ふかわりょう「コンプレックスのようなものがあった」エッセイ集「世の中と足並みがそろわない」執筆を振り返る

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。5月8日(土)放送のお客様は、お笑い芸人・ふかわりょうさん。情報番組のMCやコメンテーターをつとめるほか、ROCKETMAN(ロケットマン)としてDJ活動もする一方で、昨年はエッセイ集「世の中と足並みがそろわない」(新潮社)を出版。ここでは、同書を執筆するまでの経緯を語りました。


ふかわりょうさん



1974年、神奈川県出身のふかわりょうさん。慶應義塾大学在学中の1994年にお笑い芸人としてデビュー。「あるあるネタ」「リズムネタ」の先駆けとなる「小心者克服講座」でブレイク。「シュールの貴公子」と呼ばれながら、バラエティ番組では先輩から愛される、いじられキャラとして人気者に。2012年から「5時に夢中!」(TOKYO MX)のMCを担当し、現在は「バラいろダンディ」(TOKYO MX)のMCや「ひるおび!」(TBSテレビ系)のコメンテーターをつとめています。また、別名義のROCKETMANとして全国各地でDJをおこない、楽曲提供やアルバムを多数リリースするなど幅広く活躍しています。


TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」5月8日(土)放送ゲスト:ふかわりょうさん



◆自分さらけ出すことをやってこなかったので…

川島:ふかわさんは昨年、エッセイ集「世の中と足並みがそろわない」(新潮社)を出版されました。

ふかわ:コロナが深刻化する前に、新潮社の方から「興味があるので何か書きませんか?」と言われまして。それも書籍化が約束されているわけでもなく、ただ「興味があるので、ちょっと書いてみませんか?」と。その言葉が、水溜りに1滴の雫が落ちるように、私の体内をじわじわと侵食し始めてきて。もう、これは書かないとだめだなと思って。でも、何を書こうかなってなるじゃないですか?

川島:もちろん。

ふかわ:今までの自分の活動、芸能界において、人に言葉を添えることを多くやっていたので、自分自身をさらけ出すことをやってこなかったことに、コンプレックスのようなものがあったんです。そこで、“自分のことをさらけ出そう”っていうテーマにして。胸の奥のほうに昔からあるモヤモヤしたものを、ちょっとすくってみようかなって思って。なにが出てくるかは分からないけど、恐る恐るすくいながら書いたのが今回のエッセイです。

ただ、自分のなかでは、決して共感を得ようと思ったわけではなく、自分の内面をさらけ出すこと(が目的)だったので。でも出してみたら、共鳴してくれる方が意外と結構多くて。

川島:胸の奥底に、その思いを沈めて生きてきたというか。

ふかわ:ええ。そんな嬉しい予想外なこともありました。ただ、(人との)隔たりがあったり、足並みがそろわないことに対して悲観も楽観もせず、“隔たりは、隔たりとして眺めていればいいんじゃないか”というようなことを書いているので、決して読者に優しく寄り添っている感じでもない(笑)。

川島:“大丈夫だよ”と言ってくれる本でもなければ、自己啓発でもない。

ふかわ:全然そういうノリじゃないので。

川島:こんな人もいるよという。

ふかわ:はい。

??毎週土曜の55分間だけ営業する旅行会社EDC(=Eureka Drive Corporation)の社員たちが担当するPodcast番組(AuDee /Spotify)も、ぜひチェックしてください!

次回5月29日(土)のお客様は、中田花奈さんです。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/

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