コロッケ 人気絶頂期に「ものまね王座決定戦」を降板した理由は!? 「ものまね四天王不仲説」など当時を振り返る

お笑いコンビ・麒麟の川島明がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。「あなたの心を、ここではないどこかへ」をテーマに、ゲストの「ココロが動く(=エウレカ)思い入れのある場所」へと案内していきます。9月11日(土)放送のお客様は、お笑いタレント・コロッケさん。ここでは、「ものまね王座決定戦」を降板した理由、今後の活動への思いについて語りました。


コロッケさん



1980年に「お笑いスター誕生!!」(日本テレビ系)でテレビデビューしたコロッケさん。「ものまね王座決定戦」(フジテレビ)で優勝後は、清水アキラさん、栗田貫一さん、ビジーフォーとともに「ものまね四天王」の1人として、ものまねブームの中心的存在に。2014年に文化庁長官表彰、2016年に日本芸能大賞を受賞された、ものまね界のレジェンドです。
2021年2月には、コロッケさんがプロデュースするコロッケ専門店「コロッケのころっ家」が東京・新小岩にオープンしました。


TOKYO FMの番組「SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ」。9月11日(土)放送のゲスト:コロッケさん。



◆人気絶頂期に「ものまね王座決定戦」を降板した理由


美川憲一さんのものまねをするコロッケさん



川島:1992年、コロッケさんが32歳のときに「ものまね王座決定戦」を自ら降板されたそうですね。なんでですか?

コロッケ:視聴率は30パーセントを超えていましたね。

川島:絶頂期ですよね?

コロッケ:そうですね。やりたいことが、やれなくなってきたんですよ。

川島:と言いますと?

コロッケ:だいたいそうだと思うんだけど、番組っていうのはプロデューサーとか、いろんな人から言われたことをやらなきゃいけない空気になっていくんですよね。なので俺は、「このままだとものまねの壁にぶち当たるな」と思ったんです。自分はエンターテインメントをしたかったけど、「ものまね王座決定戦」では1分しか時間がもらえないんです。自分のエンターテインメントを伝えるためには、3分から5分は欲しかったんですよね。

それでいろいろと揉めたし、「このままいても“ぬるま湯”だな」と思ったんです。「ものまね四天王」としていい扱いは受けているけれど、2、3年経ったらものまねブームはなくなると思ったから、プロデューサーと話し合って。半分ケンカのような感じで辞める形になりましたけどね。

川島:当時32歳でしょう? よくそんな冷静に分析できましたね。

コロッケ:俺ね、昔からなんだけど仕事が多いと「ヤバい」って思う人だから。

川島:「いつか終わってしまう」って思っちゃう?

コロッケ:そう。だから「終わらないためにはどうすればいいか」って、次のことを考えている。特にものまねは1、2回見る分にはいいけれど、3回目になると「他にはないの?」「もう見たよ」って言われてしまう芸風だから。ものまねは、芸能界で一番飽きられやすい芸風だと思ってる。

川島:消費されるのが早いと。「ものまね王座決定戦」を辞めるとき、「ものまね四天王」の他の3人は何も言わなかったんですか?

コロッケ:「辞めて自分のことをやりたい」って言ったら、みんながみんな「お前はバカか?」って言われましたね(笑)。

川島:だって、やっと夢が叶ったってときだったんでしょう?

コロッケ:人気絶頂のときでしたしね。グッチ裕三さんが、最後まで俺を説得してくれたんですよ。

川島:「考え直せよ」と。

コロッケ:ええ。グッチ裕三さんは笑い話にしてくださったんですけど、そのとき僕が言った言葉は「船は出たのよ」だったんですよ(笑)。

川島:ほう! どういう意味ですか?

コロッケ:荒波のなか、あえて自分から漁に出るというか。俺はそういうことを伝えたかったんですよ。

川島:なるほど。自分のなかでは答えが既に決まっていたんですね。

コロッケ:決まっていた。だから、「船は出た」って言ったんですね。それで、「こいつには何を言っても無駄だな」って感じたと思います。

川島:違うところに行くんだろうなっていうのは伝わったでしょうね。とは言え逆境じゃないですか? そういう辞め方をすると、視聴者側は勝手に「ものまね四天王不仲説」を考えちゃいますよね。

コロッケ:不仲説は、ずっと言われていましたよ。「コロッケはみんなと仲が悪い」ってね。

川島:僕も当時そう思ってました。

コロッケ:(笑)。でも、いまだに「ものまね四天王」のみんなとは電話で話したりしますよ。仲が悪いわけではないです。やっぱり、一緒に戦い合った“戦友”なので。お互いの好きなところも言い合えますしね。

川島:抜けた理由は、主戦場をテレビではなく、ライブにしたかったってことですか?

コロッケ:いや、他の場所でものまねをやらせてくれるところを探していたんですよ(笑)。ライブもできるようになったし、日本テレビでも、ものまね番組を立ち上げることができたので。そこでできたのが(五木ひろしさんのものまねをロボットが披露する)「五木ロボット」ですよ。

川島:そこで生まれたんですか! じゃあ、ぬるま湯に浸かっていたら(五木ロボットは)できなかったかもしれないですね。


五木ひろしさんのものまねをするコロッケさん


◆今後はプロデュース業にも尽力

川島:今後はプロデュース業にも挑戦してみたいそうですね。プレイヤーも続けつつ、プロデューサーも(おこなっていくそうですね)。

コロッケ:そうです。(まずは、今年の2月にオープンしたコロッケ専門店)「コロッケのころっ家」のプロデュースですね。あと、僕の地元が熊本なので、熊本のPR動画を世界に配信する演出とプロデュースをやることになりました。

川島:へええ!

コロッケ:熊本のいいところ、おいしい食べ物、そういうものを全部、日本と世界に向けて配信するために動いています。今度、ギタリストのMIYAVIが清水寺でライブをやるんですけど、そこの演出やパフォーマンスもします。MIYAVIとは仲がいいんですよ。いろんな人と、いろんなことをやっていこうと思っていますね。

コロッケとしては、東京・明治座で10月に舞台「令和千本桜〜義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ 2021」を上演します。(コロナ禍での東京は)緊急事態宣言が(発出されるタイミングなども)あるので、まだどうなるのかは、はっきりとはわからないですけどね。自分の舞台やライブもしながら、他のこともやっていけば、後輩たちを生かせる場を作ることができると思うんですよね。

川島:パワーにあふれていますね。

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次回9月18日(土)のお客様は、バンドネオン奏者・小松亮太さんです。お楽しみに!

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聴取期限 2021年9月19日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:SUBARU Wonderful Journey 〜土曜日のエウレカ〜
放送日時:毎週土曜 17:00〜17:55放送
出演者:川島明(麒麟)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wonderfuljourney/

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