岸博幸氏、森友問題は「トップが辞任しない悪しき例」と危惧

岸博幸氏、森友問題は「トップが辞任しない悪しき例」と危惧

岸博幸氏、森友問題は「トップが辞任しない悪しき例」と危惧

中西哲生がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。6月6日(水)放送の「BREAKFAST NEWS」のコーナーでは、慶應義塾大学大学院教授の岸博幸さんに、森友問題をめぐって「財務省がおこなった調査報告」について伺いました。



6月4日(月)、財務省は森友問題に関する調査報告をおこない、一連の記録文書の改ざんに至る経緯を明らかにしました。しかし岸さんはこの調査報告について「正直に言って全然ダメ」と辛口コメント。というのも、麻生太郎財務大臣が会見で述べていた「文書を改ざんした理由がわかれば苦労はしない」という発言からもわかるように、結局改ざんに至る本当の理由は明らかになっていません。加えて報告書は身内である財務省の人間が関係者に事情聴取をしてまとめたものであるため、改ざんを主導したとされる佐川宣寿前理財局長がその過程で誰に相談・報告したのかはうやむやなままになっています。

結果、佐川氏には退職金の約1割減というだけの処分がされ、麻生大臣は閣僚給与1年分を自主返納する方針。これだけ大きな問題でありながら、あまりにも甘い処分に岸さんも驚きを隠せません。これからの展開について岸さんは、「野党がよほど世論を盛り上げるか、新しい証拠を見つけない限りこれで幕引きになる」と懸念し、「今後どんな事件や不祥事が起きても、トップが辞任しなくても良いという悪しき前例を作った」と批判します。

さらに岸さんが問題視するのが、政府が数ヵ月間にわたって森友・加計問題の不祥事対応に追われていたせいで国の成長戦略についての議論が進まなかったことです。6月4日(月)には成長戦略を話し合う「未来投資会議」が開催されたものの、新しい改革や具体的な戦略の提案はほぼゼロ。中身のない議論が続くことに、岸さんは「日本の将来を考えると非常にまずい状態」と述べていました。


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【番組概要】
番組名:クロノス
放送日時:毎週月〜金曜6:00〜8:55
パーソナリティ:中西哲生(月〜木)、速水健朗(金)
アシスタント:ケリーアン(月〜水)、綿谷エリナ(木〜金)
番組Webサイト:http://www.jfn.co.jp/ch/

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