中居がMCテクを伝授した後輩Kって?

中居がMCテクを伝授した後輩Kって?

(提供:リアルライブ)

 ジャニーズ屈指の名司会者といえば、中居正広だろう。97年に弱冠25歳の若さで、『第48回NHK紅白歌合戦』の白組司会を務めた腕は本物。紅組司会を含め合計6回も司会を務め上げた唯一の男性アイドルだ。今年2月9日に開幕する平昌五輪のTBSメインキャスターにも就任。04年のアテネ五輪から、夏季、冬季大会を通じて8大会連続でメインキャスターを務めるのも納得できる。

 そんな中居をモデルケースとしている後輩は多い。SMAPにとって最後の直近の後輩となったKis-My-Ft2もその1組だ。キスマイはSMAPとマネージャーが同じ。退所後の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾をマネージメントしている飯島氏がその人で、彼女の采配によって、キスマイはバラエティスキルを高めた。派生ユニットの舞祭組を中居がプロデュース、楽曲の作詞を手がけたのも飯島氏の名案だ。

 キスマイで中居のポジションにいるのは、32歳で最年長の北山宏光。グループ7人をまとめる立場にいるため、長いジャニーズJr.時代を経て、11年にようやく歌手デビューできた際は、執拗に中居を食事に誘った。しかし、「なんで俺がおまえと行くんだよ」とその都度断られ、8回目にしてようやく受け入れられた。その後は、80年代のバラエティ界を席巻したヒロミと飲む席ももうけてもらった。

 14年の夏、努力を重ねた北山にビッグチャンスが到来した。SMAP全員が初めて総合司会を務めた『武器はテレビ。SMAP×FNS 27時間テレビ』(フジテレビ系)内の企画“スマップBUSAIKU!?”が、キスマイのレギュラー番組『キスマイBUSAIKU!?』(当時)がベースとなったため、仕切ることとなったのだ。SMAP5人がキスマイ7人と生放送で初めて絡む大仕事。ところがこのとき、番組スタッフは“27時間テレビ”内の1コーナーであることを理由に、中居に司会を依頼している。中居はこれを、あくまでも『キスマイBUSAIKU!?』であるという主張のもと却下。めぐりめぐって、北山仕切りで落ちついた。

 台本が手に届いたのは、本番の3日前。中居は控室に北山を呼び出して、計12人の座り位置を考え、話を振っていく技術などを教えた。本番中は、「あのゲストはこういう引きがある、ここはもうちょっと長くして」、「木村(拓哉)は絶対長くしたほうがいい。草なぎは(短くて)大丈夫」など、何度も助言した。

 そんな北山と藤ヶ谷太輔、玉森裕太ら“キスマイのフロント”は、『中居正広の身になる図書館』(テレビ朝日系)で共演。“キスマイのうしろ”舞祭組とはさらに親密で、スルメさんというオタクキャラでミュージックビデオに出演。17年12月13日にリリースされた1stアルバム『舞祭組の、わっ!』のボーナストラックに収録されている『Fire&Lightning』のコーラスに“なかいさん”の名義で参加して、現在開催中の1stライブツアーではVTR出演まで果たしている。

 SMAPとキスマイの再会は、もう2度と実現しない。だが、中居が後輩へ注ぐ愛に終りはなさそうだ。

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