『M-1』和牛に復活優勝シフト、感動狙いの「わざと一度落とした説」も

『M-1』和牛に復活優勝シフト、感動狙いの「わざと一度落とした説」も

和牛・水田信二、川西賢志郎

 『M-1グランプリ2019』(テレビ朝日系)の放送が12月22日に迫っている。ネット上では、優勝グループの予想合戦で盛り上がっているが、多く聞こえてくるのが和牛の復活優勝を期待する声である。

 和牛は作り込まれたネタのクオリティに定評があり、2016年から18年にかけては三年連続で準優勝となり、皮肉を込めて「M-1の帝王」とも呼ばれる。和牛の準決勝敗退が決定した同日の12月4日深夜放送の『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)では、「(優勝して)卒業しよう」と意気込みが語られていた。この番組は事前録音であり、和牛は結果を知らない。それでも決勝進出を確信し、優勝への望みを語っていた。

 ファンや視聴者ならず当人たちにも、「今年は和牛が優勝」といった流れがあったと言える。

 ただ、それが周囲に知られすぎているために、「普通に優勝」では面白みがないのも確かだろう。ネット上では「これは和牛優勝させるために、わざと一回落としてるんじゃね」「敗者復活からの優勝ならドラマがあるもんな」といった声が聞かれる。もちろん、結果がすべて決まっているわけではないだろうが、和牛の優勝シフトをより感動的に演出するための準決勝敗退が用意された可能性はありそうだ。予言が成就することで知られる有吉弘行も、自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で和牛の復活優勝の可能性に言及していた。

 過去の『M-1』において、敗者復活からの優勝は二度ある。2007年の第7回大会のサンドウィッチマンと、2015年に復活した第11回大会のトレンディエンジェルである。サンドは当時ほぼ無名の芸人であり、トレエンは双方ハゲというキャラ芸が勝ち抜き話題となった。和牛も2016年に敗者復活から勝ち上がり決勝へ進出し、準優勝している。

 今年はアインシュタイン、ミキなど実力派コンビも準決勝で敗退しており、『M-1』最大の注目ポイントは敗者復活戦とも言えそうだ。

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