吉本以外の個人事務所事情は? 鶴瓶の事務所にはあのピン芸人も所属していた

吉本以外の個人事務所事情は? 鶴瓶の事務所にはあのピン芸人も所属していた

笑福亭鶴瓶

 笑福亭鶴瓶の主演映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』が、11月1日に全国公開された。山本周五郎賞を受賞した帚木蓬生氏の原作が、映画『愛を乞うひと』の平山秀幸監督の脚本で映画化。主演の鶴瓶はおよそ7㎏減量して、死刑囚でありながら刑の執行が失敗して、精神科病棟にいる秀丸を好演している。すでに中国版アカデミー賞と呼ばれる「金鶏百花映画祭」外国語映画部門にノミネートされるほど、前評判がいい。

 そもそも鶴瓶は、アカデミー賞俳優だ。主演映画の『おとうと』と『Dear Doctor』で、「日本アカデミー賞」優秀主演男優賞を受賞している。また、『ふしぎな岬の物語』でも、優秀助演男優賞を獲っている。

 そんな鶴瓶は、所属している松竹芸能とは別に芸能事務所「デンナーシステムズ」を構えている。元松竹芸能東京支社長で解散したオセロの元マネージャー・難波規精さんが、鶴瓶のマネージャー・千佐隆智さんと興した、芸能マネージメントと番組制作・イベント運営などの管轄・運営会社だ。

 元オセロの中島知子が洗脳問題で松嶋尚美と仲たがいした前後で、松嶋は独立して、デンナーシステムズのグループ傘下会社『ステッカー』に移籍。のちに同社は時間をかけて業績を上げていき、鶴瓶の長男で俳優の駿河太郎、女優・清野菜名と松嶋の3枚看板となった。

 駿河は今年だけで、『おしい刑事』(NHK BSプレミアム)、『べしゃり暮らし』(テレビ朝日)、『引き抜き屋 〜ヘッドハンターの流儀〜』(WOWOW)と3本のドラマに出演。清野は『丸亀製麺』や『花王ロリエ』、『SUZUKI ソリオハイブリッド』などのCMキャラクターを務め、ともに稼げるタレントになった。

 「『ワイルドだろ〜』で一世風靡した一発屋芸人のスギちゃんも、まったく売れていなかったピン芸人“杉山えいじ”だったころ、デンナーにいました。スギちゃんは元名古屋吉本芸人。コンビを解散後に上京して、浅井企画に移籍。退社してピン芸人に転向した08年から3年ほど、デンナー所属でした。現在はサンミュージックプロダクションです。ちなみに、杉山えいじからスギちゃんへの改名は、名古屋時代の旧友で元芸人で占い師・ゲッターズ飯田さんのアドバイスでした」(芸能記者)

 地球儀を片手に、「君のハートに、レボ☆リューション!」が決め台詞のゴー☆ジャスも、元デンナー芸人。現在はYouTuberとして大人気で、芸能人によるゲーム実況バラエティチャンネル『ゴー☆ジャス動画』は登録者数40万人を超える。宇宙海賊の風貌、ピン芸人であることに変わりないが、ゲーム芸人という価値も乗っかった今、プチブレイク中。ちなみにゴー☆ジャスも、現在はサンミュージック所属だ。

 “鶴瓶系タレント”。時間をかけ、熟成されると売れるのか…。

(伊藤由華)

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