新世界王者・村田に頭が上がらなくなったフジテレビ

新世界王者・村田に頭が上がらなくなったフジテレビ

(提供:リアルライブ)

 フジテレビ系で22日に放送された「プロボクシング・WBA世界ミドル級選手権 アッサン・エンダム×村田諒太」の第2部(午後8時14分〜)の関東地区平均視聴率が20・5%(ビデオリサーチ調べ、以下同)だったことを、各メディアが報じている。

 22日は衆議院選挙の投開票日で、各局が、投票が終了し、開票がスタートする午後8時前から開票特集を放送。もともと、村田の世界戦は、日程が決まっていただけに、フジがどう放送するかが、注目されていた。

 午後8時はまだ、村田の試合前だったこともあり、投開票速報をしばらく放送。その後、村田の試合を迎えたが、随所に、衆院選の開票速報を挟んだ。

 不可解な判定で村田が敗れた5月のリベンジマッチだったが、結果、7R終了時で村田のTKO勝ち。村田の勝利インタビュー中には、画面下で、秘書への暴行・暴言問題で自民党を離党したが、立候補し、注目されていた豊田真由子氏が落選確実であることを伝えていた。

 瞬間最高視聴率は7R終了時、CMに入る前の午後9時4分の26・7%。平均視聴率20・5%は2017年のフジテレビ全番組中で最高視聴率。また、2000年以降のフジのボクシング中継としても最高視聴率だったというから、視聴率争奪戦で見事に勝利をあげた。

 「視聴率を稼がせてもらったからには、今後、村田と村田の所属ジムに頭が上がらなくなってしまった。村田の最終目標は、ほかのメジャー3団体で同階級のチャンピオンベルトを巻くKOキング・ゴロフキンとの王座統一戦。とはいえ、現時点の村田の実力ではかなわないだろう。ゴロフキンへの挑戦まで、フジが全面的に村田をバックアップするのは当然、ゴロフキン戦が実現した場合、とんでもない金額の放映権料を支払うことになりそうだ」(格闘技ライター)

 視聴率は申し分なかったものの、TKO勝ち直前にCMを挟んだため、「勝利の瞬間がよく分からなかった」などと、インターネット上では不満の声が上がってしまった。

 それがなければ、フジの“完勝”だったのだが…。

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