近藤真彦の不倫 5年も続いた理由を山田美保子氏が分析

近藤真彦の不倫 5年も続いた理由を山田美保子氏が分析

不倫相手は25才も年下の女社長(写真/時事通信フォト)

「マッチ」こと近藤真彦の不倫が報じられ、無期限活動自粛に追い込まれた。不倫関係が長く続いてしまう理由は何なのか? 放送作家の山田美保子さんが分析します。

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相手女性からは「略奪してやろう」という”悪だくみ”は感じられない

【1】相手女性の“顔”や“キャラクター”が見えて、【2】相手の言動が自分の許容範囲を超えたとき。そして、【3】その女性との関係が一度や二度ではなくて、さらには決定的証拠が存在したとき、妻は夫を許せなくなり離婚を決意する……。ほんの2週間前にこの連載でこのように書いたばかりでしたが、異なるパターンに出くわしてしまいました。近藤真彦サン(以下・マッチ)の不倫報道です。

「5年」という交際年月は正直、「長い」と感じました。ワイドショーの女性コメンテーターらが「これは長すぎる」と怒りまくっていた東出昌大サン(32才)と唐田えりかサン(23才)の「上」をいく長さなのですからね。杏サン(34才)は冒頭の3条件がすべて当てはまり離婚。夫と愛人との海外でのイチャイチャツーショット映像のリプレーや愛人のSNS利用術には、イライラがつのって当たり前ですよね。

 杏サンはとっくの昔に2人の関係に気づいていて、何度も話し合いを持ったのに東出サンは毎回全否定。そうしたことなどからも、“ドロドロ”だとか“愛憎劇”などというワードが浮かんできたものです。

 が、マッチさんの場合、冒頭の【1】【2】がいまも感じられない。少なくとも愛人のA子さんは各所で妻のように振る舞いながらも不倫関係が奥様にバレることは恐れていたようですし、唐田サンのように杏サンのインスタに「いいね」を押すような“ゲーム”風言動も、なさっていなかったようです。「5年間」という月日についても、ベッタリだった……というよりは、マッチさんの“お遊び”にマメにつきあっていただけであるように思います。

 聞けば彼女は、オーダーメードスーツの会社の社長さんということですから、顧客の手前もあり、日頃から襟を正していなければならないようにも思います。「お客によって態度を変えている」とか「女を使って仕事を取ってるんでしょ」などとは絶対に言われたくないと思うので。

 マッチさんとて、家庭を壊そうとはこれっぽっちも思っていなかった。「歌手」であるだけでなく「レーシングチームの監督」でもあるマッチさんは多忙な日々を送っていらっしゃる。海外でのレースもあるので、長期に家を空けることも多かったでしょう。

 その“家”を守ってくださっていたのは奥様であり、ご夫婦揃って、とても教育熱心だという近藤家にあって、結婚13年目に生まれた待望の男の子には絵画を習わせたり、語学教室に通わせたり、スポーツをさせたりしていたと聞きます。当然、「親が近藤真彦」であることは周知の事実。今回、マッチさんがケジメをつけたのは、お子さんを含めた“家族”を守るためにほかならなかったのでしょう。

 そのあたりはA子さんも理解していたと思われます。繰り返しになりますが、記事からは「略奪してやろう」というような悪だくみは一切、感じられないのです。

長期不倫の鍵となる“カムフラージュ軍団”は男と女でちょっと違う!?

 それでも「5年」も続いてしまったのは、どうしてなのでしょうか。私が考えるに、理由は3つ。1つ目は、彼女のお仕事が関係していると思うのです。そう、オーダーメードスーツの会社の社長さんという“お仕事”です。

 女性のファストファッションブームよりも先に訪れていた格安スーツのブーム。多くのビジネスマンが「これで、いい」と、自宅で洗えるスーツだとか、1着買えばスラックスが2本付いてくるようなスーツを選ぶようになりました。

 そんな中、オーダーメードのスーツを選ぶ客層というのは、どんなかたたちであるのかは想像つきますよね。彼女にとって、マッチさんと親しくしているということは、ものすごいステータスであり、当然のことながら、いいお客様も紹介してもらえる。“トロフィーワイフ”ならぬ、“トロフィーラバー”だったと言ったら失礼でしょうか。もっと古いワードを使えば「ベンリーくん」だったという気もします(苦笑)。

 2つ目は彼女の年齢です。マッチさんと25才差でしたっけ? ということは、彼女は歌手として全盛期のマッチさんをご存じない。しかも、KAT-TUNの中丸雄一クン(37才)のファンとのこと。最初にマッチさんに会ったとき、すぐには気づかなかったともいいますから、これは、マッチさんにとっても“ラクチン”な要素だったと思うのです。

 どこに行ってもチヤホヤされ、自分がそこまで望んではいないような“おもてなし”を受けてしまう。大御所のマッチさんは、もはや、どこに行っても、そういう日々だったと思うのです。が、彼女の態度はそこまで大仰なものではなかった。マッチさんにとっても、そして彼女にとっても、交際は“非日常”な“お楽しみ”だったように感じます。

 それに彼女には、マッチさんを「一生、支えてあげよう」といった覚悟も気持ちさえもなかったのではないでしょうか。繰り返しになりますが、やはり、このおふたりには過去の有名な不倫劇のように、“ドラマ”がない。だからこそ、互いの感情がよくも悪くも安定したままで、続いてしまったのでしょう。

 3つ目は、“カムフラージュ軍団”の存在です。マッチさんの奥様にとって、「許せない」「裏切られた」という気持ちに拍車をかけることとなった、マッチさんの不倫を手助けしていた男性たち。奥様も当然、お目にかかったことのあるかたたちばかりです。

 男性にも女性にも、不倫を手助けする人たちというのがいらっしゃるワケですが、概して女性のカムフラージュ軍団は、その気持ちが続かなくなってしまうんですよね。私の知り合いにも、某男性有名人の長きにわたる不倫を助けてあげている女性がいますが、彼女の場合は、いつ週刊誌にタレコんでもおかしくないほど(!)、いつもその男性のことを怒っています。

 そして愛人女性のことを「本当にかわいそう」と。個人性の生き物である女性は、その不倫劇が自分のことのように思えてしまうんでしょうね。過去、「女友達の怒り」によって露呈した有名人の不倫は多々あるものです。そして愛人女性も、女友達と話をしているうちに、男性のことが許せなくなってしまう……。

 でも、男性の場合は、「男友達を何が何でも守ろう」という責任感にも似た感情の方が強いのだと思います。今回のカムフラージュ軍団も決して面白がって行動していたのではないような気がするのです。

 ……と、またまた“法則”を思いついてしまった私ですが、20代の頃、もっとも取材をさせていただいた男性アーティストの1人がマッチさん。来年には、晴れて40周年コンサートの客席で盛り上がりたいものです。マッチさん、『ケジメなさい』!

構成■山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

※女性セブン2020年12月10日号

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