SMAPを解散扱いしなかったテレビ東京に“グッジョブ”の声 テレビ番外地の歴史

SMAPを解散扱いしなかったテレビ東京に“グッジョブ”の声 テレビ番外地の歴史

(提供:リアルライブ)

 先日放送された『テレ東音楽祭2017』(テレビ東京系)のSMAPの扱いに「空気読まないのがサイコー」、「テレ東はSMAPの味方だね」といった“グッジョブ”の声が挙がっている。

 同番組では、解散についていっさい言及せず、過去の映像を普通にオンエア。そこには、オートレーサー転向のため、1996年5月に脱退した森且行の姿もしっかりと映し出された。

 他局の場合、森の存在は、カットやボカシの処理がなされ実質的にタブー視されてきた。そこにはジャニーズ事務所の意向があったとも言われる。ならば、なぜテレビ東京では森を映せるのか。そこには“テレビ番外地”としての強みがある。

 「テレビ東京はもっとも後発のテレビ局であり、視聴率も万年最下位です。そのため、芸能事務所やスポンサーの圧力が強く届きにくい場所であり、その分、自由な番組作りが可能となります。現在はジャーナリストとして活躍する田原総一朗が、1960年代にディレクターとしてテレビ東京に在籍し、過激なドキュメンタリー作品を多く手がけたことで知られてますね」(放送作家)

 いまや人気芸人の爆笑問題も、1990年に大手事務所である太田プロダクションから一方的に独立したため業界から干された過去がある。その時、出演できるテレビ局は“番組表の両端”に位置するNHKとテレビ東京だけと言われた。(アナログ放送時代のテレビ東京には12チャンネルが割り当てられていた)

 「当然、NHKには芸能事務所の力関係はおよばず、そしてテレビ東京も大物芸能人は出てくれず、視聴率も低いため出演が可能だったのです。爆笑問題はお色気番組である『水着でKISS ME』に出演していました。のちに、この番組のスタッフと『大爆笑問題』を作り、再ブレイクの足がかりとなります」(前出・同)

 近年のテレビ東京は、ユニークな番組作りが評判となり視聴率も上昇しつつある。これからもテレ東だからこそできる番組作りに期待したい。

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