秋にオススメの本3選! “漫画”や“食”好きにピッタリの1冊とは?

秋にオススメの本3選! “漫画”や“食”好きにピッタリの1冊とは?

秋にオススメの本3選! “漫画”や“食”好きにピッタリの1冊とは?

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」。10月1日(月)の生放送では、選書家でブックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さんに、これからの季節にオススメの本を教わりました。



「選書家」とは、どんな本を読めば良いか選ぶほか、書店や図書館を作ったり、本そのものを作ったりする仕事です。最近、幅さんは外務省からの依頼で、アメリカ・ロサンゼルスなどにある、日本の文化を紹介する施設に図書館を作ってきたそうです。

年間何万冊もの出版物があるなか、書店や図書館を作る際にはどのように本を選ぶのでしょうか。幅さんは自分が関わっていない書店に出向き、直感を頼りに「知らない本」をセレクトするそうです。「気分はハンターです。現代は直感を発揮する場面がどんどん減っています。本くらいは『これだ!』と決めて選んで良いのでは」と幅さんは言います。

そんな幅さんが選ぶ、この秋の読書にオススメの書籍。1冊目は、南信長さん著「漫画の食卓」(NTT出版)です。普段読むのは漫画ばかり……と恐縮するたかみなに、幅さんは「漫画も立派な本の一部です。猛烈にいいですよ。漫画が本じゃないなんて言ったら出版社が困ります。本の読み方は自由でいい」とやさしく笑いかけます。
「漫画の食卓」は、漫画における食の描写を集め、200以上の作品から厳選したメニューを紹介している漫画ガイド。ギャグ漫画「ギャートルズ」の骨つき肉がどれだけ以後の漫画に影響を与えたか、から始まり、野球漫画「ドカベン」の名物キャラクター・岩鬼正美がなぜサンマが好きなのかなどを解説しています。幅さんは「かなり濃厚な1冊。漫画好き・食好きならぜひ」と太鼓判を押しました。

2冊目は九螺(くら)ささらさん著の「神様の住所」(朝日出版社)。これは、短歌を収めた書籍です。九螺さんは、SNSで作品発表を続けてきた若き歌人。独学で短歌を学んできたそうです。幅さんによると、物事の捉え方が独特で、本のなかには「わかる」と思わずうなずいてしまう短歌がいくつもあるとか。

3冊目は、椹木野衣(さわらぎのい)さん著、絵の見方と評論の作法がわかりやすく書かれた「感性は感動しない 美術の見方、批評の作法」(世界思想社)。「芸術において『感動』は諸悪の根源」という過激な言葉で始まるこの本は、「感性は無理に共有するものではなく、自分のなかから湧き上がるもの。『高めよう』ではなく、心の自由のまま素直に受け取るもの」ということを記しています。

3冊の本を紹介した幅さんは、最後に「シェア中心の今の世のなかで、本は1人で楽しむもの。自分の孤独と向き合うことが必要な時期がくるので、そんなときに本を手に取ってもらえれば」と語りました。

たかみなが「私も1人の時間が好きで漫画を読んでいる」と伝えると、幅さんは「漫画で自分と対話するものもいいと思う。でも、“文字だけのもの”も別次元にジャンプさせてくれる可能性もあるので、短いものからでも読んでみてほしい」と進言していました。


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【番組概要】
番組名:高橋みなみの「これから、何する?」
放送日時:毎週月〜木曜 13:00〜14:55
パーソナリティ:高橋みなみ
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/korenani
番組SNS:
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