2人だった。

※女性セブン2017年8月3日号

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