漫画でブレイクの矢部太郎、○○の天才だった

漫画でブレイクの矢部太郎、○○の天才だった

矢部太郎

 カラテカの矢部太郎が、エッセイ漫画家としてブレイク中だ。大家のおばあさんとの日常を描いた作品『大家さんと僕』(新潮社)が20万部を超えるベストセラーとなり、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。さらに、続編の連載が『週刊新潮』ではじまり、新たな物語をつむいでいる。

 矢部といえば、オドオドとした性格と緊張から股間を掴むクセなど、どちらかといえば情けない部分ばかりが注目されてきた。だが、漫画に限らず文化的な分野で能力を発揮しているともいえるだろう。

 「もっとも知られているところでは、『進ぬ! 電波少年』(日本テレビ系)の語学系企画でしょう。芸人として『◯◯人を笑わしに行こう』と目標をかかげ、語学をゼロから習得しました。自己紹介などの簡単な会話文を質問され、答えられないと飯抜きという過酷な企画です。矢部はおよそ1年の間に、スワヒリ語、モンゴル語、韓国語、コイサンマン語の4か国語を習得しました。矢部はもともと、東京学芸大学で欧米研究を専攻していただけに語学との親和性は高いといえるでしょう」(放送作家)

 「電波少年」ではさまざまなチャレンジ系企画が行われたが、矢部の場合は明らかに才能がなければ成立しない企画である。

 「このほかにも頭脳系のネタとしては、合格率が5%ほどの難関試験である気象予報士の資格を2007年に取得しました。変わり種のお天気キャスターとして知られた福井敏雄さん(2005年死去)のあとをつぎたい思いがあったようですね。さらには、雑学系のテレビ番組では伊集院光らを抑えてトップに立つなど、物知りとしても知られています」(前出・同) 矢部は『火花』で芥川賞を受賞したピース又吉に続く、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの文化系芸人となりそうだ。

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